インスタで人気のかわいいお顔が描かれた@peroriiiiiiさんのおやつとごはん。思わず真似したくなるような料理がたくさんアップされています。
見ているだけで、ほっこり笑顔になれるようなレシピがたっぷり詰まった本『顔ごはんと顔おやつ』を参考に親子で料理してみた様子をレポートします。
身近にあるもので簡単に実践できる
料理を作るのは好きだけれど、レシピ通りになかなか上手につくれない不器用タイプの筆者。キャラ弁にも挑戦したことがなく、いつか子どもにかわいらしいお弁当やごはんを作ってあげたいと考えていました。
そんなときに出会った、ぺろりさんのレシピ。本を見てみると、ストローやピンセット、ハサミなど道具も身近にあるものが多く100均で手に入るものばかり!「これなら、作れそう」と思い挑戦してみることにしました。
簡単なお顔レシピからチャレンジ!
はじめに、道具や材料を揃えなくても済みそうなものから挑戦!毎日食べている、地味な見た目の納豆ご飯も盛り付けを変えるだけで、こんなにかわいくハッピーな気持ちに。普段は納豆ご飯に目もくれない子どもたちから「食べてみた~い」という声が。料理は、味だけではなく見た目も大切なのだなということを改めて実感。
子どもと一緒に調理を楽しむ時間が増えた
おうち時間が増えて、子どもと一緒に調理する機会も増えたのですが、いつも作るものが決まってしまいマンネリ化していたところ。そこで、ぺろりさんの本をみて興味津々の5歳の娘と一緒に顔おやつ、顔ごはんに挑戦してみました!
真っ赤なトサカがかわいい!「ぴよぴよソーセージ」
ラップで丸く握った小さめの塩おにぎりに、黒ゴマとコーンでお顔を作ります。
赤いソーセージをのせてトサカを作ったら完成!カラフルで見た目も華やか。
くちばしのコーンがなんとも愛らしいです。「かわいくて食べられない」としばらく見つめたあと、ぺろりと残さず完食。小さなサイズのおにぎりで、子どもにちょうどいい量なのも嬉しいですね。
市販のおやつに顔をつける
ぺろりさんの本には、おやつをつくるところからのレシピと市販のおやつにお顔をつけるレシピがありますが、市販のおやつのお顔つけに挑戦!
コンビニなどでも販売されている、わらび餅に白と黒のチョコペンでお顔を作ります。目玉の部分は、私が描いて口は娘が描いていきます。つまみ食いをした跡が口の横にありますが、真剣な表情。
「怒ってる子もつくったよ」とってもかわいらしい、わらび餅オバケ?ができました!わらび餅を食べるときは、きな粉か黒蜜をかけて食べていたけれど、チョコをかけても美味しい!という新しい発見も。
食育にもつながる!楽しいレシピがいっぱい
「黒猫おにぎり」の白い部分は大根をスライスしたもの。ぺろりさんのお顔レシピは、かわいいだけではなくちゃんと美味しい!キャラ弁って見た目だけで、美味しくないのでは?と思っていた私の考えを覆してくれました。
そして、さりげなく野菜を取り入れられるので、子どもが苦手なものでも喜んで食べてくれるようになりました。マヨネーズなしで生野菜を食べられるようになったのには、驚き!
子どもの日、ハロウィン、クリスマスなどの行事に合わせたレシピも満載!子どもが喜ぶ料理でホームパーティーも盛り上がりそうですね。
娘と一緒にお顔レシピに挑戦するようになってから、買い物に行くと「この野菜は目になるんじゃない?」など、子どもならではの発想力でいろいろな提案をしてくれるように。お顔をつけるだけで、子どもの食に対する意識がこんなに変わるなんて思いもよりませんでした。喜んで食べてくれるなら作り甲斐もあります!家族がほっこり笑顔になるお顔レシピ、皆さんもぜひ試してみてください。
文・構成/やまさきけいこ
インスタで展開された圧倒的な実例を盛り込みつつ、インスタで詳しく説明されていない、「目」「口」「鼻」「髪」のバリエーションとつけ方、おやつやイベント系やお弁当や、役立つレシピを展開。ページをめくるのが楽しくなる本です!