「手ぶらで来てね」と言ったのに…。正直もらって困ったもの、ハズさないおすすめ手土産は? 1482人に聞いた令和の手土産事情を大調査【HugKum総研】

実家や義実家への帰省、パパ・ママ友のおうちにお呼ばれ…。そんなときの「手土産」、みなさんは何を基準に選んでいますか?「何を選んだらいいかわからない」「選ぶのに時間がかかる」「お返しはどうしたらいい?」など、手土産あるあるをHugKum読者に大調査しました。手土産に対する本音や、実際に困ったことなど、リアルな声をご紹介します。よく選ばれている読者イチオシの「おすすめ手土産」もご紹介します!

調査期間:2025年12月26日~2026年1月15日 回答者数:0~12歳の子どもがいる保護者1482人

どんなときにどんな手土産を持って行く?

「手土産を渡すのはどんな場面が多いですか?」(回答者数:1482人、複数選択可)
「手土産を渡すのはどんな場面が多いですか?」(回答者数:1482人、複数選択可)

そもそも手土産って、みなさんどんなタイミングで渡すことが多いのでしょうか。「手土産を渡す場面」を聞いたところ、「実家・義実家」(980人)「親戚・友人」(713人)「ママ友・パパ友宅への訪問」(624人)「仕事関係」(509人)「子どもの習い事・学校関係」(156人)となりました。比較的納得の結果だったのではないでしょうか。

「手土産として選ぶことが多いものは何ですか?」(回答者数:1482人、複数選択可)
「手土産として選ぶことが多いものは何ですか?」(回答者数:1482人、複数選択可)

「手土産の種類」を聞いたところ、「焼き菓子・スイーツ、子ども向けのお菓子」が1,267人と最多。「フルーツ・ゼリーなど軽めの食品」(362人)「飲み物(ジュース・お茶・コーヒーなど)」(282人)と比べると、圧倒的に多い結果となりました。

気軽に持って行くことができて、みんなで楽しめる安心感も、焼き菓子やスイーツが選ばれる理由かもしれません。

手土産選びで重視するポイントは?

「手土産で一番重視するポイントはなんですか?」(回答者数:1482人)
「手土産で一番重視するポイントはなんですか?」(回答者数:1482人)

では手土産選びをするときに、みなさんはどんなポイントを重視しているのでしょうか。半数近くの人が重視していたのが「味・おいしさ」(709人)。次いで、「値段の妥当さ」(315人)「見た目・映え」(231人)「相手の負担にならないか」(140人)と続きます。

またこんな意見も。

「個包装されており、包丁やナイフなどで切り分ける必要がないもの。また、お皿やフォークなどを使わずに食べることができるもの」(女性/東京)
「海外の方なら日本らしさ、地方の方ならその地域で買えないもの、子どもなら限定のキャラクターグッズなど、渡す相手によって選び方も変えています」(女性/大阪)

おいしさはもちろん、個包装で手軽に食べられることや、渡す相手・シーンに合わせて選びたいという声もあり、手土産に込められた思いやりの気持ちが伝わってきました。

「子どもがいる家庭への手土産で気にすることは何ですか?」(回答者数:1482人、複数選択可)
「子どもがいる家庭への手土産で気にすることは何ですか?」(回答者数:1482人、複数選択可)

「子どもがいる家庭への手土産」に限定した設問では、最も重視するポイントとして「個包装」(642人)が挙げられており、子どもの食べやすさ、配りやすさもパパ・ママならではの注視ポイントのようです。自由回答でも「こぼれにくいもの」「けんかせずに分けられるもの」など、食べやすさや分けやすさへの気遣いが多く、子育て世代らしい視点が見えてきました。

そのほかにも、「親向け・子ども向けのバランスを気にする」(609人)という声に加え、「アレルギー配慮」(499人)や「添加物が少ないもの」(316人)など、安全面を気にする声も多く見られました。

正直困った! 「手土産」のお悩みあるある

「正直もらって困った手土産はありますか?」(回答者数:1482人、複数選択可)
「正直もらって困った手土産はありますか?」(回答者数:1482人、複数選択可)

では「もらう側」の立場になるとどうでしょうか。「正直もらって困った手土産はありますか?」という設問では、「日持ちしない」(591人)「好みが合わない」(553人)が突出して多く、「子どもが食べられない」(252人)「高そうで気を遣う」(235人)と続きました。

最も多く挙がった「日持ちしない」に関しては、自由回答でもこんな意見が挙がっています。

「以前、常温保存できない手土産を持って行ってしまい、渡すタイミングまで保冷に気を遣わせてしまったことがあり、それ以来、持ち帰りやすさと保存性も強く意識するようになりました」(男性/東京)
「日持ちが1日の葛餅を大量にいただいたことです。とてもおいしい銘菓なのですが、いかんせん量が多く、食べきれなくて困りました」(東京/女性)

日持ちや量、持ち帰りやすさなど、持ち歩きの時間や家族構成まで思い浮かべて選ぶことが、手土産選びの大きなポイントといえそうです。こうした「相手を想像する難しさ」は、自由回答にも色濃く表れていました。

「相手の好みが分からない」問題!

「相手の家族構成や食の好みが分からないときの手土産選びが困ります」(男性/福岡)
「相手の好みが分からず無難なものを選びがちだが、本当によろこんでもらえているのか不安です」(女性/埼玉)
「自分がおいしいと思うものをあげていたが、実は相手はそう思っていなかった…ということも。相手の好みも聞けばよかったと思うことがありました」(女性/大阪)

圧倒的多数の方が挙げていたのが「相手の好みが分からない」という悩み。特に初対面や付き合いの浅い相手への手土産は、好き嫌いはおろか、家族構成すら分からず、選ぶのに迷いがちという人が多いようでした。

また、各家庭の事情に配慮したこんな意見も。

「幼児がいるご家庭だと、アレルギーや固さ、甘さが気になってしまって毎回少し悩みます。結局これなら大丈夫かな…と無難な焼き菓子を選ぶことが多いです」(女性/高知)
「アレルギーのあるお子さんのいるご家庭に渡すときに、どう商品を選ぶべきか困ることがあります」(女性/千葉)
「妊婦さんへ、お酒を使ったケーキを持って行ってしまったこと」(女性/広島)

パパ友・ママ友との集まりでは、アレルギーや妊娠中の方への配慮など、相手の状況を考えて手土産選びがより慎重になるという声が多く、細やかな心配りが感じられました。

価格・相場・お返しに悩む! といった声

「手頃な価格でおしゃれな物を選ぶのが難しい」(女性/大阪)
「いただいたものが高級すぎてお返しに困りました」(女性/東京)
「周りと手土産の相場を合わせたかったのに、聞ける相手がいなかったこと」(女性/愛知)
「持ち寄った手土産が、スーパーのお菓子とデパ地下のお菓子など値段が違いすぎたとき」(女性/神奈川)

特に複数人で集まる場や「手ぶらで来てね」と言われたときなどの手土産問題は、本当に迷うという意見が目立ちました。「同じものを持って行ってしまって気まずかった」という体験談も聞かれます。

さらに、「いつも同じ手土産ばかり選んでしまう」というマンネリ化の悩みや、「急に必要になったとき近くに店がない」「渡すタイミングを逃してしまった」といったエピソードも寄せられました。「前に同じものをもらっていないか、相手のインスタで確認する」といった、SNSを活用した手土産リサーチの工夫も見受けられました。

これなら間違いない! 読者イチオシの手土産は?

実際HugKum読者はどんな手土産を選んでいるのでしょうか。アンケートでは「これなら間違いない!」と思うおすすめ手土産を具体的に挙げてもらいました。おすすめトップ5をご紹介します。

1. ヨックモック

ヨックモックの「シガール」と答えた人がかなり多数。「甘さが控えめで年齢問わず食べやすく、個包装で日持ちもして、軽くて持ち帰りやすい。自宅用にも来客用にも回しやすい」と、太鼓判を押している方もいました!

2. ガトーフェスタ ハラダ

ガトーフェスタ ハラダといえば、ラスク「グーテ・デ・ロワ」。サクサクとした食感と芳醇なバターの香りがやみつきになるお菓子です。おしゃれで特別感があるのに「実はそんなに高すぎない」という価格帯もポイントのひとつ。1,000~2,000円前後で、数も入っていて気軽に配れるのがありがたいですよね。

3. アンリ・シャルパンティエ

定番のデパ地下お菓子として「アンリ・シャルパンティエ」を挙げる人もいました。フィナンシェやマドレーヌが人気のお店で、個包装で日持ちするのもポイント。「アンリ・シャルパンティエなら価格帯も広く、どれもおいしいのでおすすめ!」と推す声も。

4. とらや

和菓子なら「とらや」がおすすめ、という声が挙がりました。回答では「老舗の安心感のあるとらや。年齢層やシーンを選ばず、きちんとした印象を持ってもらえるので、目上の方やあらたまった場面でも失敗がありません」という意見も。特に高齢の方や目上の方へのおもたせ・贈り物に重宝している方が多そうです。

5. 治一郎

バウムクーヘンなら「治一郎」がいい! という声が挙がりました。ホールだけでなく、カットサイズで個包装の商品がそろっているのも選ばれる理由のひとつ。生菓子のようなしっとり感が楽しめるのに、商品によっては常温保存ができ、日持ちにも配慮されている点が、手土産として頼りにされているようです。

パパ友・ママ友向けの手土産の予算は?

「ママ(パパ)友向け手土産の予算として、ちょうどいいと感じる金額は?」(回答者数:1482人)
「ママ(パパ)友向け手土産の予算として、ちょうどいいと感じる金額は?」(回答者数:1482人)

パパ友・ママ友向けの手土産の予算」を聞いてみたところ、「1,000円未満」(266人)「1,000円以上~1,500円未満」(652人)「1,500円以上~2,000円未満」(343人)「2,000円以上~3,000円未満」(192人)「3,000円以上」(29人)となりました。

先ほど上位に挙がっていた「ヨックモック」や「ガトーフェスタ ハラダ」にも、1,000~2,000円ほどで買える商品が多く、結果とも合致しているといえそう。

おすすめの手土産には、ほかにも「シャトレーゼなら間違いない!」「サーティワンアイスクリームは子どもによろこばれる」「ミスドのドーナツポップを持って行くと楽しい!」などの意見があり、予算内でできるだけ周りが楽しめるような手土産をセレクトしている様子がうかがえました。

「手土産」について正直どう思う?

最後に「手土産について正直な意見を教えてください」という質問をしました。読者からはこんな本音が挙がっています。

手土産文化は大変なのでいらないかも…

「友人への手土産は賛同するが、職場への旅行 (出張) 土産、病気やけがにより休暇を余儀なくされたあとの出勤日に手土産を持って行く文化は煩わしいなと思います」(男性/東京)
「お中元・お歳暮のようにかしこまって高価なものを贈り合うのは、もう時代に合わない気がします」(女性/岐阜)
「お互いの家で遊ぶ際のちょっとした手土産にとても困っています。お互いに行き来するので、我が家は手土産なしでいいですよと伝えているのですが、相手はいつも何か持たせてきてくれるので、うちも持って行かないわけにはいきません」(男性/岡山)

「大変なので手土産文化は正直いらない…」なんていう声が聞こえてきました。「気の遣い合いで精神的に疲れてしまう」という声もあり、負担にならない距離感を求める人も少なくないようです。

もう少し気軽に選べたらいいのに!

「その人の好みや家族構成なども考えて手土産を選ぶのは毎回大変です。どんなに一生懸命選んでも相手がよろこんでくれるとは限らないので、カタログギフトのようにいくつか候補から選んでもらう形だといいなといつも思います」(女性/東京)
「近くで買える同じようなものになってしまうのが難点。もっとレパートリーを増やしたい」(女性/千葉)
「選ぶ側の負担が意外と大きい習慣だと感じています。気を遣わせないでほしいと思っている相手でも、何も持って行かないと失礼に見えないか不安になりますし、逆に立派すぎると相手に気を遣わせてしまうことがあり『正解』が分かりにくいのが正直なところです」(男性/神奈川)

手土産文化は嫌いではないけれど、選ぶのが大変…そんな声も多くありました。都市部ならともかく、田舎ではお店が少ないという意見や、ネット注文だと届くタイミングが不安という声も。もう少し選びやすく、皆が気軽に手土産を楽しめる風潮だといいですよね。

選ぶのが楽しい。気持ちが大切。

一方でこんなポジティブな声もたくさんあがっています。

「親睦や感謝の気持ちを表現するツールにしているので、便利な文化だと思います」(女性/埼玉)
「相手の趣味がよく分かっていると、選ぶのがとても楽しいです。いいお品を見つけると、次はこれを贈ろうかなと考える時間も楽しいです」(女性/三重)
「毎回、渡す人のよろこぶ顔を想像して、ありか、なしかを判断します。自分がもらってうれしいかどうかも選ぶ視点で大切にしています。あとは、量と予算の折り合いですね。気を遣わせない『お気持ち』が大事だと思います」(女性/宮城)
「相手がもらってよろこんでもらえるものを選ぶ楽しさがあると思います。食べてみたかったという真新しさ、これっておいしいよねという安定さ、いろんなことを考えてめんどくささはあるが相手のよろこぶ顔が見たいという楽しみがいつも勝ります」(女性/兵庫)

アンケートでは「何を選べばいいか悩む」「準備が面倒」という声が多数挙がった一方で「もらうとうれしい」「感謝を伝えられるいい習慣」という前向きな意見もあり、手土産は負担と楽しさの間で揺れる存在であることが分かりました。

* * *

準備が大変だったり、気を遣いすぎてしまったりと、手土産には悩みもつきもの。でも、ちょっとしたお菓子が、会話のきっかけになったり、子どもたちの笑顔につながったりすることもあります。無理せずできる範囲で、心があたたまるやりとりを重ねていけると素敵ですね。

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文・構成/伊東ししゃも

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