キッザニア日本上陸20周年! 子どもの「できた」を応援する体験施設をもっと楽しむヒント【6月30日までお子さんの「夢」を募集中】

実社会の約3分の2サイズでつくられた街並みのなか、実在する企業がスポンサーとなったパビリオンで、リアルな職業体験を提供するテーマパーク「キッザニア」。3歳から15歳までのお子さんが、楽しみながら社会の仕組みを学べる場として、多くのご家族に親しまれています。2026年は、日本に第一号施設が開業して20周年というアニバーサリーイヤー。多くの子どもたちの夢や希望を叶え、背中を押してきた「キッザニア」ならではの特別企画も始まっています。その詳細とは?そして、さらに楽しむヒントもたっぷりご紹介します。

進化を遂げる! “こどもが主役の街”「キッザニア」

1999年にメキシコで始まった「キッザニア」のコンセプトは、「エデュケーション(学び)」と「エンターテインメント(楽しさ)」を掛け合わせた“エデュテインメント”。エデュテインメントを通じて子どもたちの生きる力を育むことを目指しています。

現在、世界17カ国・26施設(2026年6月時点)で展開。リピーター率は5割にものぼる人気ぶりで、スタッフには好きが高じて働く人も多いのだとか。

実社会の約3分の2サイズでつくられた街並み。

2006年に開業した「キッザニア東京」は、世界で初めてメキシコ以外でできた「キッザニア」です。次いで2009年に「キッザニア甲子園」、2022年には「キッザニア福岡」も誕生。拠点ごとの特色も打ち出し、100以上の企業とパートナーシップを結んでいます。

それぞれのパビリオンで、仕事に対する“こだわり・想い・おもてなし”も伝えている。

原点はそのままに、日本では仕事に込められた“こだわり・想い・おもてなし“も大切にしています。たとえば宅配会社のパビリオンでは、荷物を運ぶだけではなく、大切な荷物は両手で持ち、身だしなみを整えて、お届け先にはあいさつしましょうと伝えています」(以下「」内、すべてキッザニア事業本部 事業統括部 企画担当部長・永嶋茂人さん)

青いポロシャツを着たグローバルスタッフ。子どもたちの「生きた英語体験」をサポートしてくれる。

また、2009年からは東京と甲子園であいさつに英語を取り入れ、2017年からは毎週水曜を「English Wednesday!」に。約半数のアクティビティが英語で行われるなど、グローバルなコミュニケーションを導入する取り組みも、いち早く取り入れています。

「近年では、インバウンドの来場者も増えました。時代に寄り添ったプログラムも大切にしています

キッザニア事業本部 事業統括部 企画担当部長・永嶋茂人さん。

「キッザニア」をもっと楽しむヒント

「キッザニア」といえば、本格的なユニフォームが着られることもポイントです。じつはこれには、子どもたちへのポジティブな影響があるのだとか。

パートナー企業のロゴも入った、リアルなユニフォームを着用します。

「わたしたちは“ユニフォーム・マジック”と呼んでいます。

『キッザニア』では本格的なユニフォームを着ることで、子どもたちが誇らしげな様子になるだけでなく、自己効力感を養う助けになるという独自の研究結果もあります。自己効力感とは、自分は課題をうまく遂行できると、自分の可能性を感じて行動を起こせる状況のことです。ユニフォームを着ることで、チームワークに関する自己効力感がアップするといった結果もあるんですよ」

「キッザニア白書」調べ

「スーパーバイザー」というスタッフが、お子さんを見守り、サポート。

また、「キッザニア」では見守ることも大切にしています

施設内では、親御さんは基本的に手や口が出せません。また、スーパーバイザーというスタッフさんが、お子さんに一人の大人として接します。そしてお子さんが失敗したり迷ったりしても、スーパーバイザーが子ども自身の気付きを隣で見守りサポートすることで、「自分でできた!」につながります。この実感が「キッザニア」でさまざまな体験をする中で次々とあるため、自己肯定感や主体性が高まるなどといった、日常生活にもよい影響があるのだとか。

「キッザニア」スタッフ親子の体験談

お子さんの「自分でできた!」や、日常生活への影響について。現在子育て中の「キッザニア」スタッフの皆さんから、体験談を伺いました。

永嶋さんのお子さんが、初めて「キッザニア」を体験したときのワンシーン。

まずは、今回お話を伺っている永嶋茂人さん。日本での開業以来、日本の「キッザニア」を見守り続ける永嶋さんは、現在小学4年生と中学1年生の2人娘のパパです。

「長女が3歳のときに初めて行き、消防士体験をしたのですが、帽子もかぶれず走り回っていました。でもその夜、お風呂で娘が『今日、お仕事がんばったから』と自分の足を一生懸命に洗っていたんです。いつのまにか、こんなことも考えられるようになったんだと驚きました」

モデル体験中。

続いて、好きが高じて転職した広報部のメンバー。現在、保育園年中さんと小学2年生の2人娘のママです。

「わが家の長女はこだわりが強く、好き嫌いも多いほう。でも『キッザニア』では、人前に出るのが苦手なのにファッションモデルが楽しかったり、冷凍食品開発センターの職業体験を経て『チャーハンの具に何が入っているか知ってる?』などと言ったり。いざ飛び込んでみたら、世界が広がるようです」

200回近く「キッザニア」に通い詰めた。

高校1年生の息子さんがいる広報部のメンバーは、お子さんが3歳のときから200回近く通い詰めたそうです。

「『キッザニア』は、子どもが自ら考えて行動する姿を温かく見守る施設だと、日本の創業者は語っていました。たとえばユニフォームを渡された子どもたちは、周囲の様子をヒントにしながら、一生懸命に自分の力で袖を通そうとします。こうした施設での主体的な体験を経て、日常の生活に戻ってからも、さまざまなことに意欲的に取り組むようになる子どもたちがたくさんいます」

6月30日まで募集中! 「キッザニア 20th プロジェクト」

子どもたちが思い切り楽しめることはもちろん、成長や新たな一面も感じられる「キッザニア」。日本での開業20周年にともない、スペシャルなプロジェクトも進行中です。

お子さんの夢が叶うかも?「キッザニア 20th プロジェクト」。

その一つが子どもたちから寄せられた20の夢を応援する「キッザニア 20th プロジェクト」です。応募時点で3歳~15歳(2027年3月31日時点で中学生)なら、お子さん1人につき1つの夢が応募できるというもので、応募内容は自由!

「『キッザニア』を通じて、未来へのきっかけを見つけていただけたらと企画しました。なりたい職業名を書いていただいてもいいですし、行ってみたい場所でもいいですし、誰かのためにこんなことをしたいでもいいです。できれば夢と一緒に、そう考えた背景も書いてくださるとうれしいですね。

ご応募いただいた中から選考し、夢によってはパートナー企業の方々にも協力してもらい、具現化したいと考えています。場合によってはパビリオンをつくるかもしれませんし、パートナー企業の工場見学でプロフェッショナルにお話を聞くかもしれません。応募してくださったお子さんはもちろん、ご来場いただいた方々も利用できるものを設置する予定です。まずは6月30日までの応募期間に、多くの夢をお寄せください!」

この機会にお子さんの「やりたい!」「なりたい!」を、親子で話し合ってみてはいかがでしょう。

舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』とコラボレーションしたアクティビティは、2026年8月31日(月)まで。

また、20周年限定デザインのグッズも販売中。さらに20周年企画として、舞台俳優になり“魔法使い”を演じる、舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』とコラボレーションしたアクティビティが登場します。期間限定の体験で、ちょうど夏休み時期なので、お出かけ予定を考え中の皆さんは、どうぞチェックしてみてください。

すべての子どもたちに最高のエデュテインメント体験を

リアルで楽しめる日本の施設は3拠点ですが、施設にはなかなか行けないお子さんもいるでしょう。「キッザニア」では、すべての子どもたちに最高のエデュテインメント体験を届けたいと、さまざまな取り組みも行っています。

「Out of KidZania(アウト・オブ・キッザニア)」。

一つが「Out of KidZania(アウト・オブ・キッザニア)」という、全国各地で行うスポンサー企業や地方自治体とのコラボレーション企画です。

「施設が遠い方々にも、そしてもっとリアルな体験をしてもらいたいと誕生したものです。スポンサー企業の仕事や地域のさまざまな仕事を、実際に体験することができます。2025年には、46箇所の地域で実施しました。今年の情報はウェブサイトをご確認ください」

動画やテキスト、ワークショップなどを展開している「オンラインカレッジ」。

もう一つがウェブで楽しめる「オンラインカレッジ」です。

「施設にはない、ファンドマネージャーやAIエバンジェリストなどといった仕事について、オンライン動画で学びながら、ゲーム感覚で職業を知ることができます。不定期でワークショップも行っていますよ」

「オンラインカレッジ」の今後についてもウェブサイトにアップされる予定です。過去のコンテンツもアーカイブされているので、いつでもどこでも無料で楽しむことができますよ。

「化石発掘現場」と「花火工房」は、2026年7月24日(金)~8月31日(月)の期間限定。

夏休みには、2つの特別プログラムも期間限定オープンします。「化石発掘現場(東京・甲子園・福岡で開催)」では、恐竜研究者として、恐竜の化石を発掘・調査する仕事を体験。「花火工房」では、花火師として、花火の模擬玉と打ち上げ花火のシミュレーション映像を作ります。

日本での開業20周年を迎えた「キッザニア」は、見どころ盛りだくさん! すでにリピーターのご家族も、まだ行ったことがないお子さんも楽しめる企画がそろっています。次のお出かけの予定に、どうぞチェックしてみては?

写真/(C) & (R) KidZania 2026 / (C) KCJ GROUP

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この記事を書いたのは

ニイミユカ 編集者・ライター

朝ランが日課の編集者・ライター、女児の母。料理・暮らし・アウトドアなどの企画を編集・執筆しています。

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