プロ直伝!本格的なムースレシピの基本をマスター♪チョコ、ヨーグルト、いちごムースなどの子どもに人気のレシピを幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載された中から、7品厳選しました!いずれも簡単にできるレシピばかりです♪
子どもに人気のムースレシピ
【1】にんじんみかんムース
みかんの酸味がにんじんと相性◎!白ごま油を加えるのがポイント。ツルンと喉ごしのいい自然の甘味のゼリーです。
◆材料
(110g入るグラス×4個分)
にんじん 120g
みかん果汁 120g
【A】
コーンスターチ 10g
粉寒天 小さじ1/2(3g)
水 60g
牛乳 50g
グラニュー糖 30g
白ごま油(またはサラダ油) 20g
◆作り方
【1】にんじんはすりおろす。
【2】鍋に【1】と【A】を入れて混ぜながら火にかけて加熱し、沸騰したら弱火にして3分ほど加熱し、火から下ろして粗熱をとる。
【3】【2】に白ごま油を加え、泡立て器でしっかりと混ぜ、器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
*みかん果汁はみかんを絞るか、オレンジジュースでもOK。好みでホイップクリームをのせ、にんじんの葉を飾っても。
教えてくれたのは
柿沢安耶さん
世界初の野菜スイーツ専門店『パティスリー ポタジエ』のオーナーパティシエ。野菜などの素材を厳選し、「おいしくて、体にやさしいスイーツ」を提供。食育活動にもいそしむ。
『ベビーブック』2011年9月号
【2】にんじんムース
ふわっと口あたりのいいにんじんムースは、おうちパーティの前菜におすすめ。野菜のやさしい甘さが引き立ちます。
◆材料
(大人4人分)
にんじん 小1本
板ゼラチン 4g
牛乳 1/2カップ
【A】
砂糖 大さじ1
塩 小さじ1/3
生クリーム 1/2カップ
生クリーム 適量
※子どもの分量は、大人の1/2量ぐらいが目安です。
◆作り方
【1】にんじんは薄切りにして、水からゆでる(約1カップ分用意する)。
【2】板ゼラチンは水につけてふやかす。牛乳は耐熱容器に入れて電子レンジ(600Wの場合)で1分30秒温め、やわらかくなった板ゼラチンを加えて溶かす。
【3】ミキサーに【1】、【2】、【A】を入れてペースト状にし、器に移してラップをかけ、冷蔵庫で冷やし固める。食べるときに生クリームをかける。
*大人はハーブをのせても。
教えてくれたのは
行正り香さん
おしゃれな暮らしぶりと簡単でおいしいレシピが大人気。二児のママ。
『ベビーブック』2012年2月号
チョコムース|ムースレシピ
【1】マシュマロ&ナッツ入りチョコレートムース
ふわふわマシュマロの食感が楽しいムース。スプーンでざっくり盛りつけて!
◆材料
(7~8人分/16.5cm×27cmオーバル皿1個分)
スイートチョコレート 120g
ミルクチョコレート、無塩バター 各40g
卵 2個(卵黄と卵白に分ける)
砂糖 40g
生クリーム 200cc
ミニマシュマロ 適宜
ピーナッツ(無塩)、くるみ(無塩) 各15g
チョコチップ 適宜(約30g)
◆作り方
【1】生クリームは6分立て(泡立て器ですくい上げるとトロトロと流れ落ちる程度)にして、使う直前まで冷蔵庫に入れておく。
【2】ボウルにチョコレートとバターを入れ、湯せんにかけて溶かす。
【3】別のボウルに卵黄と砂糖20gを入れ、泡立て器で白っぽくなるまで混ぜ合わせる。
【4】卵白と砂糖20gでメレンゲ(※)を作 っておく。
【5】【3】に【2】を混ぜ合わせる。
【6】【5】に【1】【4】の順に加え、混ぜ合わせて器に流し、表面を平らにする。ローストして粗く刻んだナッツ類、マシュマロ、チョコチップを散らし、冷蔵庫で約2時間冷やし固める。
※メレンゲの作り方:冷えた卵白を清潔で乾いたボールで、白くきめ細かな泡になるまで泡立てる。次に砂糖をひとつまみ加えて泡立て、残りの砂糖も数回に分けて入れ、泡の角がぴんと立つまで泡立てる。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フードコーディネーター。1988年から4年間フランスで修業し、エコール・リッツ・エスコフィエ・ディプロマを取得。帰国後、広告や雑誌のフードコーディネート、レシピ提案、企業のメニュー開発、お菓子教室講師など幅広く活躍。おしゃれでおいしいスイーツレシピに定評あり。
『めばえ』2016年9月号
ヨーグルトムース|ムースレシピ
【1】甘夏のふわふわヨーグルトムース
泡立てた卵白を加えて口当たりをよく。ヨーグルトの酸味がさっぱり軽いムースです。
◆材料
(小さめのグラス×6個分)
甘夏 1個
【A】
プレーンヨーグルト 200g
砂糖 60g
卵白 1個分
【B】
粉ゼラチン 5g
水 大さじ2
◆作り方
【1】甘夏は皮と薄皮をむいて実を取り出し、1.5cm角程度に切る。
【2】卵白はしっかりと泡立てる。【B】を合わせ、電子レンジ(600W)で 30秒ほど加熱して溶かす。
【3】ボウルに【A】を入れて混ぜる。【B】を加えて手早く混ぜ、卵白を加えてさっくりと混ぜ、甘夏を加える。グラスに等分に入れ、冷蔵庫で2~3時間冷や す。
教えてくれたのは
鈴木薫さん
身近な食材で簡単に作れて、おいしく、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。
『ベビーブック』2017年7月号
【2】ヨーグルトムースのいちごソースかけ
甘~く、おいしくCa&ビタミンC補給!
◆材料
(作りやすい量)
牛乳 200ml
砂糖 大さじ5
【A】
粉ゼラチン 小さじ4
水 大さじ4
プレーンヨーグルト 300ml
バニラエッセンス 少々
生クリーム 1/2カップ
いちご 8個
【B】
砂糖 大さじ1
レモン汁 小さじ1
◆作り方
【1】粉ゼラチンは、分量の水に振り入れて混ぜ、ふやかしておく(【A】)。いちごは刻んで、【B】をかけておく。
【2】鍋に牛乳、砂糖を入れて火にかける。砂糖が溶けたら、煮立つ直前に火を止めて【A】を加え混ぜて溶かす。
【3】【2】を鍋のまま氷水につけて、少しとろみがついたらヨーグルト、バニラエッセンスを加え混ぜる。
【4】生クリームをボウルに入れて六分立て(泡立て器ですくい上げると帯状にトロトロ落ち、流れ跡がすぐに消える程度)にし、【3】に加え混ぜる。
【5】【4】を器に移して冷蔵庫で30分以上冷やす。【1】のいちごソースをかけて、好みでミント(分量外)を飾る。
教えてくれたのは
藤井 恵さん
ふじいめぐみ/料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学在学中から料理アシスタントを務め、料理家の道へ。25~30歳の5年間育児休業するも、復帰後、メディア各種、イベント、講演会など、幅広く活躍。「キユーピー3分クッキング」(日本テレビ系)の講師としても人気。
『めばえ』2017年1月号
いちごムース|ムースレシピ
【1】いちごのムース
クリーミーでなめらか!ピンク色のムースがかわいらしい。
◆材料
(4~5人分)
いちご 1パック(350g)
粉ゼラチン 8g
水 40cc
生クリーム 200cc
【A】
砂糖 90g
レモン果汁 1/2個分
◆作り方
【1】粉ゼラチンは水に振り入れてふやかす。
【2】生クリームは8分立てにし、使う直前まで冷蔵庫で冷やす。
【3】いちごはヘタを除き、ミキサーにかけてピューレ状にする。【A】とともに鍋に入れて火にかけ、ひと煮立ちしたら火から下ろし、【1】を加え、へらで混ぜて溶かす。
【4】【3】をボウルに移し、氷水にあてながら、とろみがつくまで混ぜる。【2】を2回に分けて加え、そのつどむらなく混ぜる。
【5】型に流し、冷蔵庫で冷やし固める。
*食べるときに、輪切りのいちごやミントの葉を飾っても。
教えてくれたのは
柳瀬久美子さん
フランスに留学し、フランス家庭のお菓子と料理をマスター。簡単でおいしくて、おしゃれなレシピが人気。
『ベビーブック』2012年3月号
【2】いちごと豆腐のムース
いちごが食べたくなる冬の時期。豆腐のヘルシーさといちごの可愛さで見た目も味も丁度いい!少し泡立てると食感がなめらかになります。パーティのデザートにもオススメ!
◆材料
(70cc×3個分)
【A】
絹豆腐 150g
いちご 80g
砂糖 50g
粉ゼラチン 小さじ2
水 1/4カップ
◆作り方
【1】フードプロセッサーで【A】(いちごはヘタを除く)を、なめらかになるまでかきまぜ、ボウルに移す。
【2】水にゼラチンをふり入れて5分おき、電子レンジ(600W)で40秒加熱して溶かす。
【3】【2】に【1】を大さじ1ほど加え、なじませてから【2】の全量を【1】に加え、泡立て器でよく混ぜる。氷水にあてながら空気を入れるように3分ほど泡立てて、容器に流す。冷蔵庫で2時間ほど冷やし固める。
*いちごの角切りやミントを飾っても。
*フードプロセッサーがない場合は、いちごを細かく刻んでつぶし、泡立て器で混ぜる。
教えてくれたのは
青木恭子さん
小田真規子主宰のスタジオナッツ所属。2つの保育園に7年間、栄養士として勤務。0歳児の離乳食~5歳児の給食とおやつ作りを担当。現在は雑誌やWEBなどで活躍。
『ベビーブック』2013年2月号