いろいろな具材を入れて作る鍋は栄養たっぷり。定番の昆布だし、白だしを使った鍋から、コクの増す味噌や豆乳を使った鍋。鶏ガラスープを使った中華風鍋に、子供に人気のトマトだし、牛乳やルゥを使っただしの洋風鍋レシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学舘)に掲載された中から23品ご紹介します。子供向けアレンジも要チェックです。
昆布だし・白だしを使った鍋レシピ
【1】鶏手羽とえびのちゃんこ鍋
鶏手羽とえびの出汁が絶品!しょうがの風味をほんのり効かせて。リーズナブルなのに味わい深く、ワンタンも喉ごしつるりとあとひくおいしさ!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
手羽先 10本
えび 1パック(6尾)
チンゲン菜 1束
長ねぎ 1本
大根 1/5本
しょうが(薄切り) 4枚
塩 小さじ1/4
【A】
水 800cc
酒 50cc
しょうゆ 少々
ワンタンの皮 13枚
◆作り方
【1】手羽先に塩をまぶす。チンゲン菜と長ねぎはざく切りにする。大根は半月切りにする。
【2】鍋に手羽先と【A】、長ねぎの青い部分、大根を入れ、ふたをして中弱火で20分煮る。えび、チンゲン菜、長ねぎの白い部分、しょうがを加えて煮、しょうゆで味つけする。
◆ポイント
鶏手羽に塩をもみ込んで水から煮ると、いいだしがとれます。肉がほろりと取れるので食べやすい!
子供用の主食は、ワンタンの皮を加えるのが◎。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理が人気。食育にも力を注いでいる。一女の母。
『めばえ』2016年2月号
【2】寄せ鍋
ウィンナーやチーズ入りはんぺんなど子供の好きな具をたくさん入れたら、この一品で心もお腹も満たされます!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏もも肉 1枚
たら(または鮭) 2切れ
ウィンナー 3本
チーズ入りはんぺん 3〜4個
白菜 1/4個
水菜 1/2袋
にんじん 1/2本
【A】
昆布だし 3〜4カップ
みりん 小さじ2
ゆでうどん 3玉
◆作り方
【1】白菜はざく切りにし、水菜は5cm長さに切る。にんじんは5mmの輪切りにする(一部を型で抜いても)。鶏肉とたらは食べやすい大きさに切り、ウィンナーは半分に切る。
【2】鍋に【A】を煮立て、白菜とにんじんを入れて煮、しんなりしたら、鶏肉、たら、ウィンナー、はんぺんを入れて煮、最後に水菜を入れる。
【3】大人はポン酢やごまだれなどをつけて食べ、最後にうどんを入れて煮る。
◆ポイント
■シチュー味
子ども茶碗に汁をお玉1〜1と1/2杯取り、シチュールウ1/2かけを混ぜる(溶けにくい場合は、軽く電子レンジで温める)。具やうどんをのせる。
■みそバター味
子ども茶碗に汁をお玉1〜1と1/2杯取り、みそ小さじ1/2とバター1gを溶き、具やうどんをのせる。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。二人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。
『ベビーブック』2014年12月号
【3】タッカンマリ風鍋
今人気の韓国鶏鍋を手軽に作る!シンプルな昆布と塩味のスープは具材に染みわたりそれぞれの味を際立たせます。
◆材料
(大人2〜3人分)
鶏スペアリブ 400g
じゃがいも 2個
長ねぎ 1本
エリンギ 3本
にんにく 1かけ
【A】
酒 大さじ2
昆布 10cm
水 4カップ
塩 小さじ1/2
春雨 60g
【B】
酢 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
にら 1/2束
辛子 適量
◆作り方
【1】じゃがいもは半分に切る。長ねぎはぶつ切りから半分に切る。エリンギは薄切りにする。にんにくは半分に切る。
【2】鍋に鶏肉、【A】、にんにくを入れて中火にかけ、煮立ったらアクを除き、弱火で20分煮る。昆布を取り出し、じ ゃがいもを入れて10分煮、塩とねぎ、エリンギを入れて2〜3分煮る。
【3】大人は【B】に、にらの小口切りや辛子 を加えたタレで食べる。
◆ポイント
子ども用には、煮立ったら鍋の端で春雨を2〜3分煮て取り出し、具 も取り出して細かく切り、 汁を注ぎ、しょうゆ少々をたらすのがおすすめ。
教えてくれたのは
藤井恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2016年12月号
【4】白菜と豚肉のお花畑鍋
子どもも好きな豚肉と白菜の定番鍋を、マーガレットとバラに見立てて。年末年始の集まりなどにも、いいですね!
◆材料
(大人3〜4人分)
白菜 1/4個
豚バラ肉 400〜500g
にんじん 縦1/2本
大根 20cm
ウインナー 5〜6本
パスタ 適量
ルッコラ 適量
【A】
白だし 120ml※
水 5カップ
※白だしの塩分によって変わるので味をみて調節する。
◆作り方
【1】 白菜の葉に豚肉を適量挟み、7〜8cm幅に切る。鍋の側面からきっちり詰めていき、中央をあける。
【2】 にんじんと大根はピーラーで薄切りにし、1枚ずつ重ね、その上に残りの豚肉をのせて巻き、パスタで留める。ウインナーはマーガレットの飾り切りにして、パスタで留める。
【3】 【1】の中央に巻いた豚肉を詰め、【A】を注ぎ、蓋をして煮る。くたっとしたらウインナーをのせ、蓋をして火を通し、最後にルッコラを葉のように散らす。
◆ポイント
子どもは「スープ春雨」で。
お玉に春雨を入れて鍋端でゆでて器に盛り、具を取り分ける。
■マーガレットの飾り切り
.
【1】ウインナーを縦2 等分し、切り込みを入れる。別のウインナーを1cm幅に切り、切り込みを入れる。
【2】 1cm幅のウインナーのまわりに縦切りにしたウインナーを巻き、パスタで留める。加熱すると花のように開く。
『ベビーブック』2018年2月号
【5】デコおでん鍋
寒くなってきたら食べたくなるおでん!でも、おでんの具は子供にはなかなか食べれない場合も。そこで子供がだいすきなものばかりを集めたデコおでん鍋!ウインナーやジャガイモにアスパラガスを入れて、デコ鍋会をしましょう!
◆材料
(大人3〜4人分)
【A】
白だし 1/2カップ
水 5カップ
薄口しょうゆ 大さじ1〜2
※白だしの塩分によって変わるので味をみて調整する。
じゃがいも 3個
ちくわ 4本
ウインナー 8本
アスパラガス 4〜5本
はんぺん 1枚
黒ごま 適量
焼きのり 適量
うずらの卵の水煮 6〜8個
◆作り方
【1】 鍋に【A】と、皮をむいて一口大に切ったじゃがいもを入れて煮る。
【2】ちくわは長さを半分に切り、穴にウインナーを詰める。はんぺんは三角に切り、のりを巻き、目の位置に楊枝で穴をあけ、黒ごまを入れる。
【3】じゃがいもに8割がた火が通ったら、【2】と、ハカマを除いて食べやすく切ったアスパラガスを入れて煮る。
【4】うずらの卵に横に切り込みを入れ、その下の白身をV字にカットし、黒ごまを目の位置に刺して鍋に入れる。
◆ポイント
子どもは「チーズ焼きおにぎり」で。
ご飯を小さいおにぎりにし、ピザ用チーズをのせてトースターで焼いておく。器に入れて、おでんの汁をかける。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2018年2月号
【6】にんじん・小松菜入りつくね鍋
体を温める鍋料理で肉や野菜をたっぷりと。つくねにも野菜が入っているので栄養満点です!
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
【A】
鶏ひき肉(胸・もも半量ずつ) 200g
片栗粉 大さじ1/2
溶き卵 1/3個分
しょうゆ 小さじ2/3
酒 小さじ2/3
しょうがのすりおろし 小さじ1/2
長ねぎ 5cm
にんじん 1/4本
小松菜 1株
塩 少々
【B】
昆布だし汁 3カップ
しょうゆ 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
塩 小さじ1/3
【C】
白菜・もやし・小松菜・にんじん 各適量
◆作り方
【1】長ねぎはみじん切りに、にんじんはせん切りにし、塩でもんでよく絞る。小松菜はサッとゆでて絞って刻む。
【2】【A】と【1】を混ぜ合わせてよく練り、一口サイズの団子状に丸める。
【3】【C】の白菜と小松菜はざく切りにし、にんじんはピーラーで薄く切る。
【4】鍋に【B】を熱し、【2】を加えて火を通し、【3】ともやしを加えて煮る。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
栄養士。ふたりの女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。子どもの食物アレルギーをきっかけに、アレルギー料理にも力を入れている。
『ベビーブック』2013年11月号
味噌だしを使った鍋レシピ
【1】ごまみそもやし鍋
シンプル具材でパパッと作れる超お手軽鍋。子供用には鍋端に麺を入れれば、簡単みそラーメンの完成! もちろん、大人も締めまで存分に楽しめる鍋料理です。
◆材料
(大人2〜3人分)
豚肩ロース薄切り肉 200g
もやし 2袋
【A】
だし汁 3カップ
みそ 大さじ2と1/2
にんにくのすりおろし 少々
すり白ごま 大さじ4
酢 小さじ1
ラーメン 2玉
コーン 1/2カップ
バター 10g
◆作り方
【1】鍋に【A】を入れて混ぜ、煮立ったら豚 肉ともやしを加えて煮る。
*大方食べ終わったら、大人用の締めに、ラーメンを加えて煮、コーンとバターを加える(つゆが煮詰まって濃いときは水を適宜加える)
◆ポイント
子ども用には、煮立ったら、鍋の端にラー メンを加えて煮、細かく切 った具や汁とともに取り分 け、バターとコーンをのせるのがおすすめ。
教えてくれたのは
藤井恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2016年12月号
【2】ピーナッツ味噌スープ鍋
ピーナッツ味の濃厚スープに青梗菜の相性は抜群!タンタンメン風スープが絶品です。
◆材料
(大人3〜4人分)
豚しゃぶしゃぶ用肉 300〜400g
もやし 1パック
豆腐 1〜2丁
青梗菜(チンゲンサイ) 2株
【A】
水 5カップ
鶏がらスープの素 大さじ1
酒 大さじ2
味噌 大さじ1と1/2
ピーナッツバター(加糖) 大さじ4
にんにくのすりおろし 1片分
しょうがのすりおろし 1片分
牛乳 1/2カップ
◆作り方
【1】鍋に混ぜ合わせた【A】と牛乳を入れて火にかける。
【2】豆腐と青梗菜を大きめに切り、もやしとともに【1】に加えて3〜4分煮、豚肉を加えて軽く煮る。
◆ポイント
子どもは「味噌ラーメン」で。
先にラーメンをゆでておく。子ども分を器に盛り、汁と具を取り分ける。
※大人はラー油をふっても。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2018年2月号
【3】鶏ひき団子の豆乳鍋
ごま+ みそ+ 豆乳でしっかりコクのある味つけに。鶏ひき肉は癖がなくスープのうま味をたっぷり吸って煮込むほどおいしくなります。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】
鶏ひき肉 200g
長ねぎ(みじん切り) 5cm分
しょうが(すりおろし) 小さじ1/3
パン粉 1/4カップ
塩 小さじ1/4強
白菜 1/4個
小松菜 2株
大根 1/4本
にんじん 1/3本
油揚げ 1枚
コーン(缶詰) 1/2カップ
マロニー 50g
豆乳 1カップ
【B】
みそ 大さじ2
しょうゆ 大さじ2
練りごま 大さじ1
砂糖 大さじ1
だし汁(昆布+かつお) 2カップ
◆作り方
【1】【A】はよく混ぜ合わせてこね、10等分にして一口大に丸める。
【2】白菜は4cm幅のざく切りに、小松菜は5cm長さに切る。大根、にんじんはピーラーを使って縦に薄切りにする。油揚げはサッと湯通しして、1cm幅に切る。
【3】【B】に少しずつ豆乳を加えてのばし、だし汁と一緒に鍋に入れて火にかける。沸騰したら、【2】、【1】、コーン、マロニーを入れて煮る。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。二人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。
『ベビーブック』2014年12月号
豆乳だしを使ったレシピ
【1】きのこと豆の豆乳鍋
少し変わった具材で美味しくて栄養満点の鍋。ウインナーを飾り切りにしてにぎやかに!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ソーセージ 1袋(6本)
豆の水煮(缶詰) 1缶(380g)
マッシュルーム 1パック(5〜6個)
しいたけ 3個
にんじん 1/2本
玉ねぎ(小) 1個
【A】
バター 大さじ1
サラダ油 大さじ1
【B】
豆乳 200cc
水 500cc
鶏ガラスープの素 大さじ1
塩・こしょう 各少々
パスタ(早ゆでタイプ) 40g
◆作り方
【1】マ ッシュルームとしいたけは5mm厚さ、ソーセージは斜め切りにしてハート形を作ったり、タコを作る。玉ねぎは粗みじん切り、にんじんは輪切りにして花形で抜く。
【2】鍋に【A】を熱して玉ねぎとにんじんを炒め、玉ねぎが透明になったらマッシュルームとしいたけを加えて炒める。しんなりしたら【B】を加え、ふたをして10分ほど煮、ソ ーセージと豆を加えて煮る。
◆ポイント
いろいろなきのこのだしと豆の甘みが、とてもよく合います。
豆はひよこ豆などお好きなもので。
子供用の主食は、早ゆでパスタが◎。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理が人気。食育にも力を注いでいる。一女の母。
『めばえ』2016年2月号
【2】レタスの豆乳鍋オートミール入り
うまみたっぷり、だしいらずの豆乳鍋。レタスをコトコト煮て、くたくたになったらできあがり。オートミールも入ってお腹も満足!
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
オートミール 30g
水 200ml
豆乳 600ml
レタス 1/2個
粗塩 小さじ1/4
粗びきこしょう 少々
◆作り方
【1】鍋にオートミールと水を入れて20分おき、豆乳を注ぐ。中火で煮立たせたあと、さらに弱火で5分煮込む。
【2】レタスの半分は大きめにちぎり、残り半分は千切りにする。その両方を【1】に入れて、中火でさっと煮て、粗塩とこしょうで味を調える。
※オートミールがなければ、押し麦などで代用可。
教えてくれたのは
ウー・ウェンさん
北京生まれ。1990年に来日。北京家庭料理が評判となり、料理家に。東京と北京でクッキングサロンを主宰。
『めばえ』2017年6月号
【3】豆腐つくねの豆乳鍋
豆腐とひき肉を合わせたつくねは、加熱してもふんわり柔らかい。しょうがやねぎなどの薬味が風味よく食欲をそそります。
◆材料
(大人2〜3人分)
木綿豆腐 1丁
鶏ひき肉 150g
【A】
しょうがのすりおろし 1/2かけ
長ねぎのみじん切り 10cm分
塩 小さじ1/2
片栗粉 大さじ2
【B】
だし汁 2カップ
豆乳 2カップ
塩 小さじ1
みりん 小さじ2
しょうゆ 小さじ1
えのきだけ 1袋
水菜 150g
冷凍うどん 2玉
◆作り方
【1】豆腐はふきんに包んで重石をしっかりし、20分おいて水けをきる。ひき肉と合わせてよく混ぜ、【A】を加えてさらに練り混ぜる。
【2】えのきだけはほぐして半分に切り、 水菜は5〜6cm長さに切る。
【3】鍋に【B】を入れて煮立て、【1】を一口大に丸めて入れ、3〜4分たって煮えてきたら、【2】を入れる。
*大方食べ終わったら、大人用の締め にうどんを加える。
◆ポイント
子ども用には、煮立ったら、鍋の端にうど んを加えて柔らかめに煮て、取り分けるのがおすすめ。う どんは短く切っても。
教えてくれたのは
藤井恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2016年12月号
【4】鮭とコーンの豆乳鍋
子どもが大好きな鮭とコーンをお鍋に。バターでちょっと洋風に!
◆材料
(大人3〜4人分)
甘塩鮭 3〜4切れ
豆腐 1丁
かぼちゃ 1/4個
キャベツ 1/4〜1/2個
玉ねぎ 1個
コーン(缶詰) 100g
バター 30g
小麦粉 大さじ2
【A】
めんつゆ(3倍濃縮) 80ml
水 3カップ
豆乳 2カップ
◆作り方
【1】 鮭と豆腐、かぼちゃは大きめの一口大に、玉ねぎはくし形に切り、キャベツはざく切りにする。
【2】 鍋にバターを熱し、鮭の両面を焼いて取り出す。玉ねぎを入れ、小麦粉を全体にまぶし、【A】とかぼ
ちゃ、キャベツを加えて煮る。
【3】 火が通ってきたら、鮭を戻し入れ、豆腐とコーンを加えて煮る。
◆ポイント
子どもは「スープマカロニ」で。
先にマカロニをゆでておく。子ども分を器に盛り、汁と具を取り分けて、粉チーズをふる。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2018年2月号
鶏ガラスープを使った鍋
【1】チキンボール鍋
ほんのり中華味にするのがおいしさのコツ!子どもの好きななるととうずらの卵も入れて。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】
鶏ひき肉 250g
粗塩 小さじ1/4
ごま油 小さじ1/2
白菜 1/5個
チンゲン菜 2株
うずらの卵(水煮) 10個
なると(小) 1本
【B】
水 800cc
中華スープの素 大さじ1
しょうゆ 小さじ1
そうめん 2束
◆作り方
【1】白菜とチンゲン菜は5cm長さに切り、チンゲン菜1株分は葉先をみじん切りにする。なるとは輪切りにする。
【2】ボウルに【A】を合わせて粘りが出るまで混ぜ、【1】のみじん切りにしたチンゲン菜を加えて混ぜ、小さい団子に丸める。
【3】鍋に白菜と残りのチンゲン菜を入れ、【B】を加えて中火にかけ、煮立ったら【2】、うずらの卵、なるとを入れて煮、しょうゆで味を調える。
◆ポイント
チキンボールにごま油を加えると香りがよくなって、ふんわりと仕上がります。
子供用の主食は、そうめんが◎。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理が人気。食育にも力を注いでいる。一女の母。
『めばえ』2016年2月号
【2】ギョーザ鍋
汁で煮たギョーザがつるんと食べやすい、あったかお鍋。ニラやもやしなど、野菜もたっぷりたべられます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】
豚ひき肉 150g
長ねぎ(みじん切り) 8cm分
しょうが(すりおろし) 小さじ1/2
しょうゆ 小さじ1
ギョーザの皮 16枚
もやし 1パック
にら 1束
焼き豆腐 1/2丁
【B】
水 3〜4カップ
鶏がらスープの素 大さじ1と1/2〜2
しょうゆ 大さじ1〜1と1/3
ごま油 大さじ1/2
ラーメン(乾?) 3袋
◆作り方
【1】【A】はよく練って16等分にし、ギョーザの皮で包む。
【2】もやしは洗ってざるに上げ、にらは5cm長さに切る。豆腐は奴に切る。
【3】鍋に【B】を煮立て、【2】と【1】を入れて5分ほど煮る。ラーメンは適宜加えて煮る。
◆ポイント
ラーメン1/2袋(子ども1人分)を半分に折り、鍋の具を寄せたところで煮る。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。二人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。
『ベビーブック』2014年12月号
トマトを使っただしの鍋レシピ
【1】豚こまと野菜のトマトクリーム鍋
これからの季節に食べたいあったかレシピ。さつまいもやブロッコリーなど、野菜をたっぷり入れたボリューム鍋は、一品のみでも栄養満点のママの助っ人メニュー!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
豚こま切れ肉 180g
さつまいも 1/2本(180g)
なす 2個
ブロッコリー 1/2個
長ねぎ 1本
【A】
水 300cc
トマトソース 300g
固形スープの素 1個
生クリーム 100g
片栗粉 大さじ1〜2
ごま油 大さじ1
溶けるスライスチーズ 2枚
うどん 1玉
◆作り方
【1】豚肉は片栗粉を薄くまぶす。さつまいもとなすは輪切りにし、水に5分さらして水けをきる。
【2】ブロッコリーは小房に分けて、ゆでる。長ねぎはざく切りにする。
【3】鍋にごま油を熱して長ねぎを炒め、【1】を加えてざっと炒め、【A】を加える。厚手のキッチンペーパーをかぶせ、中弱火で15〜20分煮る。
【4】生クリームを加えて5〜6分煮、ブロッコリー、溶けるチーズを加えて2〜3分煮る。
◆ポイント
豚こまに片栗粉をまぶすと、つるんとした食感になって、子どもも食べやすくなりますよ!
子供用の主食は、うどんが◎。
『めばえ』2016年2月号
【2】かぼちゃ入りカレーミルク鍋
解けたカボチャ、にんじん、玉ねぎは甘く、カレールーのピリ辛がよく合います。牛乳を加えてでマイルドに仕上げて召し上がれ。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏肉 250g
かぼちゃ 150g
にんじん 1本
玉ねぎ 1個
にんにく 1かけ
オリーブ油 大さじ1
水 500cc
【A】
牛乳 1カップ
鶏ガラスープの素 小さじ2
カレールー 70〜80g
ご飯 茶碗1杯
粉チーズ 適量
◆作り方
【1】にんにくはみじん切りにする。にんじん、玉ねぎ、鶏肉は1.5cm角に切る。
【2】かぼちゃはラップに包み、電子レンジ(600W)で2分加熱して、1.5cm幅に切る。
【3】鍋にオリーブ油と【1】を入れて炒め、肉の色が変わったら水を加えて10分煮、アクを取る。【A】と【2】を加えて5〜6分煮る。
◆ポイント
カレー風味に、かぼちゃやにんじんの甘みがぴったり。
主食のリゾットもカレー味で変化がつきます。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理が人気。食育にも力を注いでいる。一女の母。
『めばえ』2016年2月号
【3】ハンバーグ鍋
ミニハンバーグ+ 野菜をトマト風味のスープで煮るだけなので簡単で栄養たっぷり。煮込みハンバーグのような、ハンバーグ鍋。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
【A】
合いびき肉 250g
塩 小さじ1/3
こしょう 少々
パン粉(乾) 1/2カップ
卵 1個
玉ねぎ(みじん切り) 1/3個分
オリーブ油 大さじ1/2
玉ねぎ 1/2個
じゃがいも 1個
キャベツ 1/6個
にんじん 1/2本
ブロッコリー 1/3個
【B】
トマト水煮(缶詰・カット) 1缶(400g)
トマトケチャップ 1/2カップ
ウスターソース 大さじ2
砂糖 大さじ1
水 2カップ
溶けるチーズ 適量
◆作り方
【1】【A】は練り合わせ、6〜10等分して小さい小判形にまとめる。
【2】玉ねぎはくし形に、じゃがいもは1cm厚さに切る。キャベツはざく切り、にんじんは5mmの輪切りにする(にんじんの一部は型で抜いても)。ブロッコリーは小房に分ける。
【3】鍋にオリーブ油を熱して【1】の両面を強火で焼き、焦げ目がついたら一度取り出す。
【4】鍋の余分な油を拭いて【B】を煮立て、じゃがいも、にんじん、玉ねぎから煮、
【3】、キャベツ、ブロッコリーを加えて野菜がやわらかくなるまで煮る。最後にチーズをちらす。
◆ポイント
鍋から子ども茶碗に汁を取り、ご飯を混ぜ、具を適量のせる。リゾットのようになって食べやすい。
教えてくれたのは
阪下千恵さん
料理研究家、栄養士。二人の女の子のママ。家族のために作り続けてきたおいしくて、栄養バランスのいいレシピが人気。
『ベビーブック』2014年12月号
【4】トマトすき焼き
すきやきのアクセントにトマトをプラス。ちょい洋風でさわやかな味に!
◆材料
(大人2〜3人分)
牛すき焼き用肉(または切り落とし) 200g
焼き豆腐 1丁
長ねぎ 2本
トマトの水煮(缶詰) 1缶
牛脂 適量
【A】
しょうゆ 大さじ4
酒 大さじ2
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ4
ご飯 300g
卵 2個
◆作り方
【1】焼き豆腐は6等分にする。長ねぎの青い部分は斜め薄切り、白い部分は切り込みを入れて3〜4cm長さのぶつ切りにする。
【2】鍋を熱して牛脂をこすりつけ、 香りが立ったら、トマトの水煮を細かく潰して加える。煮立ったら【A】を加え、【1】と牛肉を入れて煮えたところから食べる。
*大方食べ終わったら、大人用の締めにご飯を加え、卵を溶いて回し入れ、とじる。
◆ポイント
子ども用には、鍋にご飯(子ども茶碗1杯)を入れてひと煮立ちさせ、細かく切った具とともに取り分けるのがおすすめ。
教えてくれたのは
藤井恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2016年12月号
【5】イタリアントマト鍋
野菜の旨みがたっぷりのトマト鍋は、卵を入れれば子ども用のリゾットに。色鮮やかな鍋ならテーブルもパッと華やいで、パーティ映え抜群!
◆材料
(大人3〜4人分)
ベーコン(厚切り) 200g
ピーマン(赤、緑) 各2個
ブロッコリー 1/2株
カリフラワー 1/2株
かぶ 3個
芽キャベツ 10個
にんにく 1片
オリーブ油 大さじ2
【A】
トマト(缶詰) 2缶
水 5カップ
顆粒スープの素 大さじ2
砂糖 大さじ2
塩 適量
◆作り方
【1】 ベーコンは1cm厚さに、ピーマンは縦1.5cm幅に、かぶはくし形に切る。ブロッコリーとカリフラワーは小房に分ける。にんにくは薄切りにする。
【2】 鍋にオリーブ油とにんにくを入れて火にかけ、香りが出たらベーコンを炒める。
【3】 【A】、残りの【1】、芽キャベツを加えて、野菜に火が通るまで煮、塩で味を調える。
◆ポイント
子どもは「卵リゾット」で。
大きめのお玉にご飯を入れ、鍋端に沈めて汁を入れて煮、溶き卵を加えて火が通るまでそのまま煮る。器に盛り、鍋から具を取り分ける。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2018年2月号
ミルク・クリームを使っただしの鍋
【1】レモンチャウダー鍋
市販のホワイトシチューで簡単に作るあったかチャウダー。レモンの酸味をきかせれば、いくらでも食べられます。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
あさり(むき身) 120g
じゃがいも 3個
玉ねぎ(小) 1個
にんじん 1/3本
エリンギ 3本
オリーブ油 大さじ1と1/2
【A】
水 800cc
鶏ガラスープの素 大さじ1
ホワイトシチュー(市販) 1缶(300g)
【B】
レモンの薄切り 3枚
塩 少々
◆作り方
【1】【B】を合わせておく(レモン塩)。
【2】じゃがいもは1cm幅の半月切りにし、水に5分さらして水けをきる。玉ねぎとにんじんは角切りにする。エリンギは縦半分に切って、2cm長さに切る。
【3】鍋にオリーブ油を熱して玉ねぎをざっと炒め、にんじん、じゃがいも、【A】を加えて野菜がやわらかくなるまで中弱火で15分煮る。ホワイトシチューと【1】、エリンギを加えて10分煮、あさりを加えて火が通ったら止める。
◆ポイント
即席のレモン塩を加えると、あさりの臭みがスッキリ!我が家流の味つけになります。
子供用の主食は、パンを添えるのが◎。
教えてくれたのは
井澤由美子さん
旬の食材の効能と素材の味を生かしたシンプルな料理が人気。食育にも力を注いでいる。一女の母。
『めばえ』2016年2月号
【2】チーズシチュー鍋
子どもが大好きな味つけで野菜をたっぷりと! あったかシチューにとろ?りチーズがおいしい洋風鍋は、食卓も華やぎます。
◆材料
(大人2〜3人分)
ソーセージ 8本(170g)
にんじん 1本
じゃがいも 2個
ブロッコリー 1株
ミニトマト 10個
玉ねぎ 1/2個
バター 40g
小麦粉 大さじ4
水 1カップ
牛乳 3カップ
塩 小さじ1/2
こしょう 少々
ピザ用チーズ 80g
フランスパン 200g
◆作り方
【1】にんじんは1cm幅の輪切りに、じゃ がいもは1cm幅の半月切りにする。ブ ロッコリーは小房に分ける。玉ねぎはみじん切りにする。
【2】耐熱皿ににんじんとじゃがいもをのせてラップをかけ、電子レンジ600W で6分加熱する。取り出してブロッコリーをのせ、ラップをかけ、1分加熱して蒸しておく。
【3】鍋にバターを溶かし、玉ねぎを入れ てしんなりするまで炒め、弱火にし、小麦粉を入れて炒め、粉っぽさがなくなったら水を少しずつ加える。牛乳も加え、トロリとするまで混ぜながら煮る。
【4】塩、こしょうをふり、【2】、ソーセー ジ、ミニトマトを加えて2〜3分煮、チーズをふって溶けるまでひと煮する。
*大人用にはお好みで粗挽き白こしょ うをふり、パンを添える。
◆ポイント
子ども用には具を取り出して細かく切り、パンを添える。
教えてくれたのは
藤井恵さん
簡単に作れて、栄養バランスがよく、おいしさのセンスが光るレシピが人気。藤井家の毎日のごはんを綴ったブログも参考になります。
『ベビーブック』2016年12月号
【3】チキンときのこのカレー鍋
チキンときのこのうま味たっぷりのカレー鍋。子供「は仕上げに生クリームを入れてマイルドに!
◆材料
(大人3〜4人分)
鶏もも肉 2枚
しめじ、まいたけ 各1パック
しいたけ 6個
エリンギ 3本
長ねぎ 1本
にんじん 1/2本
【A】
水 5カップ
顆粒スープの素 大さじ1
カレールウ 90g(4〜5皿分)
にんにくのすりおろし 1片分
◆作り方
【1】鶏肉は食べやすい大きさに切り、しめじとまいたけは小房に分け、しいたけは軸を除いて半分に切る。エリンギは5mmの厚さに切り、ねぎは斜め薄切りにし、にんじんは輪切りにして好みの型で抜く。
【2】 鍋に【A】を入れて火にかけ、【1】(ねぎ以外)を加えて火が通るまで煮、最後にねぎを加える。
◆ポイント
子どもは「マイルドカレーうどん」で。
別鍋に汁を取り分け、生クリームを混ぜ(汁2に対し1)、うどんを加えて煮る。器に盛って具を取り分ける。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネーター、飾り巻き寿司インストラクター1 級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいいレシピが人気。
『ベビーブック』2018年2月号