「くま」「ベレー帽」「おうち」の折り方
今回は絵本「3びきのくま」の世界をモチーフに、色違い・大きさ違いで、3びきのくまと、くまたちのおうち、そしてくまに被らせたベレー帽の折り方をご紹介します。
「くま」
「くま」は、大きなくまと中くらいのくまはどちらも一般的な15センチサイズで折っています。中くらいのくまは途中から折り方を変えることで少しサイズが小さくなります。
こぐまは12センチサイズの折り紙を使い、中くらいのくまと同じ折り方で折っています。
小さくなればなるほど耳の部分がやや折りづらくなるので、12センチくらいまでのサイズで折ることをおすすめします!
「ベレー帽」
秋らしいモチーフの「ベレー帽」は、ワンピースちゃんに被せていたものを使いました。15センチサイズで折ったくまに被せるには、7.5センチサイズの折り紙で折るとちょうど良いサイズにできあがります。
おうち
「おうち」も15センチサイズで折っています。できあがったら屋根の模様や窓、ドアなどを、マスキングテープをはったりマジックで描いたりなどして、かわいくアレンジしてください。
壁に飾るようにアレンジするとかわいい!
壁にマスキングテープをはって地面にしたら、おうちとくまの親子をペタ! 簡単に絵本「3びきのくま」の世界が完成です♪
「葉っぱ」の折り方
「葉っぱ」はもともと伝承折り紙としてある折り方を、カミキィさんのアレンジで茎付きにして、より飾りやすく、かわいくなっています。
大きさは7.5センチサイズの折り紙で折ると、小ぶりでかわいらしくできるのでおすすめです。
「葉っぱ」
じゃばらに折って折り筋をつけることで、葉っぱらしい線が簡単にできます。模様のような折り筋は、無地の折り紙で折るとよりわかりやすくなります。写真のように少しちぎってあげると、枯れ葉らしい雰囲気が出ますね。
細いマスキングテープを木の枝のようにはってから、所々に葉っぱをはってみました。お部屋のイメージに合わせて、色の組み合わせを変えて楽しんでみてください。
マスキングテープを使えば壁にあとが残ることもなく、気分ではり替えるのも楽ちんです。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
折り紙を教えてくれたのは…
折り紙作家 カミキィさん
札幌在住。ニット小物などのハンドメイド作家として活動後、40才を過ぎてから、子育てをする中で折り紙を始めたというカミキィさん。「かんたん、かわいい、手軽に作れる」オリジナルの折り紙作品は、お子さんはもちろん、初心者や高齢者にもチャレンジしやすいと人気。折り方はもちろん、折り紙を組み合わせたリース飾りなど、飾りのサンプルも多数紹介しています。約2年ぶりの最新著書は「カミキィのどうぶつおりがみ」(日本文芸社)。
ホームページ「https://kamikey.jp/」
YouTube「創作折り紙 カミキィkamikey origami
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製作・文・構成/苗代みほ 撮影/黒石あみ