まるでフレンチの前菜のような離乳食
カタチはそのままで柔らかい
カタチはそのままなのに柔らかい「凍結含浸法」を使用した「アステピア」の離乳食「ピアーチェパスト」です。 試食をさせてもらったのですが、しっかり食欲をそそる食べ物という形状を残しているのに、飲めるくらいに柔らかいです。「白身魚と野菜」、「豚肉と野菜」、「鶏肉と野菜」、もしくは野菜だけの4種類とライナップも豊富。離乳食の初期から食べることができますし、野菜の旨味がしっかりと出ていて、大人が食べても美味しいです。
五感を育む離乳食
ある程度、月齢が上がるとやはり見た目も気になりますよね。筆者も、自分で作ると代わり映えのない、見た目も良くないグズグズの離乳食になってしまい、これでは子どもも食欲もなくなるかもと思ったことがあります。「アステピア」の離乳食は素材の形を残しているので、子どもの五感をより育むことができると思います。離乳食は終わってしまった我が家ですが、このような製品があったらもっと離乳食の時期が楽しく過ごせたかもしれません。
ホームパーティに
特に、カップに入った「ピアーチェ」シリーズは、見た目も華やかなので、お祝い事で赤ちゃんも一緒に食事を楽しむ際にオススメです。赤ちゃんが来るホームパーティなどで出したら喜ばれそうですね!
野菜嫌いの救世主「野菜パウダー」
柔らかくしたり、小さくしたり、いろいろ工夫してもどうしても野菜を食べないお子さんもいますよね。実は、筆者の下の子は野菜の形が分かると、いっさい食べてくれない野菜嫌いです。そんな我が家の救世主になったのが三笠産業の「野菜ファインパウダー」です。11種類の豊富なライナップでさっと混ぜるだけで離乳食やソース、調味料として重宝しますよ。
消化吸収性がアップ
パウダー状の野菜ということで栄養面も気になりますよね。微粉砕加工業の技術を活かした三笠工業の「野菜パウダー」でその技術はお墨付き。熊本県立大学環境共生学部との共同研究において、微粉砕することにより表面積が大きくなり、消化吸収性が向上することが判明しています。また、平均粒子径20ミクロン以下にまで微粉砕すると、舌の上で溶けるような食感が得られ、特に赤ちゃんにとっては「野菜ファインパウダー」の方が通常の離乳食よりも食感的にも食べやすいことになるそうです。
オススメの使い方
お水やお粥と溶くだけで離乳食ができます。自分で作ると野菜が余ってしまって無駄になってしまうことがありますが、「野菜ファインパウダー」であれば必要な分だけ使えます。賞味期限も未開封で一年以上と常温保存ができて便利。我が家では、ホットケーキやクッキーに混ぜたり、色の目立たない「れんこん」をお米と一緒に炊いたりして、野菜不足を補っています。
美味しくて可愛い!アレルゲンフリーのオヤツ
28品目不使用のアレルゲンフリーの保存食
もう一つ、アレルゲンフリーのお菓子をご紹介したいと思います。こちらは、なんとアレルギーの特定原材料とそれに準ずる28品目不使用という徹底したアレルゲンフリーの「株式会社グランデックス」の「ライスクッキー」です。アレルギーフリーに加えて、賞味期限が5年と長く、防災食として利用できる万能おやつです。
いざという時にアレルギーフリー食の備えを
災害時は食物アレルギーの有無を確認したり、管理するのは大変。東日本大震災時の発生時にはアレルギーフリー食の到着まで、1週間から1ヶ月以上かかった事例も報告されているとのこと。甘さ控えめの素材の味を活かした素朴な味で、大人にも美味しいクッキーですが、お子さんには少し固めなので、普段のお菓子として食べ慣れておくと良いかなと思いました。
ハンズフリー&アレルゲンフリー防災食セット
特に、オススメなのが、「防災セットフリー」。クッキーの他、食欲がない時でもさっぱり食べられるゼリー、ようかん、パンなど、米粉がベースで全てアレルゲンフリーの防災食のセットです。水だけでできるおにぎりなども入っているセットもあります。どれも、食器なしで、片手で食べられるものばかり。取っ手のついているビニール袋に入っていて、災害時の持ち運びにも便利です。アレルギーの有無に関係なく、特に保育園や学校などの教育関係者の施設、また、小さいお子さんのいるご家庭はぜひ、用意してもらいたい防災セットです。
絵本のキャラクターの可愛い防災食
最後にご紹介するのは、世界中で長年愛されている4つの絵本(こぐまちゃん、レオ・レオニ、くまのがっこう、はらぺこあおむし)とコラボレーションした「えほんのじかん・そなえるウエハース」です。防災食として5年の長期保存が可能です。非常食といえば、物置などにしまい込んでしまい、普段は忘れがちですが、こちらの缶であれば、インテリアとしてお部屋に飾り、目に付く場所に備えることができますね。また、馴染みのある絵本キャラクターなので、緊張しがちな非常時でも食べやすいかもしれません。ありそうなでなかった商品で、さっそく防災食に加えようと思いました。これからの季節、クリスマスギフトとしてもいいですね。
子どものための最新フードで気になったものをご紹介しました。形を保った離乳食やアレルギー対応の保存食など、以前より選択肢が広がっているので、上手に活用していきたいですね。
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文・写真/Rina Ota