【東京近郊】アイススケート場おすすめ5選|親子で楽しむならココ! 冬休みのお出かけにも

寒さを忘れて夢中になれる冬の楽しみのひとつといえば、アイススケート。東京近郊には、親子で安心して滑れる工夫や、子どもが笑顔になる仕掛けが満載のリンクがそろっています。今回はおすすめのアイススケート場を5か所ピックアップし、子連れで楽しめるヒミツを大公開! 家族みんなでアクティブに盛り上がる冬休みの計画にも、ぜひ役立ててください。

【1】MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI(東京・立川市)

浅田真央さんとのコラボで生まれた、親子にやさしい氷上空間

フィギュアスケーターの浅田真央さんが、現役時代から抱いていた願い。それは「自分の名前を冠したリンクをつくること」。

その夢がついに形となり、2024年11月に屋内アイススケート場「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI(マオ リンク タチカワ タチヒ)」がオープンしました。

ここには「未来の子どもたちにスケートを通じて夢と希望を届けたい」という真央さんの想いが込められています。

オリンピックや世界選手権で使われる国際規格サイズ(30m×60m)のメインリンクは、観客席も備えた本格的な競技環境。選手をめざす人にとっても、憧れの舞台を思わせる特別な空間です。

国際規格サイズのメインリンク

一方、24m×40mのコンパクトなサブリンクは、椅子型や動物型の滑走補助具がレンタルでき、小さな子どもや初心者にも安心。

サブリンクには、子どもがつかまりやすい高さに手すりがあるのがうれしい
安定した姿勢で氷の楽しさを味わえる椅子型補助具

サブリンクの窓からは、外の景色が見えて開放感があります。春には桜並木を眺めながら滑ることができます。

館内には授乳室やおむつ替えスペースも用意されていて、赤ちゃん連れでも安心。徒歩圏内には「ららぽーと立川立飛」があり、リンクで遊んだ後もショッピングや食事が楽しめ、一日のお出かけ先としてぴったりです。

>>「MAO RINK TACHIKAWA TACHIHI」の詳細はコチラ

【2】東大和スケートセンター/BIGBOX東大和(東京・東大和市)

駅チカでラクラク氷上デビュー! 滑り終えたあとの楽しみ方もいっぱい

西武鉄道拝島線の東大和市駅からすぐという好立地が魅力の屋内アイススケート場「東大和スケートセンター」。西武グループが運営する複合レジャー施設「BIGBOX東大和」の中でも人気の高いスポットで、広々としたリンクで本格的なスケートを楽しめます。

写真提供/西武レクリエーション株式会社

初めての氷上体験でも安心できる環境が整っているのが魅力。

初心者の子どもには、かわいいペンギンや白クマの滑走補助具(500円/30分)で練習できる「初心者エリア」がおすすめです。

滑走補助具が用意された初心者エリア 
写真提供/西武レクリエーション株式会社

ただし、初心者エリアは貸し切りやスクールが行われている時間帯は利用できないこともあるので、利用前にチェックしておくとスムーズです。

会場スタッフによる無料の「初心者ワンポイントレッスン」(不定期)の開催もあり、親子で気軽に参加できるのがうれしいポイント。

初心者ワンポイントレッスンの様子
写真提供/西武レクリエーション株式会社

2025年の冬休み期間中は、12月29日(月)~31日(水)、1月2日(金)~4日(日)に開催、時間は日によって異なります。詳細はお電話にてお問い合わせください。

スケートを満喫したあとは、ボウリングや屋内型キッズランド「あそびっぐ 」、カラオケ、レストランでの食事などが楽しめ、親子で一日過ごせるレジャー拠点です。

>>「東大和スケートセンター」の詳細はコチラ

【3】Yunth MIDTOWN ICE RINK(東京・港区)

昼夜で異なる魅力! 東京ミッドタウンの都内最大級屋外アイススケート場

開放的な屋外でアイススケートを楽しみたい親子には、東京ミッドタウン内に冬季限定で登場する「Yunth MIDTOWN ICE RINK(ユンス ミッドタウン アイスリンク)」がおすすめ。

都心にいながら本物の氷の上で楽しむデイスケートは、澄み渡る青空と開放感に包まれた特別な時間を届けてくれます。

写真提供/東京ミッドタウン

夜になるとライトアップされ、幻想的なナイトスケートを親子で満喫できます。冬休みの特別な体験にもぴったり。

写真提供/東京ミッドタウン

ペンギンやスノーマンのそり(滑走補助具)をレンタル(500円/20分)できるので、スケートデビューも安心です。

滑った後は、東京ミッドタウンでショッピングやグルメを満喫。都心ならではの贅沢な一日が待っています。

>>「Yunth MIDTOWN ICE RINK」の詳細はコチラ

【4】江戸川区スポーツランド スケートリンク(東京・江戸川区)

東京23区唯一の区営リンク! 小中学生以下はワンコイン以下で楽しめる格安スケート体験

親子でスケートデビューしたいけれど料金が気になる…。そんな家族におすすめなのが、江戸川区スポーツランドの屋内アイススケート場。

写真提供/江戸川区スポーツランド

東京23区で唯一の区営リンクで、公共料金ならではの格安価格で楽しめるのが魅力。幼児は入場無料+貸靴料210円のみ、小中学生も入場料210円+貸靴料210円とワンコイン以下で楽しめます(2025年12月現在)。

写真提供/江戸川区スポーツランド

リンクの広さは、国際規格に準じた30m×60m。初心者から上級者までのびのび滑走できます。

小さな子ども向け、安定感に優れた2枚刃スケート靴は15~18cmを用意
写真提供/江戸川区スポーツランド

館内には、授乳室やおむつ交換ができる多目的トイレを複数完備。毎週日曜には初心者向けの無料レッスンを開催し、さらに初級者から上級者まで段階に応じた有料スケート教室も行っています。

広々とした飲食スペースにはファミリーマートをはじめ、冷凍食品やパン・お菓子、アイス、飲料など豊富な自動販売機が並び、親子で快適に過ごせます。

>>「江戸川区スポーツランド スケートリンク」の詳細はコチラ

【5】こどもの国アイススケート場(神奈川・横浜市)

総合レジャー施設で楽しむ! 天気に左右されない半屋外リンクがうれしい

神奈川県横浜市青葉区と東京都町田市に広がる「こどもの国」は、東京ドーム約21個分の広さを誇る総合レジャー施設。夏はプールとして使われる場所がスケート場へと姿を変え、冬の澄んだ空気の中で爽快な滑走を楽しめます。

リンクは国際規格の30m×60mの広さを備え、屋根がかかっているため雨や雪の日でも安心。屋内の快適さと屋外の開放感を両立した環境で、練習も遊びも思い切り満喫できます。

スケート期間中の土曜・日曜・祝日、そして冬休みの午前中には、初心者向けワンポイントレッスンを開催(自由参加、午後は不定期で開催)。

スケートデビューの子どもにぴったりのサポートが整っています。

さらに園内には、おもしろ自転車やミニSLなどのアトラクション、牧場、遊具など多彩な遊びが充実。

スケートとあわせて一日たっぷり遊べるのも「こどもの国」ならではの魅力です。

>>「こどもの国アイススケート場」の詳細はコチラ

親子スケートデビューに欠かせない! 持ち物とリンク選びのチェックポイント

初めてのアイススケートを親子で楽しむために、必要な持ち物や安全対策、リンク選びのコツをご紹介します。

手袋は持参を忘れずに!

転んだときのケガ防止に欠かせないのが、指先まで隠れる手袋。手袋がないと滑走できないリンクが多いため、必ず持参しましょう。レンタルがない場合も多いので、準備しておくと安心です。

スケート靴は硬く、普段の靴より足に強い圧力がかかるため、厚手の靴下でクッション性を高めるのがおすすめ。さらに、ぬれにくい服や着替えを用意しておけば、親子で快適に楽しめます。

安全対策を確認

多くのリンクでは、ヘルメットやサポーター(肘当て・膝当て)が無料で貸し出されています(今回ご紹介した各リンクでは無料貸し出しあり)。ただしサイズが合わないこともあるため、使い慣れたものがある場合は持参していくとより快適に滑れます。

初心者向けのサービスはある?

氷上でハンドルを握ったり座ったりできる「滑走補助具」が備わったリンクなら、氷に不安を抱く子どもでも挑戦しやすく、姿勢も安定します。さらに安定感のある2枚刃スケート靴(今回ご紹介した各リンクで用意あり。ただしサイズは要確認)を選べばバランスが取りやすく、初めての体験をサポートしてくれます。

初心者向けの無料レッスンを実施するリンクもあり、スケートデビューを力強く後押ししてくれます。

屋内? 屋外? それとも半屋外? リンク選びで変わる楽しみ方

通年営業の「屋内リンク」は、天候に左右されず快適に楽しめます。冬限定の「屋外リンク」は、澄み切った青空の下で季節感を満喫できる特別なひとときが魅力。さらに「半屋外リンク」なら、屋根つきで天候の影響を受けにくく、外の空気を感じながら開放感も味わえる“いいとこ取り”の体験ができます。

寒さをワクワクにチェンジ! 親子でリンク時間を楽しもう

寒さが厳しい季節だからって、家にこもるなんてもったいない! 氷の上をすべるひとときは、冷たい風もワクワクに変える冬だけの特別なごほうび。家族で楽しめるスケート場を見付けて、冬の一日を思い切り満喫してみませんか。

取材・文/あゆーや

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