「正直、気休めだった…」中学受験のげん担ぎ、やってよかったこと、意味がなかったことは? 保護者の本音を大調査【HugKum総研】

勉強も体調も万全、あとは中学受験に挑むだけ! ここまできたらあとは神頼みや「げん担ぎ」に頼りたくなる…なんてご家庭もあるのではないでしょうか。今回は実際に「子どもの中学受験を経験した方」77人を対象に「げん担ぎ」について大調査。実際にやったげん担ぎは? 正直効いた? それとも気休めだった? など、気になる本音を聞きました。「それ、逆にプレッシャーだったかも…」と後悔したという声も合わせてご紹介します。

【調査概要】調査期間:2025年12月23日~2026年1月4日 回答者数:子どもの中学受験を経験したことがある保護者77人

受験生の保護者が実際に行った「げん担ぎ」は?

受験のために「げん担ぎ」をした(させた)ことはありますか?(回答者数:77人)
受験のために「げん担ぎ」をした(させた)ことはありますか?(回答者数:77人)

受験合格を願って縁起を担ぐ「げん担ぎ」。実際77人の方に「受験のためにげん担ぎをした(させた)ことがあるか」を尋ねました。その結果、「はい」と答えた人は42人、「いいえ」と答えた人は32人となり、半数以上が何かしらの「げん担ぎ」をしたという結果になりました。

実際にやった(させた)受験のげん担ぎについて、一番印象に残っているものを聞いたところ、以下のようなコメントが寄せられました。

お参りをした、お守りを買った

「地元の学業の神さまにお参りをしてお守りを購入しました」(男性/福岡)
「合格祈願お参りとお守りを買いました」(女性/徳島)

お参りとお守りは受験期の定番! 初詣は合格を願っておみくじを引いた、なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。絵馬やお守りもばっちり使って、準備万端です。

「食べ物」でげん担ぎをした

「トンカツを食べさせました」(男性/福岡)
「キットカットを食べさせました」(男性/広島)
「記憶力アップを願って、サバを使ったメニューを増やしました」(女性/東京)

特に「トンカツ」や「キットカット」を食べさせたという意見が思いのほか多く、「カツ=勝つ」にちなんだげん担ぎは受験シーズンの定番のようです。

「鉛筆」にこだわった

「文殊さまで五角形の鉛筆を購入しました」(男性/宮城)
「神棚でお祈りした鉛筆を持っていきました」(女性/福島)
「書き慣れた鉛筆で挑むようにしました」(女性/兵庫)

試験に実際に使う「鉛筆」にこだわった、という意見もありました。神社でご祈祷してもらったものや神棚でお祈りしたもの、しっかりいつも使い慣れているものなど、それぞれご家庭によって「勝負鉛筆」があるようです。

げん担ぎ、実際に効いた? それとも気休めだった?

「これは効いた気がする!」と思ったげん担ぎはありますか?(回答者数:無回答を除く48人)
「これは効いた気がする!」と思ったげん担ぎはありますか?(回答者数:無回答を除く48人)

では実際にみなさんが行ったげん担ぎは「効いた」のでしょうか? 「これは効いた気がする」と思ったげん担ぎがあると答えた人と、「完全に気休めだったな…」と思っていると答えた人は、同数の24人ずつでした。それぞれ、どんなげん担ぎだったのか見ていきましょう。

「これは効いた気がする!」と思ったげん担ぎがある

「合格祈願をしてお守りを買いました。お守りを見たらやる気になったようです」(女性/神奈川)
「神棚でお祈りした鉛筆を持って受験に挑みました。試験に集中できたうえ、狙って勉強した分野が出たそうです」(女性/福岡)
「親子で大好きな甘いもの断ちをしました。親も一緒に受験モードに突入することで、やる気を起こさせることができました」(女性/茨城)

「完全に気休めだったな…」と思っている

「カツ丼を食べさせたところ、お腹が痛くなってしまったので」(女性/東京)
「カツ丼を食べさせたりお守りを持たせたりしましたが、最後は本人の努力の積み重ねと能力次第だなと思いました」(男性/福岡)
「調子がよいときの筆記用具を使うようにしましたが、結局気の持ちようかなと感じました」(女性/大分)

げん担ぎをしたことで「やる気が出た!」という声が挙がる一方、結局は本人の気持ちやがんばり次第という声も。

また、げん担ぎとは少し異なるものの「うがい・手洗いをしっかりさせたところ、風邪をひかずに試験の日を迎えられました」(女性/群馬)という意見が寄せられており、げん担ぎだけでなく、「実際に効果が期待できる」対策を意識することの大切さも感じられる結果となりました。

げん担ぎ、本当のところ子どもはどう思っている?

親と子で、げん担ぎへの温度差はありましたか?(回答者数:無回答を除く53人)
親と子で、げん担ぎへの温度差はありましたか?(回答者数:無回答を除く53人)

中学受験のげん担ぎ。親が熱心だったのか、子どもが熱心だったのか、気になりますよね。「親と子でげん担ぎへの温度差がありましたか?」という問いでは、「親だけ熱心」(24人)、「親子ともに熱心」(15人)、「親子ともに熱心ではない」(13人)、「子どもだけ熱心」(1人)という結果になりました。

親子で一緒にげん担ぎをしたというご家庭もある一方で、どちらかと言えば「親だけ熱心にげん担ぎをしていた」という人のほうが多いようです。

受験勉強をがんばるのは子ども本人。親は見ていることしかできないからこそ「少しでもげん担ぎをして子どもを応援したい」という気持ちが、アンケート結果にも表れていました。

「それ、逆にプレッシャーだったかも…」と思うことも

子どもの合格を願って熱心に応援を続けた親たち。でも今振り返ってみると「それ、逆にプレッシャーだったかも…」と思うこともあったようです。

「がんばってね、とつい言ってしまったこと」(女性/愛知)
「いつも以上に気を遣いすぎてしまったことです」(女性/群馬)
「いつものルーティンにこだわったこと」(女性/兵庫)
「合格するぞ!と言い続け、プレッシャーをかけてしまったこと」(男性/北海道)
「前日に早く寝なさいと強めに言ってしまったことです」(女性/宮城)
「前の日の夕飯に揚げ物を食べさせてしまったこと。消化によいものを食べさせてあげればよかったです」(女性/福島)

こうした振り返りは、これから受験を迎えるご家庭にとっても大きなヒントに。大切なのは「完璧なサポート」より、子どもの気持ちに耳を傾けることなのかもしれません。

* * *

中学受験のげん担ぎに、これが正解という答えはありません。気持ちが前向きになった人もいれば、あとから「少しやりすぎたかも」と振り返る人もいました。

今回のアンケートから伝わってくるのは、どのげん担ぎもすべて、子どもを思う気持ちから生まれていたということ。親子で納得できる形で、来たる中学受験を乗り越えていけるといいですね。

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構成・文/伊東ししゃも

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