目次
閉校した中学校をナチュラルコスメの工場にすることから始まった
ナチュの森へのアクセスは、車では道央自動車道を利用して新千歳空港から約60分、札幌市内から車で約90分。登別駅からタクシーで約8分、無料バスで約10分の距離。
園庭ガーデンだけでも1.7ヘクタール、東京ドーム約3分の1の広さ。「元学校」というイメージの約3倍以上もあります。
敷地内にはナチュラルサイエンスの工場や製品に使われるハーブなどを育てる農園、屋内・外に子どもが遊べる遊戯施設、工場見学体験、カフェにレストラン、ビューティサロン、コスメやナチュラルグッズを扱うショップなどがあります。子どもと一緒に、丸1日たっぷり学び・遊べる内容が詰まっています。



2022年には触って学べるミュージアム「森の工舎」がオープン
施設内には体験しながら学べるコンテンツがたくさんあるのですが、まず訪れてほしいのが2階のナチュの森 自然と科学のミュージアム「森の工舎」。こちらは2022年にオープンした施設で、テーマに合わせて構成された体験型展示を通じて楽しみながら学べます。
現在は、”キレイって 楽しい”をコンセプトに、大人も子どもも楽しく学べる「なるほど!肌とからだチャレンジ展」を開催中。

一昔前と違って、日差しの強さや黄砂や花粉などの飛来物、乾燥など肌を攻撃するものが年々強力に。子どもにとっても肌ケアは親にやってもらうだけでなく、自発的に意識しなくてはならない時代になっています。手洗いや除菌スプレーなど、習慣の意味を知ると、その大切さもよく理解できるはず。
今回の展示では、スキンケアアイテムを製造・販売するメーカーならではの視点で、肌のしくみを子ども視点でも理解できる内容で構成。なかにはクイズ形式にしたり、ゲーム要素を盛り込んだりするなど、楽しみながら学べる内容になっています。




こちらの展示はナチュラルサイエンスの社員の方による企画・構成。さらに、天秤のアイデアなどの工作物も社員みんなで創り上げたそうです。学校だった場所で楽しんでいるからか、どこか学園祭のようにも感じます。展示も子どもが届く低さに置かれていたり、子どもしか気づかない位置に書いてあったり、自分で考える仕掛けもたくさん。


ナチュの森 自然と科学のミュージアム「森の工舎」
会期:2025年9月19日(金)~2026年9月30日(水)
開館時間:午前10時~午後4時
休館日:水・木曜日(祝日は営業)
香りの仕組みを作って学べる「香りのワークショップ」は大人も夢中に
校舎跡1階の音楽室だった教室を利用した「アトリエ」では、子ども向けのワークショップなどを開催。子どもたちが自分で選び、考え、手を動かし、モノづくりを完成させる体験を通して、好奇心を育むことを目指して作られたそう。
はさみデビューを想定した2歳以上向けの「サンキャッチャー」づくりや科学実験みたいに異なる物質を混ぜて作る「キラキラスライム」、鹿の角を使ったアクセサリーづくりなど、さまざま。

今回は大人も楽しめる「香りのワークショップ」でのアロマミスト作りに参加してきました。アロマミスト作りではビーカーなどガラス製品を扱うため、推奨参加年齢は10歳以上となっています。




ワークショップの部屋のお隣には、より香りについて深く学ぶことができる「香りのラボ・蒸留実験室」があります。




旧体育館を利用した屋内型遊戯施設やポニーの乗馬体験も!
旧虎杖中学校の体育館を利用した屋内型施設「あそびのひろば」もあります。こちらの利用は時間制またはワンデーパスの購入で利用できます。0歳から1歳向けのコーナーもあるので、異なる年齢の兄弟も楽しめそう。



併設されている工場では見学体験も実施しています。4月は24、25日、5月は1、2、4、22、23日の予定で、午前と午後の2回開催。参加を希望される場合は、事前に予約しておくのがおすすめです。
毎年秋に開催されるマルシェの際には、周囲に交通渋滞が起きるほど集客するとか。どんなイベントなのか気になりますね。



暑い夏に避暑を兼ねた旅先としても人気の北海道。遊びに加えて、夏休みの自由研究などにもできる学びのコンテンツもある「ナチュの森」。近隣には民族共生象徴空間「ウポポイ」など、話題の施設も誕生しており、一度は訪れてほしいエリアです。
取材・文/北本祐子
こちらの記事もおすすめ