生き物観察 テントウムシはここを観察しよう!【低~中学年・自由研究アイデア】

春になると、草はらなどで見かけるテントウムシ。あつい夏には、おち葉や葉っぱのうらに、じっとしていることが多いよ。

そっとつかまえて、かんさつしてみよう!

ナナホシテントウ

からだに7こ、ほしがあるテントウムシだよ。

おしえてくれるのは・・・生きものにくわしい

ゲッチョ先生

いろいろな生きものを  けんきゅうして、おしえている。『テントウムシの島めぐり』という本も  かいているよ。

高いほうにのぼるよ! テントウムシシーソー

かるくて小さいシーソーをつくって、ナナホシテントウを  あるかせてみたよ。

テントウムシは  どうしてたかいほうへ  のぼるの?

 

テントウムシが  たかいほうへ  のぼっていくのは  なぜなのか、その理由をかんがえてみよう!

ゲッチョ先生のかんがえ❶ アブラムシをさがしているから

 

ナナホシテントウのエサは  アブラムシ。アブラムシは、草の先っぽの  やわらかいところに  いる。

テントウムシは  アブラムシをさがして、上へ  のぼってくるのかもしれないね。

ゲッチョ先生のかんがえ❷ とぶのが  にがてだから

 

とぶのが  にがてだからかもしれない。

たかいところのほうが、まわりにじゃまなものがなく、とびたちやすいのかも。

テントウムシの ひみつ

敵に見つかっても身をまもれるぞ

 

赤くて目立つすがたで  たかいところにいると、てきに見つかってしまう。

そんな ときは、くさくて  にがいしるを出すから、てきも  おそってこないんだ。

テントウムシの大へんしん

テントウムシには  いろいろな  いろや  もようが  あるよ。どのテントウムシも  たまごで生まれてから  大きくなるまでに、大へんしんするんだ。

ナナホシテントウの 一生を  見てみよう!!

❶たまご

メスは  ぱのうどに、20~40の  まごを  うむよ。

❷幼虫

アブムシをたべて  そだ3かい  ぬいで  大きくなるよ。

くろくて、ゲジゲジしているよ。

❸さなぎ

よう虫が1㎝くらいになると、さなぎになって  うごかなくなる。1しゅうかんくらいすると、かわをやぶって、せい虫が出てくるよ。

❹成虫

はじめはきいろいけど、だんだん  くろいもようが出て、赤いからだになるんだ。

ナナホシテントウは  夏と冬は寝てすごす!?

あついなつや、さむいふゆは、草のねもとや  おち葉の下でねているよ。

テントウムシ図鑑

取材協力/ぐんま昆虫の森 群馬県桐生市新里町鶴ヶ谷460-1 http:// www.giw.pref.gunma.jp/

『小学一年生』2017年5月号
監修・イラスト/盛口満(沖縄大学人文学部こども文化学科教授)    写真/安田守   協力/阿部浩志(ruderal inc.) 

1925年創刊の児童学習雑誌『小学一年生』。コンセプトは「未来をつくる“好き”を育む」。毎号、各界の第一線で活躍する有識者・クリエイターとともに、子ども達各々が自身の無限の可能性を伸ばす誌面作りを心掛けています。時代に即した上質な知育学習記事・付録を掲載し、HugKumの監修もつとめています。

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