人形の体がすりかわる!
人形の体が、ちがう人形とすりかわる! 光の性質を利用したおもしろ実験だよ。
実験を始める前にチェックしよう!
□弟や妹がいる場合は、小さい子の手の届かないところでやろう。
□実験する前に作業場所の周りを整理して、終わったらきちんと片付けよう。
□材料がないときは、おうちの人に相談してそろえよう。
用意するもの
●水そう(飼育ケースでもOK)
●人形2つ(同じくらいの大きさのもの)
やり方
1 水そうに人形を並べ、水を入れる。
人形の首の高さまで水を入れる。人形がういてしまうときは、両面テープなどで固定しよう。この時点では、人形の体に変化はない。
2 ななめから見てみよう!
人形の体がズレて見えるよ。人形の頭の下に、もう1つの人形の体がすりかわって見えるところを探してみよう!
なぜこうなるの?
物体が見えるのは、その物体に反射した光が目に入るからなんだ。
人形の頭の部分は空気中にあるので、頭に反射した光はまっすぐに進み、私たちの目に入る。でも人形の体は水中にあるため、体に反射した光は水面(水と空気の境目)で折れ曲がって進み、私たちの目に入る。そのため、体が別の場所にあるように見えるんだ。
レッツ!トライ
いろいろな方向から見たときの見え方のちがいを観察しよう。人形の置く場所を変えるなど工夫すると、おもしろい見え方が発見できるかも!
『小学8年生』2019年8・9月号 実験指導/山田ふしぎ 構成/桧貝卓哉 撮影/岡本好明 イラスト/杉山真理 デザイン/堀中亜理+ベイブリッジ・スタジオ
夏休みの自由研究
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