野菜とせっけんとお酢で…色が変わる絵をかこう【小学8年生発・自由研究アイデア】

色が変わる絵

野菜の汁を使って、色が変わる絵をかこう。

ナスのむらさき色がピンクや青に変化。色変わりの瞬間を見のがすな!

<実験をするときの注意!> 始める前にチェックしよう!

□材料を切るときは、刃物に注意して使おう。
□弟や妹がいる場合は、小さい子の手の届かないところでやろう。
□実験する前に作業場所の周りを整理して、終わったらきちんと片付けよう。
□材料がないときは、おうちの人に相談してそろえよう。

準備するもの

・コップ

・酢

・画用紙(スケッチブック)

・はさみ

・綿棒

・野菜(ナス、ラディッシュ)

・紙やすり

・アルミはく

・石けん

実験方法

①ナスに傷をつける

表面を紙やすりで軽くこする。くしゃくしゃにしたアルミはくを使ってもできる。

※ナスのヘタはチクチクするので、取ってからやるとやりやすいよ。

②ナスを画用紙にこすりつける

画用紙全体がうっすらむらさき色になるように、傷をつけた部分を画用紙にこすりつけよう。

※こくこすりつけると色の変化がわかりにくくなるので注意!

③酢や石けんをつけた綿棒で絵をかく

コップに移した酢と、水にぬらした石けんを用意。それぞれを綿棒につけて、画用紙に絵や文字をかこう。

石けん

かいたところが青や緑に変化した!

かいた直後はピンク色。しばらくすると青になった!

解説 色が変わるわけ

ナスやラディッシュなどの皮にふくまれる色素を使うと、物質が水にとけたときの「酸性」「中性」「アルカリ性」の性質が見分けられる。この実験では画用紙にこすりつけたナスの色素が、酢の「酸性」に反応して「ピンク色」になり、時間がたつと画用紙の材質の「弱いアルカリ性」に反応して「青」になったんだ。

 

『小学8年生』は上のような自由研究アイデアのほか、すべての小学生の好奇心と創造性を伸ばす付録・学習コンテンツ・読み物が満載の新しい学習雑誌です。

『小8年生』2018年夏号 監修/白數哲久(ガリレオ工房・昭和女子大学准教授) 構成・文/丹羽 毅 撮影/岡本好明(フリーセクション) モデル/神沢佑星 デザイン/堀中亜理+ベイブリッジ・スタジオ

 

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