2025年のお盆休みはいつ?
夏にまとまった連休を取得できるお盆休みは、大きなイベントの一つです。特に今年は国民の祝日である「山の日」が移動したことにより、例年よりも連休日数が増える人もいることでしょう。
まずは、通常のお盆休みの期間と、2025年のお盆休みの期間について見てみましょう。
一般的に8月13日から16日まで
お盆休みは地域によって多少の差はありますが、基本的には地方都市を中心に8月13~16日をお盆休みとしているところが多いです。
年によってはカレンダーの並びで土日が重なることもあり、休みの長さも変わってきます。
お盆は旧暦と新暦によってひと月のずれが生じます。東京を中心とする関東地方では7月15日前後をお盆休みとするところもあるため、自分の住んでいる地域を確認しておきましょう。
2025年のお盆休みはどうなる?
2025年のお盆休み期間は、8月13日(水)から16日(土)の4日間になるところが多いでしょう。また、8月11日(月)の「山の日」は祝日です。12日(火)は平日ですが、ここを休めると9日(土)から17日(日)まで、9連休になります。
混雑ピークを交通機関別に予想

お盆休みの県をまたいだ移動は、例年大混雑するものです。お盆中は実家に帰省する際の「帰省ラッシュ」と、帰省を終えて帰ろうとする「Uターンラッシュ」の2回の混雑が予想されます。
事前にいつごろがピークになるかを把握しておけば、混雑や渋滞に巻き込まれる可能性が抑えられるでしょう。高速道路・新幹線・飛行機の三つの移動手段ごとに予想します。
高速道路
高速道路の帰省ラッシュのピークは、8月9日(土)と10日(日)に訪れる予想で、13日(水)頃まで断続的に続く可能性があります。
Uターンラッシュは、8月15日(金)から16日(土)にかけて本格化し、17日(日)まで交通量の多い状態が続くと見込まれています。
それぞれ、帰省ラッシュは早朝~午前7時ごろ、Uターンラッシュは午後5時前後が最も高速道路が渋滞すると考えられる時間帯です
新幹線
新幹線の場合も、連休初日である8月9日(土)が最も混雑すると予想されます。特に混み合う時間帯は午前中です。
Uターンラッシュは、8月16日(土)と17日(日)に集中する可能性が高く、16日夕方~17日午前中は特に注意が必要です。
例年お盆の時期の新幹線は、自由席車両の乗車率が150%を超えることもあり、指定席の早期予約が推奨されます。

飛行機
飛行機を利用した帰省の場合、帰省ラッシュは8月9日(土)~10日(日)にかけてピークを迎えると予想されます。Uターンラッシュは8月16日(土)~17日(日)が混雑の中心となるでしょう。
飛行機もお盆の時期には混み合いますが、座席数が決まっているため新幹線ほど混雑が目に見えにくい傾向があります。
ただし、空港内の手荷物検査場やロビーでは混雑に巻き込まれることがあります。搭乗者以外にも、見送りや観光客で空港が賑わうため、早めの到着と余裕ある行動を心がけましょう。
混雑時でもスムーズに移動する方法は?
お盆休みは混み合うものですが、工夫次第で混雑のピークを避けることができれば、多少なりとも人混みを避けてスムーズに移動できるでしょう。
高速道路・新幹線・飛行機のそれぞれにおいて、混雑を避けるための工夫を紹介します。移動日時や指定席・チケットの早期確保など、できることはやっておきましょう。

高速道路は深夜、早朝に出発
車による帰省を考えている人は、「連休前日(8月8日・金)の深夜」から移動を開始するか、当日(8月9日・土)の早朝に移動することを検討しましょう。
Uターンラッシュは8月16日(土)にピークがくると予想されるため、16日午前の早い時間か、もしくは深夜の移動がおすすめです。
いずれも混雑が予想されるピークの日付・時間帯をできるだけ避けることが大切です。
新幹線は早めの予約で指定席を購入
新幹線の移動で混雑を避けたい場合は「指定席」を予約しましょう。ただし、お盆の時期の指定席はあっという間に売り切れてしまうことがほとんどです。
新幹線の指定席は、「乗車予定日から1カ月前にさかのぼった日の朝10時から」販売されています。予約できる日になったらすぐにチケットを押さえましょう。
お盆の時期に窓口で直接購入すると混み合うことが多いため、インターネットでの予約が早くて便利です。
さらにインターネットを細かくチェックしていると、臨時列車やキャンセルの発生などにいち早く気づくことができるでしょう。
飛行機は早期割引でチケット確保
飛行機は用意されている座席数が決まっているため、座席さえ押さえておけば搭乗時に混雑に巻き込まれることはありません。
しかし、新幹線と同じく、飛行機もお盆休みの時期にはすぐに売り切れてしまいます。さらに、金額設定も通常時よりも高額です。
多くの航空会社が早割を採用しているため、少しでも安く、かつ確実に座席を押さえるために早期予約を行いましょう。
お盆休みは計画的な移動プランを立てよう
お盆休みは混雑ピークを予想する必要があります。スムーズかつ安全に帰省するために、混雑ピークを避ける工夫をしつつ、楽しいお盆休みにしましょう。
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文・構成/HugKum編集部