人目を気にせず、リラックスして撮れると【セルフ写真館】が今ブーム!
写真スタジオというと、カメラマンさんがいて、その指示に従って撮影をしていくというのが一般的ですが、セルフ写真館はその名の通り、撮られる人が自らシャッターを切って、写真を撮影していくスタジオのこと。
カメラの前に立つと緊張して顔がこわばってしまう!という恥ずかしがりやさんでも大丈夫。撮影中、スタジオ内は自分達だけの空間になるので、人の目を気にせず、リラックスした状態で撮影をすることが出来ちゃいます。
もともとは韓国でうまれたセルフ写真館。日本に上陸するやいなや、またたく間に全国へと広がり、ラフでおしゃれな写真が撮れると若い世代を中心に話題となりましたが、1年程前からはファミリー層にもその人気が広がりつつあるといいます。
モノクロ写真での撮影がメインだったり、撮影した全ての写真データをその場で貰えたりと、各写真館でサービスに違いはあるようですが、だいたい1500円~5000円という比較的リーズナブルな価格で、本格的な写真を撮影できるというのも嬉しいところ。
今回は15分という時間内であれば好きなだけ写真を撮影すること出来るうえ、全ての写真データを貰える(1人1500円)というところに惹かれ、セルフ写真館Original浅草店を訪れることにしました。
こちらの店舗は、子ども写真スタジオ「スタジオコフレ」が併設されていました。予約はネットからコースと日程を選ぶだけでとても簡単。あとは当日、スタジオへ向かうだけです。
いざ、親子写真を撮りに!
かわいい待合スペースに思わずワクワク。消毒・検温をして先にお会計を済ませます。モノクロでの撮影かカラーでの撮影、またはモノクロ&カラーの撮影(※追加料金あり)かを選ぶことができました。
時間になったら、いざ、カーテンで仕切られたブース内へ!スタッフの方が丁寧に使い方を教えてくれるので安心です。
撮影時間15分に身支度のための5分間を加えた20分のタイマーがセットされ、スタッフの方は退室。ブース内は自分達だけの貸し切り空間になりました。
ブースには、ヘアアイロンや鏡も用意されているので、メイクを整えたり、必要であれば洋服を着替えたりして、いよいよ撮影スタートです。
撮影の仕方も手元の小さなリモコンの真ん中のボタンを押すだけととても簡単。撮影された写真は、目の前のモニターにも表示されるので、その都度チェックしながら自由にポージングしていきます。
プロの方達が使うような照明やカメラのおかげで、撮り進めていくうちになんだか楽しくなってきました。
用意されているスピーカーにスマホを繋いで、お気に入りの音楽をかければノリノリ度もUP!自然な笑顔の写真も増えていきます。
座ったり、立ったり、椅子に腰かけたり、ジャンプしたり…
娘とワイワイしているうちに、あっという間に15分が経っていました。
終了したら写真データをその場で貰います。
iPhoneユーザーであればAirdropで、Androidユーザーであれば、メールでダウンロードリンクが送られてくるので、とても便利!
この日は、15分間で約160枚の写真を撮影することが出来ました。
セルフ写真館“ここが良かった”3つのポイント!
実際に、2才の娘と初めてセルフ写真館を利用してみて、私自身が感じたよかったポイントを3つまとめると…
その1:カメラ目線ではない自然な瞬間を切り取ることができる
「はい、チーズ」という掛け声で撮ると、いつも決まったポーズや顔になりがちですが、子供と会話しながら、シャッターボタンを押すだけで、日常を切り取ったようなおしゃれな写真が撮影できるのはセルフ写真館ならでは。
人の目を気にせずに、自由に撮れることでリラックスムード漂う写真が撮影できました。
その2:かわいい撮影アイテムがブース内に用意されている
ブース内に用意されているおめんや傘、ブーケ、サングラスといったアイテムは、ポーズに迷った時や娘がなかなかカメラの方を向いてくれない時に大助かりでした。
アイテムを持って楽しんでいるだけでアーティスト写真のような一枚が撮影できるので、写真を撮られるのに慣れていないという人にもおすすめです。
その3:全ての写真データがその場ですぐに貰える
予約制ということもあり、入店から退店までがとにかくスムーズで驚きました。
撮影した写真データも、終了後、すぐに自分のスマートフォンで確認できるので、ちょっとした空き時間に訪れることも可能です。
プリクラのような気軽さで、本格的な写真が撮影できるという今までありそうでなかった贅沢な体験でした。
何でもない日に写真を撮るという体験
何でもない日に娘と写真を撮るという体験にすっかりはまってしまい、早くも次はおばあちゃんと一緒に写真を撮りに行く予定をたてている我が家。
“お買い物のついでにセルフ写真館で撮影”なんていう楽しみ方もこれから当たり前になっていくのかもしれません。
家族のお休みが揃ったら、飾らない瞬間をおさめに、訪れてみてはいかがでしょうか。
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文・構成/茂木雅世