自由研究まだの人は必見!テーマは何を参考に決めた?後悔したのはどんなこと?400人に聞きました!

子どもの夏休みの宿題といえば、自由研究。取り組むテーマが決まれば、あとは計画を立ていざ実行へ! でもテーマがなかなか決まらない…という声も多く聞かれます。今回は小学生の子どもを持つママ・パパ400人にアンケート調査を実施。自由研究のテーマの決め方やテーマ決めについて、みんなの実態を調査してみました!

小学生のお子さんがいらっしゃるHugKum読者 400名にアンケート

アンケート期間 2022年7月1日~7月14日

対象 HugKumメールマガジン会員

母数 400名

自由研究のテーマ、みんなはどうやって決めている?

自由研究は、どんな分野でも興味を持ったテーマを自分で決められるのが良い点です。でも、やりたいことが見つからないという声も実は多数…。みんなが何を参考に、自由研究のテーマを決めているのか聞いてみました。

アンケートでは、「本・図鑑」という回答が最も多い結果になりました。小学館の「図鑑NEO 恐竜」や学研の「図鑑LIVE 昆虫」など、子どもが興味を持った内容をテーマにしたというコメントが多くありました。図書館で自由研究の本を借りてきて、参考にしたという方も。

また、本やSNSを利用して複数の媒体から情報を集めたり、日常の気づきから研究内容を決めたりと、「とくに参考にしたものがない」という回答が次に多い結果となりました。

「進研ゼミ」や「HONDA」といった企業のホームページから自由研究をテーマにした内容を探したり、「インターネットでひたすら自由研究について検索した!」とういう声もありました。

自由研究のテーマ設定で重要視することは?

実際に自由研究のテーマを決めるときに、どんなポイントを重視するのか、聞いてみました。

最も多かったものは、「子どもの興味があるものでやりたい」でした。子どもが好きなものや興味のあるものを探すことができれば、意欲的に取り組むことができますし、本人のやる気アップにも繋がりますよね!

次に多い結果が、「簡単なものを選びたい」と「家でできることがよい」でした。テーマ内容によっては、研究に時間がかかったり、親のサポートが必要になることも。できるだけ時間をかけずに自宅で作業ができるもの、一人で最後まで取り組める内容を選びたいと考えるのも納得できますね。

そして、「かかる日程(少ない方がよい)」が4番目に多い結果に。夏休みの宿題は課題も多く、さくっと終わらせたいもの。1日で終わらせられるものや短い日数でまとめられるテーマならスケジュール管理もしやすいですね。

5番目に多い結果となったのが「クラスの子とは違った目線の物をやらせたい」でした。一般的なものとは、また少し違った個性のあるもの、独自の目線で選んだテーマを元に研究させたいと考える方も多いようです。

自由研究、始めるのはいつ? 

長いと思っていた夏休みも8月後半に差し掛かったとき、「自由研究が終わっていない!」なんてことがあるかもしれません。みんなはいつ自由研究を始めたのか、聞いてみました。

「夏休みの中頃」と「夏休みに入ってすぐ」が多い結果に。自由研究には、ある程度の時間や日数がかかってしまうイメージがありますよね。後々、慌てて取り組むなんてことのないよう、時間に余裕を持って早めに取り掛かる方が多いようです。

早々に準備を始めて、「夏休み前から」スタートするという回答も意外と多く、自由研究に向けての意気込みが伝わりますね。

自由研究で良かったこと&後悔したこと

昨年の自由研究の良かったところ、反省点は、次の年に活かしていきたいですね。今回のアンケートでは、自由研究をしてよかったこと、後悔したことも聞いてみました。

良かった!と思うこと

・生き物の命の大事さや儚さを学べて、大事にしなきゃいけないと理解してくれた点。

・毎日、ほぼ同じ時間に観察するということを継続して出来た達成感。

・それをきっかけに世界観が広がったこと。

・賞を取れたことやクラスで一人しかやらなかったことが学校生活の自信になった。

・普段、特に気にしなかった身近にある安全や環境を意識するきっかけになった。

後悔したこと

・親がこういう風に運んであげようと筋道を立てていたが、僕はそういう風にはやりたくない、こうしたいと言われたので、最初から本人を信じるべきでした。(母)

・私が提案してやったので自主性がなかった。

・一人で完結できる内容ではなかったので、親が手出しした部分が多かったです。

・もっと子ども主体でやらせるべきだった。

・急いでやった感がすごくあり、もっと掘り下げて色々調べさせればよかった。

・もっと創意工夫があったほうが良かった。もっと早く作り始めれば良かった。

・どうしてこのような結果が出たのかまでは、考察を深められなかった。

・もっと早めに終わることができる自由研究にすればよかった。

自由研究はテーマ決めから悩む人も多く、さらにやってみたあとに「もっとこうすればよかった!」と思った経験がある人も多いことがわかりました。昨年の振り返りを次の年に活かすことで、自由研究をスムーズに進めたり、内容を充実したものにしたり、工夫できそうですね。ぜひみんなのテーマの決め方や、振り返りを参考に、楽しく取り組んでみてください。

HugKumでは夏休み中、「夏休み☆自由研究ハッック」と題して自由研究のさまざまな記事を配信中です。こちらも参考にしてみてくださいね!

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文/村井久美子

構成/HugKum編集部

夏休み☆自由研究ハック

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