小学校入学後すぐに「行き渋り」が始まった息子。「食事が飲み込めない」と泣く…乗り越えた経験者ママが語る!

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小学校への入学は、成長を感じるおめでたい機会である一方で、一年生は新生活への不安を抱えている子もいます。実際に、我が子も学校へ行きたがらなくなる「行き渋り」を経験しました。試行錯誤して乗り越えたので、経験者ママとして参考になればとお話しさせていただきます。

新一年生の「行き渋り」とは

 小学校への入学は、ワクワクする気持ちを抱えながらも、その一方で新しい環境や徒歩での通学、勉強、友人関係など、さまざまな変化に不安を抱えている子も少なからずいるはずです。

行き渋りとは?

子どもが「学校に行きたくない」と言い、態度に示すことを言います。(今回は、特に新一年生について取り上げます)

腹痛や頭痛、食欲不振、泣きながら登校するなど、体調や行動に変化を感じられるようになることが多いようです。なかには、日曜日の夕方から体調が悪くなったり、学校の話を極端にしたがらないなども症状出るケースも。

新一年生で行き渋りを経験した家庭は24%!

実際に、このような経験をした家庭はあるのか、HugKum編集部でも独自にアンケート調査をしてみたところ、全体の24%の家庭でそういった経験をしたことがあると言うことがわかりました。

【アンケートの調査概要】調査対象・人数:小学生のお子さんをもつパパママ 765人 調査期間・方法:2023年1月27日~2月9日 インターネットによる調査

我が子も行き渋りの経験者

かくいう筆者の長男(現在は小学5年生)も入学する際、第一子ということでわからないことが多く不安を感じながら、小学校生活がスタート。

慣れない生活にとまどいながら毎日を過ごしていましたが、入学から2か月たったある日から行き渋りをするようになったのです。

我が家では「一緒にきてほしい」と言われ、入学直後から登校に付き添うことにしました。

息子が登校しながら泣き出すように

登校中、息子は涙をポロポロ流す日も。だんだん朝ごはんの量も減り、ついには食事が「飲み込めない」と泣く日も増えてきました。

そして、1年生の5月の終わりごろには「行きたくない」と泣きながら言うので、その日は欠席させたのを今でも覚えています。

我が子の行き渋りの原因と乗り越え方法は

 親として、なにより気になるのは「なぜ行きたくないのか」ということ。それがわかれば、不安を払拭させるケアができるだろうと「なにかあったの?友だち?先生?勉強?」など、いろいろと聞いてみました。

息子の答えは…

「給食が嫌だ……。食べられない献立が出るのではないかと不安になる」

と話し出しました。(※通っている学校では「苦手なメニューでも1口は食べてみよう!」という方針でした)

私が実践した、行き渋り乗り越え方法

それならばと、先生に許可を得て、

どうしても給食が食べられないとき用として毎日小さなおにぎりを持たすことにしました。

ほかにも

  • 登下校は必ず車で送迎
  • 教室まで一緒に行く
  • 毎日、担当の先生とやりとりをして状況を共有する

などなどを実践。

それでも「どうして今日は行きたくない」という日は休ませたこともあります。

みんなは、どうやって行き渋りを乗り越えたの?

冒頭で紹介したHugKum読者へのアンケートで、「行き渋りを経験した」と答えてくれた方には、どのように家庭で乗り越える工夫をされたのかも聞きました。

「登校に付き添う」という意見が多数

●「来て欲しいと言われている間は、登校の途中まで一緒に行きました」(埼玉県・女性)

●「ランドセルが重い、行き帰りの歩きがしんどいという理由だったので送迎をしました」(大阪府・女性)

●「一緒に歩いて行き、テンションあがるような話をしながら楽しみだね~と言いながら行きました」(鳥取県・女性)

多数の家庭が、登校に付き添うという意見でした。

家での過ごし方を工夫する方も

●「準備を一緒にしたり、学校まで送って行ったり。帰ってきたら好きなことをさせて気分転換&ストレス解消させていました」(大阪府・女性)

●「コロナ禍で自主休校OKだったので、自宅学習を選択したり、町探検をしてみたりと心の充実に重きを置きました」(東京都・女性)

●「子どもの話をしっかり聞いて、友だちが待っているよ、今日の給食はこれだよ、など学校の楽しいところを話して、学校に行くよう促しました」(山口県・女性)

など、学校で頑張っている分、家では好きなように過ごさせたり、子どもの話をしっかり聞いたりする家庭が多かったのも、印象的です。

その子に合わせた対応をしている家庭も

●子どもの話を聞いたうえで、「集団登校、学童の集団下校が嫌だと言うので、登校は1人で行かせ、学童はお迎えに行っていました」(京都府・女性)

このように、担当の先生に相談をして、その子に合わせた対応をしている家庭もありました。

一方、苦い経験をした方も

●「2学期まで毎朝学校までついていき、長いときは4時間目まで廊下で見ていたことも。担任の先生と合わず、無理矢理教室まで引きずっていくような先生で、しばらくトラウマになってしまいました」(愛知県・女性)

●「4年生になった今も不登校気味ですが、行けるときに1時間でも行って出席にするのが目標です。元気だからいいかと、まずは母の私が落ち着くようにしています」(新潟県・女性)

と苦い経験をした方や、親である自分自身への心構えを教えてくれた方もいました。

入学準備って、実はとても大切!

うちの場合、もともと長男は不安を抱えやすい性格。おそらく息子は「小学校がどんなところなのかわからない」と思っていただろうに、親としてなにもしてあげれてなかったことを後悔……。

そこで、入学前にしてあげればよかった!と思うことも紹介します。

  • 入学前に、学校までの通学路を本人が納得するまで何度も歩く。
  • 可能なら学校のなかに入らせてもらって、どんなところなのか見てみる。
  • 担任ではなくても、小学校の先生と話してみる。
  • 子どもの声に耳を傾け、不安や疑問があれば寄り添って事前に解消しておいてあげる。

これだけでも、きっと入学前の学校への不安を少しでも取り除けたかもしれません。

参考になった本『子ども認知行動療法 不安心配にさよならしよう!』

筆者は、当時、なにかヒントをもらえないかと、『子ども認知行動療法 不安心配にさよならしよう!』という本も購入しました。ためになったので、こちらも紹介します。

この本で紹介されている、不安を感じたら目をつぶって「気持ちのいい場所」を思い浮かべるとドキドキが小さくなるというリラックス法や、不安を軽くする魔法の言葉は、すぐに取り入れられて重宝しました。

現在はあれが嘘だったかのように登校

息子にも読んでほしかったのですが、無理強いはしたくなったので本棚に並べ、気が向いたときに手に取れるように。本の内容については、読んだ私から息子へ伝えていました。

息子の場合は、対策の効果があったのかはわかりませんが、2学期に入ってからはひどい行き渋りはなくなり、送迎の日数も減り、現在はあれが嘘だったかのように登校するようになりました。

    経験者からアドバイス

    息子は「給食が嫌だ」という理由ではなく、おそらく原因は複数あり、不慣れな環境に対する漠然とした不安だったのでは?と思います。

    ですが、アンケートに答えてくださった読者のパパママがその子その子にあった対策をされていたように、万が一入学後に行き渋りするようになった際は、その子の性格や性質に合うケアをしてあげてくださいね。

    また、親側も大変心配だと思いますが、無理せず、担当の先生や友だちなどに頼ってみることも、経験者としては大切だったなと感じています。参考になれば嬉しいです。

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    文・構成/長南真理恵 ※写真はイメージです

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