超加速でより激しく派手なバトルを演出
ベイブレードは、デザイン性が高く、パーツを組み替えて改造できること。そして、専用の発射装置「ランチャー」 を使うことで誰でも簡単に回すことができる対戦型のおもちゃ。コマやパーツの組み合わせで「アタックタイプ」「バランスタイプ」など違った特性を持たせることができ、じゃんけんのように組み合わせによっての有利不利、そしてランチャーの使い方などで放出したベイブレード同時をスタジアム内で戦わせて遊ぶものです。
第4世代となる「BEYBLADE X」では、ベイブレード(コマ)とランチャー、スタジアムという基本アイテムを一新。スタジアムの内側にレールが付き、そのレールとベイブレード(コマ)の軸に付いている”ギヤ”がかみ合うことで、超加速を生み出します。また、歴代最速のアタックを生み出す新ギミック「X ダッシュ」 も追加。これによってより戦略性が増し、バトルが激しく派手なものになっています。
シリーズ第1弾として、ベイブレード(コマ)とランチャーのセット「BX-01 スターター ドランソード 3-60F やオールインワンセット「BX-07 スタートダッシュ」セット 、デジタル連動する専用デバイス「BX-09 ベイバトルパス など全12種が2023年7月15日(土)に全国の玩具専門店、百貨店・量販店等の玩具売場、インターネットショップ、
タカラトミー公式ショッピングサイト「タカラトミーモール」などで販売予定です。
今回新たに投入されるのが、ランチャーに取り付けることで、ベイブレードをシュートした際のシュートパワーやシュート回数を計測および記録することができる専用デバイス「BX-09 ベイバトルパス」。これまでは感覚で上手にできた、できなかったを判断していたものが、「こうすればどんな結果になる」というのを数値でわかるようになっています。さらに専用スマートフォンアプリと連動すると、シュートパワーやシュート回数に応じた「ベイポイント」を獲得でき、獲得したポイントでオンライン上でレアなベイブレードが当たるゲームに挑戦できるという新たな遊びにもつながっています。
熱い“ベイ魂”を描いたコミック&アニメ放送で世界を巻き込むブームに
世界的なブームとなるために必要なものは、熱い物語。そのために「BEYBLADE X」の発表に伴い、子どもたちだけでなく大人たちにも「ベイ魂」を持った人々が主人公となって日本だけでなく世界中を虜にするべく、コミックとアニメ放送も開始します。
ベイブレードがプロスポーツとなった世界を描いた漫画が「月刊コロコロコミック」にてスタート。原作は『賭ケグルイ』などを手掛けた河本ほむら先生と武野光先生に、漫画は『約束のネバーランド』の出水ぽすか先生が担当しています。
さらに、国内外でのアニメ化も決定し、2023年秋からテレビ東京系列 6 局ネットにて放送開始予定です。
テレビアニメ イメージビジュアル
マスターズ大会の実施などベイブレードはスポーツへと進化中
子どものおもちゃとしてスタートしたベイブレードですが、世界中に愛好者が増え、各地で大会も開かれています。プレイヤー自身が楽しむだけでなく、観客をも魅了するスポーツに進化しました。
タカラトミーでもシュートの練習や綿密にセッティングが可能なギアを使った改造・組み替えの知識習得など、プレイヤーの技量の向上も求められる競技「GEAR SPORTS」と定義し、さらなる展開を予定しています。大会は小学生限定の「レギュラークラス」 、中学生以上の「シニアクラス」 、小学生以上であれば誰でも参加できる「マスターズクラス の3つのクラスを新設し、それぞれの頂点を決定する大会を2023年の冬の実施を予定しています。
発売前にいち早く体験できるコラボレーションとしては。2023年6月19日(月)からカラオケ専門店「コート・ダジュール」では、全国64店舗で20「BEYBLADE X」の無料貸出し。さらに、夏休みには一部店舗でコート・ダジュールカップベイブレード大会を開催予定。温泉テーマパーク 大江戸温泉物語の「浦安万華郷」 と「箕面温泉スパーガーデン」でも、「BEYBLADE X」の無料貸出しを行います。いずれも貸し出し点数に限りがあります。
かつて遊んだことがある人にもさらなる進化で新しい楽しみ方ができる「BEYBLADE X」。リアルに対面して遊べるおもちゃとして、2023年夏の注目アイテムになりそうですね。
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文・構成/北本祐子