ピアニスト清塚信也さんが考える教育方針とは?夫婦でぶつかることも!妻でモデルの乙黒えりさんが語る【前編】

夫でピアニスト「清塚信也さん」と、11歳・8歳のお子さんがいらっしゃるモデルの乙黒えりさん。夫婦で子育ての考え方について同じなのでしょうか。教育方針での違いなどもお話を伺いました。

乙黒えりさんは、モデルとコスメのブランドディレクターの2刀流

乙黒えりさんは、日本でモデルをしながら、自らコスメの「Re/U」(リユー)のブランドディレクターも務め、多忙な日々を過ごされています。

乙黒えりさん。二人の女の子のママ。仕事と家庭の両立を上手にこなし、日々忙しくもその状況を楽しんでいるエピソードがたくさん!
乙黒えりさん。二人の女の子のママ。仕事と家庭の両立を上手にこなし、日々忙しくもその状況を楽しんでいるエピソードがたくさん!

2児の母

11歳と8歳の、2人の女の子がいます。雑誌「Mart」では、お子さんと一緒に撮影♪

雑誌「Mart」では、お子さんと一緒にキャンプシーンの撮影♪ ※写真はご本人提供。
雑誌「Mart」では、お子さんと一緒にキャンプシーンの撮影♪※写真はご本人提供。

夫の清塚信也さんは、ピアノの英才教育を受けて育つ

乙黒えりさんの夫は、清塚信也さん。ドラマ「のだめカンタービレ」では、吹き替え演奏を担当したり、ドラマ「コウノドリ」では番組使用曲の監修を手掛け、視聴者に感動を届けたことでも有名です。

ドラマ「コウノドリ」では清塚信也さんが影武者で演奏していたそう。※写真は乙黒さん公式Instagramより引用
ドラマ「コウノドリ」では清塚信也さんが影武者で演奏していたそう。※写真は乙黒さん公式Instagramより引用

乙黒さんによると、清塚信也さんは、5歳からクラシックピアノを習い出したそう。

—HugKum編集部:清塚信也さんがピアノを始めたきっかけは、ご存知ですか?

乙黒さん:はい、主人のお母さんがクラシックにとても憧れていたようで。ただお母さんはレッスンを受けられなかったので、憧れの気持ちから、ピアニストの教育に力を注いだようです。

例えば、毎朝5時に起き、まだ身体が重い状態は緊張した状態と同じだからと、その時間から全力で練習が始まったとか。そこで完璧に弾けることがコンクールの本番で弾けることに繋がると。それから学校に行くまで練習をして、学校も午後はレッスン優先で、その後ずっと夜7時ぐらいまで、12時間みっちりピアノ漬けの日々だったようですよ。そのエピソードを娘たちに主人が話すと、即答で「無理だね」と言っていました(苦笑)。

ただ、主人は、「自分が弾きたい曲の譜面が読めて弾けると楽しいから、そのくらいはピアノを弾けるようになった方がいいよ」と子どもたちに話していました。

小学校1年生のころ。少しの時間でも、毎日ピアノを弾いていました。
小学校1年生のころ。少しの時間でも、毎日ピアノを弾いています。※写真はご本人提供。

—HugKum編集部:清塚信也さんは、幼いころからピアノの英才教育を受けたのですね。そんな清塚さんは、自身のお子さんにはどんな子育てをされていますか?

乙黒さん:主人は、娘たちをいつも穏やかに見守っていて直接口出しする感じではないですね。ただ、自分自身の経験から学んだことを具体的に娘たちに話してはくれています。

ピアノレッスンの厳しさや、海外留学の話、コンクールの話、どれもかなり刺激的で娘も私も聞いて驚いています。その話から感じ取って学んでくれたらいいですよね。きっと、本当に理解するのはずいぶん先になるのでしょうが……。
今は優しい義母も昔はかなり厳しかったようで、どの話をとってもパワーが尋常じゃないなと思い、私は母親としてもまだまだ普通の凡人だなぁと感じています(笑)。

主人の子育て論は、「14歳から、その先の習い事は、本人のやりたい度合いに任せるというスタンス」。
主人の子育て論は、「14歳から、その先の習い事は、本人のやりたい度合いに任せるというスタンス」。

夫婦での教育方針ではぶつかることも

いつも穏やかで、子育てに口を出すことがないという清塚信也さんですが、一度、乙黒さんに注意したことがあるとか……!?

—HugKum編集部:夫婦で子育ての考え方は同じですか? 違うなと思うところはありますか?

乙黒さん:「人と違っていい。同じことをしなくていい」という教育方針はよく似ています。

主人と違うところは、私はやはり勉強も音楽も運動も遊びも全部経験させてあげたい一心で習い事も小さい頃からいろいろとやらせていました。しかし、主人から「習い事が多すぎるから絞って」と注意されました。

母親としては、将来が心配であれもこれも!ってなっちゃうんですよね。

主人は、「14歳までは習い事に対する判断能力が不十分だから、親が習い事を絞るべき」という考えがあるようです。そして、「必要に駆られれば自分からやるから大丈夫」とも。そこで、その時、とりあえずスポーツ系でプロになることはなさそうなので、音楽系の習い事に絞りました!

今は……また、私は懲りずに勉強もある程度、語学もある程度と……やらせたりしていますが(苦笑)。

—HugKum編集部:夫婦ともにお子さんのことを思っての気持ちですよね。

【後編】では、具体的な習い事ついてお話をお聞きしました。こちらもぜひご覧ください。

清塚信也さんが「我が子はピアニストを目指す必要がないと考える理由」妻でモデルの乙黒えりさんが語る【後編】
【前編】では、夫でピアニスト清塚信也さんとの「夫婦での教育方針の違い」について、乙黒えりさんにお話をお聞きしました。 夫でピアニス...

乙黒えりさんがブランドディレクターをされているコスメのプレゼントも!

【3名様にプレゼント】艶肌のモデル乙黒えりさんがブランドディレクターの「Re/U」スキンケア
モデル乙黒えりさんの「食」へのこだわりは モデルという職業柄、食事は何か気を遣っているのでしょうか。 食事は「腸活」を意識してい...

お話を伺ったのは…

乙黒えり|モデル
2児(11歳/8歳)の母。夫はピアニスト清塚信也さん。乙黒えりさんのお母さまはイギリスとタイのハーフ、お父さまは日本人。えりさんはタイで生まれたあとモロッコにお父様のお仕事の関係で在住し、3歳のとき日本へ。小学校受験をし、そこからずっと日本で生活。高校生の時、原宿でスカウトされ、高校時代は学業優先で事務所ではレッスンのみを受け、芸能活動は大学進学してから本格的にスタート。CMや雑誌などに出演し、その後、香港・上海・台湾に留学、語学やアクションなどを習得し、帰国。現在は日本でモデルをしながら、自らコスメの「Re/U」(リユー)のブランドディレクターも務める。
乙黒えりさん【公式】Instagram→@ellyotoguro
乙黒えりさんがブランドディレクターを務めるコスメ「Re/U」の【公式】Instagram→@reu_beauty

取材・文/森岡陽子  撮影/五十嵐美弥 構成/HugKum編集部

編集部おすすめ

関連記事