親子でハマる！胸アツ確定の青春ドラマ
バレーボールに懸ける高校生たちの熱い青春ドラマが人気を博したスポーツマンガ『ハイキュー‼』。集英社「週刊少年ジャンプ」に2012年2月から連載が開始され、2020 年7月にて8年半にわたる連載が完結。コミックス全45巻の累計発行部数は6000万部を突破。
2014年からは、毎日放送・TBS 系列にてテレビアニメが放送され、2020年12月までに、シリーズ第4期『ハイキュー!! TO THE TOP』まで制作。昨年2022年8月13日に劇場版 FINAL シリーズの製作が発表されてからもその人気はさらに過熱し、今なおムーブメントを起こし続けています。
「たかが部活」なのに、必死になって練習する意味とは？
高校生たちが壁にぶち当たりながらも成長していく姿に感動しながらも、ずいぶん昔に自分にもこんな時代があったかも…、自分の子どもが苦悩している姿と重なる、など共感できる部分も
競技が違っても、考え方など人生の参考になるようなエピソード、心に響くメッセージが盛り込まれているので、ストーリーにどんどん引き込まれていきます。
カラス対ネコ！約束の地で“ゴミ捨て場の決戦”がはじまる！
マンガ、アニメで大人気の「ハイキュー!!」。まずはストーリーをチェック！
小学生の時に、春高バレーのテレビ中継で見た“小さな巨人”に憧れ、烏野（からすの）高校バレー部に入部した日向翔陽。かつて、全国大会に出場するほどの実力があった烏野高校だったが、当時の監督が引退したと同時に弱体し、他校からは「落ちた強豪“飛べない烏”」と呼ばれるようになっていました。
そんな弱小バレー部に入部した日向が目にしたのは、なんと中学最初で最後の公式戦で惨敗した相手・影山飛雄の姿。反目しあうも、日向の抜群の運動能力と影山の正確なトスは、烏野復活の大きな力となっていきます。
そして、烏野高校は新入部員である日向や影山、かつての烏野高校バレー部監督の孫・烏養繋心を新コーチとして迎え入れたことで、烏野高校バレー部が再び全国を目指す！というのが基本のストーリー。
因縁のライバル音駒高校バレー部と約束の地の戦いを制すために…
孤爪研磨率いる“繋ぐ”をモットーにした超守備的なプレースタイルの音駒（ねこま）高校は、以前から超攻撃的なプレースタイルの烏野高校の因縁のライバルと称されていました。その二校が宮城代表と東京代表として春の高校バレー第3回戦で熾烈な戦いを繰り広げることに。
「ハイキュー!!」ファンなら誰もが待ち望んでいたあの一戦が今回の劇場版の舞台。幾度となく練習試合を重ねても、公式戦で兵刃を交えることが一度もなかった両校。烏野高校対音駒高校の、カラスVSネコの通称“ゴミ捨て場の決戦”が、約束の地で今始まる―――。
主要人物の人間的魅力と脇を固める仲間たちの個性が光る
主人公・日向翔陽が所属する烏野高校のメンバーをはじめ、個性豊かな登場人物の掛け合いが面白い！ライバル高の選手たちも、はじめは嫌なやつ！と思うこともあるけれど、バレーボールと向き合う姿勢やチームメイトを想う気持ちを知り、気がつけば仲間意識が芽生えることも。推しキャラが絶対一人はできる！？愛すべきキャラクターがたくさん登場します。
スクリーンで白熱の戦いを楽しもう
TV アニメ「ハイキュー!!」の1~3 期で監督を務めた満仲勧が今回の劇場版では監督と脚本を務める。上映時間は1試合分の85分という、胸アツな設定！迫力がある試合を映画館のスクリーンで体感できるチャンス♪「ハイキュー!!」の漫画やアニメを観たことがない人でもちゃんと楽しめる内容になっています。笑いあり、涙あり、選手たちと一緒に白熱の時間を過ごしてみては、いかがでしょうか。
『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』
◆原作：「ハイキュー!!」古舘春一（集英社 ジャンプ コミックス刊）
◆監督・脚本：満仲勧
◆キャスト：
村瀬 歩 石川界人 日野 聡 入野自由 林 勇
細谷佳正 岡本信彦 内山昂輝 斉藤壮馬 増田俊樹
名塚佳織 諸星すみれ 神谷浩史 江川央生
梶 裕貴 中村悠一 立花慎之介 石井マーク ほか
◆公開：2月16日（金）全国公開
◆主題歌：SPYAIR「オレンジ」
◆アニメーション制作：Production I.G
◆配給：東宝
©２０２４「ハイキュー‼」製作委員会 ©古舘春一／集英社
文/やまさきけいこ
