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いよいよ入学シーズン到来です♪
だんだんと寒さも和らいできて、春が近づいてきているな、と感じるといよいよ入学シーズンがやってきます。新1年生となるお子さんがいらっしゃるご家庭では、入学準備に忙しい日々かもしれません。
巾着や体操着袋、上履き入れなど、これから始まる小学校での新生活で、お子さんが頑張れるように、好きな色や柄をつかったグッズを揃えてあげたいですよね。市販品もたくさんいいものが出ていますが、中には「手作りしたい!」という人もいるかと思います。お子さんの好きな柄の布を使って、入学グッズをハンドメイドで準備してみてはいかがでしょうか?
Hugラボメンバーのママたちにもハンドメイドの入学グッズを作るポイントを聞いてみました!
入学グッズ、ハンドメイドでどんなものが作れる?
入学グッズをハンドメイドで準備するといっても、何から作ったらよいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
まずは、先輩ママたちがお子さんのために製作した入学グッズを見てみましょう。
袋もの一式を同じ布でそろえる
こちらはHugKum読者モデルメンバーのハンドメイド入学グッズです。
お子さんが自分のものだと認識しやすいように、手提げかばんやシューズ入れ、給食ふきんや巾着袋など、すべてを同じ柄の布地で製作したそうです。余った布で作ったというリボンもキュートです!
小学生とはいえほんの少し前まで幼稚園や保育園で過ごしていたお子さんたちが、自分の持ち物は自分で管理しなければならない環境になるわけですから少しでもわかりやすいほうが良いですよね。
同じ布で袋物一式を制作している方が多いようです。
こちらのセットはレースがキュートでとってもガーリーな仕上がりです。鍵盤ハーモニカ用のバッグも製作していらっしゃいました。布のカラーは違うものの、レースとリボンがポイントのおそろいデザインとなっています。
このように、同じ布や同じデザインでそろえていると、お友達の間でも誰のものか認識しやすそうです。
ぴったりサイズよりもゆったりがおすすめ
新1年生は、まだまだ細かな作業が苦手な子も多いもの。体操服やシューズを袋に出し入れする際、うまくできない子も少なくありません。説明会などで言われるサイズよりもゆったりめに作った方がお子さんたちには使いやすそう!というアドバイスをいただきました。
上の写真のように、Dカンと呼ばれるパーツに幅広の紐をとおすタイプのシューズ袋が多いですが、低学年の子や、手先が器用ではない子には難しい場合もあります。
下の画像のようにゆったりとしたサイズで、ひもで絞るタイプの方がシューズの出し入れもスムーズかもしれません。
手提げバッグもマチのあるものやゆったりしたサイズのものの方が、お道具箱を持ち帰るときにお子さんが自分で出し入れできるのでおすすめです。
初心者でも大丈夫?
お裁縫なんてほとんどしたことないから、入学グッズなんて作れない!と思う方も多いのではないでしょうか。
ここからは、先輩ママさんたちに教えていただいた、手芸の便利グッズを紹介します。「これを使うと便利」「これがあれば作業が楽!」というものをいくつか紹介していきます。
裁ほう上手はみんな持ってる!
「裁ほう上手」とは、針や糸がなくても簡単にズボンの裾上げやお名前シールつけなどができる手芸用の接着剤です。手芸初心者だけでなく、経験者の方も持っている確率の高い便利道具の1つです。
ちょっとした仮止めから、本格的な裾上げなどにも使えて、これ一つで簡単な小物なら最後まで仕上げられます。
まち針よりも使いやすい!
「仮止めクリップ」も多くのママから声が上がった便利グッズです。
布を仮止めする際、まち針を使用していると縫いながら手にチクチク刺さったりしませんか?仮止めクリップならそんな心配もいりません!仮止めクリップは、最近では100円ショップでも似たものが見つけられますので、お試しにはいいかもしれません。
袋ものには欠かせないゴム通し!
体操服入れや給食ふきんやコップを入れる袋など、巾着状の袋ものも多いですよね。巾着袋作りのポイントの1つがひも通し!
ヘアピンやクリップにひもをかけて、あと少しで終わる、というところでひもが外れてしまった、なんて経験がある方もいるのでは?「お裁縫が趣味や仕事でもないのに専用の道具なんて…」なんて思わず、とにかく使ってみてください。さすが専用道具!と言葉に出そうなほどスムーズにひも通しができます。
子ども服のウエストのゴムの入れ替えなんかにも、もちろん使えますよ。手芸用品店で数百円程で購入可能です。また、最近では、100円ショップでも売っています。形状はさまざまなので、使いやすそうなものを選んでみてはいかがでしょうか。
気に入った生地が見つからないときに
手芸店や生地屋さんに行っても、なかなか気に入った生地を見つけられないときもありますよね。そんなときに使えるよ、というアイテムも教えていただきました。
アイロンプリントシートは、好きなイラストをプチのプリンターでシートに印刷し、生地にアイロンで転写するというもの。お子さんの好きなイラストを印刷してもいいですし、お子さんの描いた絵を使っても楽しそうですね。
布に描くことができる絵の具やクレヨンも手芸店や画材屋さんで手に入ります。こちらもお子さんに絵を描いてもらえば使わなくなった後も思い出の品として残せますね。
自分のものとお友達のものの見分けがつきやすいように、ワッペンを活用するのもいいかもしれません。こちらも、手芸屋さんだけでなく、100円ショップにもさまざまな種類のワッペンが並んでいます。お子さんと一緒に選べば気に入って使ってくれるでしょう。
どんなものを参考にしてる?
ハンドメイドで入学グッズを製作しているママたちは、どんなものを参考にしているのでしょうか?みなさんに聞いてみました。
YouTubeを参考にしている
製作方法や、レシピを動画にあげている方は数多くいます。その中から、入学グッズを作っている動画などを探してみている方も多いようです。
大手の手芸店の公式YouTubeでは、入学グッズの簡単な作り方動画もありました。
生地屋さんに出向いて考える
生地屋さんに直接出向き、生地を見ながらカラーリングやデザインを考える、という方もいらっしゃいました。大きなロール状に巻かれたさまざまな生地が並ぶ店内はワクワクする空間です。
この色が好きかな?この柄なら気に入って使ってくれるかな?と考えながら店内を回るのは手芸好きには楽しい時間です。
書籍を購入して参考にする
手芸本を購入し、参考にしているという方もいらっしゃいました。
書籍には、作り方や必要な材料、準備する生地の大きさなどが細かく書かれています。中には、型紙も付属しているものも多いため、それに従って作れば間違いないという安心感もあります。
今の時期なら、店頭に入学グッズの本がたくさん並んでいると思うので、好みに合った1冊に出会える可能性が高いですよ。
一度作るとハマるかも!?
今回、さまざまな作品の画像を寄せてくれ、便利道具やアドバイスなどを教えてくれた先輩ママに共通していることは、お仕事などで専門的にお裁縫をしていたわけではなく、お子さんになにかを作ってあげたい、という気持ちで入学グッズを製作しているということ!
「ハンドメイドで入学グッズを準備するなんて…」と思っていた方でも、一度作るとハンドメイド沼にハマってしまう可能性もありますよ!
自分の作ったものを嬉しそうに使ってくれる子どもの姿を見るのはとてもうれしいものです。いきなり難しいものは無理でも、直線縫いから始められる入学グッズの袋ものならきっと大丈夫。まずは小さくて簡単な巾着袋から始めてみては?それをきっかけに、どんどん作りたくなるかもしれません。
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文・構成/ひむかちほ