※このマンガはほぺろう2歳頃の出来事を2020年に執筆したものです。
耳を削る、顔の上に乗っかる。夜、眠れなくて辛い日々
息子ほぺろう(2015年生)は知的障害をあわせ持つ自閉症児。2歳を過ぎてからさまざまなこだわりが出てきました。
【スーパー行ったら必ずキウイ!? こだわりとは。>>前話に戻る】
『癖』と言うべきか『こだわり』と言うべきか判断がつきにくいのですが…(8歳の今では耳触りしなくなりました)。
あと、発達障害に関係あるかわからないのですが、動きが予測不能で唐突に頭突きをくらうことがよくありました。 私は口周りが青アザだらけだったので、不気味な顔になっていました。
1~2歳の当時は、耳(傷の部分)を触り続けられるのも辛かったですが、
髪をむしられること
が、痛いだけじゃなく精神的に負担でした。今でも髪が少しでも伸びると (つかみやすい)むしってくるので、私はアゴの位置より伸ばすことができません。毎日、痛いわ重いわで全然眠れませんでした。
でも、これらよりひどい癖がさらにあったのです…。
1. お母さんの耳を触らないと眠れない
2. お母さんの髪をむしる
3. お母さんの顔に乗ってくる
毎晩1、2、3、の合わせ技なのでツライ。 レム睡眠の時に顔に乗っかられると、体は覚醒してないので抵抗できない。窒息死のカウントダウン。 これを どう乗り切るかというと、もう気合いしかない。もし私がこれで本当に死んだら、ニュースで『顔の上で爆睡。母、窒息死』なんて報道されるのかな~って妄想している。
そして発達クリニックへ。そこでの悲惨な対応とは!? 続きはこちらから
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全てのお子さんの成長を願って
我が家の息子『ほぺろう』は、3歳の時に自閉症と知的障害の診断を受けました。 ブログは、そんなほぺろうの成長を記録することを目的としています。
ここで改めてお伝えしたいことは、
障害の特性は人それぞれ
ということ。
『自閉症』や『知的障害』と診断を受けた方は、世の中に沢山いらっしゃいます。ですが、一口に『自閉症』『知的障害』と言ってもそれは広義で、症状や特性・軽重度は個人によって異なります。
なので、ほぺろうの行動が他の自閉症の方に当てはまるものではありませんし、どこかのお子さんがほぺろうと同じ行動をとっていたとしても、その子に障害があるとは全く限りません。
こちらの連載、及びブログ「ほぺろうの自閉症マンガ」をご覧頂く際は、「ぼさ家のほぺろうの場合は…」
という感じで受け止めてくだされば幸いです。
障害のある・なしに関わらず、人生はそれぞれ誰にとっても特別なものです。
ほぺろうを含め、全てのお子さんのどんな人生も多様性のひとつとして受け入れられる世の中になることを願って…。
このマンガを描いた方は…
田舎在住のボサボサ主婦。家事が苦手で料理は壊滅的。妄想暴走族。
Instagram→@bosabosa_mother
ブログ→「ほぺろうの自閉症マンガ」