※このマンガはほぺろう3歳頃の出来事を2021年に執筆したものです。
初めて行く「児童発達支援事業所」。テキパキと一時預かりが決まって…!?
息子ほぺろう(2015年生)は知的障害をあわせ持つ自閉症児。保育園入園を目指すも、「加配の人員確保」の壁が立ちはだかる…。発達支援センターの先生に泣きついたところ「児童発達支援事業所に行ってみましょう」と提案が!
【就職しないと生活が…! ほぺろうと2人きりなのも辛い! >>前話に戻る】
私はソワソワ、ほぺろうは癇癪でギャーギャーしてる中、サポートの先生が事業所の先生に理路整然と私とほぺろうの経緯について説明してくれました。 本当に、私ひとりだったら 全然うまく話せなかったと思う…。
そうこうしているうちに契約完了。
今まで 24時間ほぺろうと一緒が義務の様な生活だったので、少しの時間でもほぺろうを預かってくれるなんてチョット事態が信じられませんでした。
ほぺろうの事を理解してくれているプロに預けられるという解放感と安心感…。週2回2時間ずつだったけど、ほぺろう泣きっぱなしだったけど、今までほぺろうを人に預けた経験がほぼなかった私にとって背徳感もありましたがもの凄く体が軽かったです。
※ゴールドキウイの呪縛の話はこちら。
ほぺろうを人に預けることに慣れてなさ過ぎて、事業所を利用してスーパーに買い物に行くだけでもの凄い贅沢に感じました。この当時は、夫・ぺー太は拒否することなくほぺろうの面倒を見てくれたのですが、なんとなく私が下手(したて)に出て頼むという図式になっててモヤモヤしてました。
ちなみにほぺろう5歳時には、週末の買い出しの時ほぺろうをぺー太に預けるのが習慣化され、ぺー太もナチュラルに子守してくれています。
そして保育園の結果は!? 続きはこちら
1話目はこちら
「発達障害が判明するまで」編・1話目はこちら
全てのお子さんの成長を願って
我が家の息子『ほぺろう』は、3歳の時に自閉症と知的障害の診断を受けました。 ブログは、そんなほぺろうの成長を記録することを目的としています。
ここで改めてお伝えしたいことは、
障害の特性は人それぞれ
ということ。
『自閉症』や『知的障害』と診断を受けた方は、世の中に沢山いらっしゃいます。ですが、一口に『自閉症』『知的障害』と言ってもそれは広義で、症状や特性・軽重度は個人によって異なります。
なので、ほぺろうの行動が他の自閉症の方に当てはまるものではありませんし、どこかのお子さんがほぺろうと同じ行動をとっていたとしても、その子に障害があるとは全く限りません。
こちらの連載、及びブログ「ほぺろうの自閉症マンガ」をご覧頂く際は、「ぼさ家のほぺろうの場合は…」という感じで受け止めてくだされば幸いです。
障害のある・なしに関わらず、人生はそれぞれ誰にとっても特別なものです。
ほぺろうを含め、全てのお子さんのどんな人生も多様性のひとつとして受け入れられる世の中になることを願って…。
このマンガを描いた方は…
田舎在住のボサボサ主婦。家事が苦手で料理は壊滅的。妄想暴走族。
Instagram→@bosabosa_mother
ブログ→「ほぺろうの自閉症マンガ」