保育園に落ちたら…?支援センターの先生に泣きつき、提案されたのは「児童発達支援事業所」!【障害育児に対するヤサグレ時代~ほぺろうの自閉症マンガ】《15》

こんにちは!イラストレーターのぼさ子です。我が家の息子ほぺろう(2015年生)は知的障害をあわせ持つ自閉症児。ゆっくりだけど愛しい成長をブログ「ほぺろうの自閉症マンガ」にて、母目線で綴っています。
ほぺろうの障害を受け入れられず辛かった時代もありましたが、なんやかんやドタバタと試行錯誤する親子の姿を投稿することで、がんばっている皆さんにエールを送ることができればすごく嬉しいです。ブログ内「障害育児に対するヤサグレ時代」シリーズを全23話、HugKumで再編集・連載します。第15話目です。

このマンガはほぺろう3歳頃の出来事を2021年に執筆したものです。

就職しないと生活が…!そして、ほぺろうと二人っきりなのも辛い…!

息子ほぺろう(2015年生)は知的障害をあわせ持つ自閉症児。発達支援センターの先生に保育園について訊かれてA園希望を告げるも、「加配の人員を確保できるかが鍵」と言われ…。

【保育園について相談。発達障害児の受け入れ可能な園は? >>前話に戻る

前の居住地は保育園激戦区だったからわざわざ待機児童ゼロの田舎を選んだのに…障害児に立ちはだかる壁!! とりあえず 一縷(いちる)の望みをかけて、役所に入園希望の申請を出しました。通常の『保育園入園希望申請書』の他に、クリニックに作成してもらった『診断書』も提出。

この『診断書』は

・医師の診断により、ほぺろうの発達を促すのに保育園生活は有効である。
・医師の診断により、ほぺろうに加配を希望する。

という内容だったと思います(うろ覚え…)。

結論が出てるワケではないので、一次募集の申請はキチンと出しましたが、発達支援の先生は「A園(第一希望)での加配付き入園は“今年(次年度入園)”は難しい」と分かっていたのでしょう。一次募集の結果はまだ出ていませんでしたが、「また来年トライしたらいいよ!」と既に慰めムードでした…。

保育園は一次募集の申請をしただけでまだ結果は出ていなかったのですが、すでに入園難しいムード…。今までの私だったら世捨て人のように諦めていたかも知れませんが、この時は先生に泣きついてみた! すると先生から、『児童発達支援事業所』の提案が出ました。

ほぺろうを預かってもらえるの? 続きはこちら

「児童発達支援事業所」へ。初めての一時預かりにとてつもない解放感と安心感!【障害育児に対するヤサグレ時代~ほぺろうの自閉症マンガ】《16》
※このマンガはほぺろう3歳頃の出来事を2021年に執筆したものです。 初めて行く「児童発達支援事業所」。テキパキと一時預かりが決まって…!...

1話目はこちら

【障害育児に対するヤサグレ時代~ほぺろうの自閉症マンガ】『もがきの時代』の記録。知的障害の判定はクリニックではなく児童相談所!?《1》
※このマンガはほぺろう3歳頃の出来事を2020年に執筆したものです。 今でこそ可愛い息子。けれど診断当時は心が荒れていた 息子ほぺろう(...

「発達障害が判明するまで」編・1話目はこちら

【発達障害が判明するまで~ほぺろうの自閉症マンガ】1歳過ぎても発語がない、場所見知りと癇癪。1歳半検診で衝撃を受けて…《1》
※このマンガはほぺろう1歳頃の出来事を2020年に執筆したものです。 1歳過ぎて、発達は平均的。ただし、発語をのぞいて 息子ほぺろう(2...

全てのお子さんの成長を願って

我が家の息子『ほぺろう』は、3歳の時に自閉症と知的障害の診断を受けました。 ブログは、そんなほぺろうの成長を記録することを目的としています。

ここで改めてお伝えしたいことは、

障害の特性は人それぞれ

ということ。

『自閉症』や『知的障害』と診断を受けた方は、世の中に沢山いらっしゃいます。ですが、一口に『自閉症』『知的障害』と言ってもそれは広義で、症状や特性・軽重度は個人によって異なります。

なので、ほぺろうの行動が他の自閉症の方に当てはまるものではありませんし、どこかのお子さんがほぺろうと同じ行動をとっていたとしても、その子に障害があるとは全く限りません。
 
こちらの連載、及びブログ「ほぺろうの自閉症マンガ」をご覧頂く際は、「ぼさ家のほぺろうの場合は…」という感じで受け止めてくだされば幸いです。

障害のある・なしに関わらず、人生はそれぞれ誰にとっても特別なものです。
ほぺろうを含め、全てのお子さんのどんな人生も多様性のひとつとして受け入れられる世の中になることを願って…。

このマンガを描いた方は…

ぼさ子|イラストレーター
ブログ「ほぺろうの自閉症マンガ」の管理人。ほぺろうの母。
田舎在住のボサボサ主婦。家事が苦手で料理は壊滅的。妄想暴走族。
Instagram→@bosabosa_mother
ブログ→「ほぺろうの自閉症マンガ」

編集部おすすめ

関連記事