保育園の結果、出る。このままだと親子共倒れ…!【障害育児に対するヤサグレ時代~ほぺろうの自閉症マンガ】《17》

こんにちは!イラストレーターのぼさ子です。我が家の息子ほぺろう(2015年生)は知的障害をあわせ持つ自閉症児。ゆっくりだけど愛しい成長をブログ「ほぺろうの自閉症マンガ」にて、母目線で綴っています。
ほぺろうの障害を受け入れられず辛かった時代もありましたが、なんやかんやドタバタと試行錯誤する親子の姿を投稿することで、がんばっている皆さんにエールを送ることができればすごく嬉しいです。ブログ内「障害育児に対するヤサグレ時代」シリーズを全23話、HugKumで再編集・連載します。第17話目です。

このマンガはほぺろう3歳頃の出来事を2021年に執筆したものです。

母はシンデレラタイム、ほぺろうは就園に向けての支援を受ける。だがしかし…

息子ほぺろう(2015年生)は知的障害をあわせ持つ自閉症児。「児童発達支援事業所」に週2回、2時間預かってもらえることになり、訪れる突然の自由時間!

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ガラスの靴じゃなくてただの長靴だけど…思わぬ身軽さに心は踊っていましたでも、貴重な自由時間なのについ家事をやってしまう主婦の性(さが)!!

この当時、事業所の先生は保育園で過ごすことを想定して「朝の会」とか「いただきますの挨拶」とか保育園生活に近づけた内容でほぺろうに接してくれてました。ほぺろうはほぼ泣き通しですんなりとは応じなかったと思いますが、根気よく接してくださって感謝しかありません。

ただ、肝心の保育園に受かってるかは別問題。結果待ちでまだまだ不安な日々でした(お行儀は保育園受かってなくても身についていた方が良いに決まってますけどね汗)。

そして結果は…

保育園の一次募集、全滅でした

「やっぱりね…障害児が保育園なんて無理だったんだよ…」と諦めモード。でも我が家の生活のために私は就職したかったので、またまた発達支援の先生に泣きつきました。

二次募集に向けて園長と直談判へ…! 続きはこちら

二次募集に望みをかける。直に見てもらうため園庭開放へ!ほぺろう号泣!どうなる!?【障害育児に対するヤサグレ時代~ほぺろうの自閉症マンガ】《18》
※このマンガはほぺろう3歳頃の出来事を2021年に執筆したものです。 保育園、全滅。かすかな希望は二次募集。そして園庭開放へ行くことに ...

1話目はこちら

【障害育児に対するヤサグレ時代~ほぺろうの自閉症マンガ】『もがきの時代』の記録。知的障害の判定はクリニックではなく児童相談所!?《1》
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「発達障害が判明するまで」編・1話目はこちら

【発達障害が判明するまで~ほぺろうの自閉症マンガ】1歳過ぎても発語がない、場所見知りと癇癪。1歳半検診で衝撃を受けて…《1》
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全てのお子さんの成長を願って

我が家の息子『ほぺろう』は、3歳の時に自閉症と知的障害の診断を受けました。 ブログは、そんなほぺろうの成長を記録することを目的としています。

ここで改めてお伝えしたいことは、

障害の特性は人それぞれ

ということ。

『自閉症』や『知的障害』と診断を受けた方は、世の中に沢山いらっしゃいます。ですが、一口に『自閉症』『知的障害』と言ってもそれは広義で、症状や特性・軽重度は個人によって異なります。

なので、ほぺろうの行動が他の自閉症の方に当てはまるものではありませんし、どこかのお子さんがほぺろうと同じ行動をとっていたとしても、その子に障害があるとは全く限りません。
 
こちらの連載、及びブログ「ほぺろうの自閉症マンガ」をご覧頂く際は、「ぼさ家のほぺろうの場合は…」という感じで受け止めてくだされば幸いです。

障害のある・なしに関わらず、人生はそれぞれ誰にとっても特別なものです。
ほぺろうを含め、全てのお子さんのどんな人生も多様性のひとつとして受け入れられる世の中になることを願って…。

このマンガを描いた方は…

ぼさ子|イラストレーター
ブログ「ほぺろうの自閉症マンガ」の管理人。ほぺろうの母。
田舎在住のボサボサ主婦。家事が苦手で料理は壊滅的。妄想暴走族。
Instagram→@bosabosa_mother
ブログ→「ほぺろうの自閉症マンガ」

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