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大迫力！全長約37メートルの巨大竜脚類「パタゴティタン・マヨルム」の全身復元骨格標本
大恐竜展の最大の見どころは、ロンドンの大英自然史博物館から世界初巡回でやってきた、アジア初上陸の世界最大級の巨大竜脚類「パタゴティタン・マヨルム」の全身復元骨格。全長約37メートルの全身復元骨格標本は、大迫力！
標本の下を歩けるようになっているので、真下から覗いたり、近くでさまざまな角度からじっくり観察できるんです！
なぜこんなにも巨大化できたのか「パタゴティタン・マヨルム」の謎を解き明かす展示もあり、恐竜が生きていた時代を想像しながら歩くだけでわくわくします。
動く恐竜ロボットなど展示総数約100点
展示は福井県立恐竜博物館、福井県立大学恐竜学研究所の監修のもと、竜脚類以外の恐竜や恐竜以外の生物の数々の標本を見ることができます。会場の中は5章立てになっていて生物巨大化の謎に迫ったり、恐竜の進化と繁栄の歴史を辿っていきます。
第1章では、生物の巨大化について展示されています。クジラやワニ、マンモス、アンモナイトなど…いま生きている動物から絶滅動物まで「巨大な」生きものが集合！殻の直径約1.7メートルという世界最大級のアンモナイト化石をみた子どもたちは、「こんなに大きいんだね！」とびっくり。
実物大！全長約15メートルの動く恐竜ロボットも登場。スピノサウルスは生活の大半を水中で過ごしていたと考えられていることから、水の中で泳いでいるような姿を再現して作られたのだそう。スピノサウルスのダイナミックな鼻息もぜひ、ご体感ください。
角竜類トリケラトプスは、赤ちゃんの頃はこんなに小さいのに大人になったら全長が8～9メートルにも達するような最大級の角竜類に進化します。並んで展示されているので赤ちゃんの頃と進化してから、見比べてみてどこが変わっているのか調べてみるのも楽しいですね。
インタラクティブ展示で恐竜世界を楽しく学べる！
標本のほかにも、実際に触って楽しみながら学べるインタラクティブな体験型の展示が多数あります。恐竜が卵から孵化して成長する過程や自然界で生き延びることの厳しさを映像を通して学ぶことができます。
「パタゴティタン・マヨルム」の内臓の仕組みがわかる展示は、大きなボタンを押すと映像が動き出す！どのように呼吸をしていたのかなど、内臓の働きを知る事で巨大化の謎が解けるかも…。
子どもたちが言葉や文章だけでは難しいと感じる内容でも、体験を通してわかりやすく学べるのはいいですね！
恐竜と遊ぼう♪小学館図鑑NEOブースでAR体験が楽しめる
小学館図鑑NEOのブースでは、図鑑や付録の紹介だけではなくデジタルミュージアムが登場！どのように楽しむのかというと…。
パネルのQRコードをスマホやタブレットで読み込むと、画面に読み込んだ恐竜の3D画像が表示されます。
子どもたちは、お気に入りの恐竜と一緒に記念撮影♪トリックアートのような撮影が楽しめます。
展示されている標本と一緒に並べて撮影するのもおもしろい！撮影した画像を見て、じっくり観察するのもいいですね。
小学館のデジタルコンテンツストアCLOUDEAR（クラウディア）に登録すれば、恐竜ARを持ち帰ることができます。会場外で、びっくり写真＆動画を撮るなど遊び方もいろいろ♪ぜひ、展示と一緒にAR体験も楽しんでください。
※撮影をするときは周囲の安全にご注意ください
巨大恐竜展 2024
お出かけの予定が決まっていたら事前予約がおすすめ！巨大恐竜展の公式ホームぺージで、土日祝・お盆の時期に限り事前日時予約が可能となっています。詳細情報は公式サイトをご確認ください。
【展示概要】
会期：2024 年7月13日（土）～9月 14日（土）
開場時間：9:00〜17:00
※8月10日（土）〜18 日（日）は19:00まで
※入場は閉場の30分前まで
会場：パシフィコ横浜 展示ホールA（横浜市西区）
アクセス：神奈川県横浜市西区みなとみらい 1-1-1
みなとみらい線 みなとみらい駅から徒歩5分
JR・市営地下鉄 桜木町駅から徒歩12分
巨大恐竜展 2024 公式サイトは＞こちら
写真／五十嵐 美弥 取材・文／やまさきけいこ