新色3つは花の名前の色に変化
2022年10月に発売されたColor two color(カラー トゥー カラー)シリーズ第1弾に引き続いて、2024年12月2日に発売された第2弾では、3色が追加されました。
前回発売された際に人気のあった限定色「ナイト・サクラ」に加えて、完全新色の「オリーブ・ミモザ」「セピア・ネモフィラ」です(変化前の色が左側、変化後の色が右側です)。
筆記具の種類はボールペンとマーカーの2種類です。今回の新色発売で、ボールペンは9色・マーカーは6色が定番品となりました。
こんな時に便利
実は暗記勉強にも使えるんです!
ナイト・サクラの「サクラ」色は暗記勉強に使う赤いシートで見えなくなります。
一度色を変えた場所を戻すことはできないのですが、徐々に消すなどして覚えるスピードに合わせて暗記カードが作れますよ。
課題をクリアした時に色を変えてみる
私は普段手帳に1日のTO DOを書き出します。そして終わったものは先頭にあるチェックボックスにチェックマークを入れていました。ですが、すべてが黒で書かれているせいか、なんとなくつまらなさや面白みを感じない、淡々とした作業でしかありませんでした。
そこで、マーカーを使ってTO DOのチェックボックスの代わりに四角く色を塗ったり、予定が入っている時間の分だけ線を引いたりしてみました。そして、そのタスクが終わったら専用のイレーザーでこすることにしました。
すると渋めの色が華やかな色に変わり、達成感をより感じられるようになりました。
例えば受験を控えたお子さんであれば、最近中高生を中心に流行っているスタディープランナーのように、その日にやるべきこととやる時間を初めにスケジューリングして、マーカーで色を塗る。TO DOは項目の前に四角を書く。どちらも完了したら、イレーザーでこすって色を変えていくと、徐々にページが明るい色になってもいくのでおすすめです。
メッセージカードや手帳に添えるイラストに
1本でも2つの色を表現できることから、使い方次第では素敵なメッセージカードも描けます。お誕生日や帰省・旅行のお土産などに添えると素敵です。
持ち歩くペンを減らしたい時
開発者の方々に伺ったアイディアです。「いろんな色を使ってノートを書きたい。でも大きいペンケースは持ちたくない」という方に。こすると色が変わるので、1本だけれど2色分働いてくれます。あまりペンケースを大きくしたくない方にぴったりな使い方です。
色はどのような仕組みで変わるの?
「フリクション」という筆記具をご存知でしょうか?名前を知らなくても「専用のゴムでこすると消えるボールペン」といえばピンとくるのではないでしょうか?
Color two colorシリーズはフリクションに類似した技術、つまり色を消すのではなくこすることで別の色に変えるインキで作られています。
広い範囲の色合いを一気に変えたい時には、「フリクションイレーザー」という大人の親指ほどの横幅で握りやすい大きさの商品があるので、そちらも利用してみてくださいね。
商品に込められた思い
「ILMILY」というブランド名の由来は “I Like Me, I Like You” という言葉。
2021年に誕生したブランドです。 “手書きの時間を、もっとすてきに、らしく、楽しく。” をコンセプトに、書くことの価値を届けています。書くことで覚える、書くことで考えが整理できる、書くことで残せる。デジタルではできないアナログの良さを筆者は感じることがあります。そんな時間を大切にしたいという気持ちが込められているのですね。
商品ラインナップ
ボールペン9色とマーカー6色の色見本は以下の通りです
ボールペン (全9種)
ペン先には「シナジーチップ」というパイロットが開発したものが使用されているので、細くて滑らかな書き心地です。
価格:各275円
色:ナイト・サクラ/オリーブ・ミモザ/セピア・ネモフィラ/ブラック・グレー/ワインレッド・グレー/ネイビー・グレー/エメラルド・ミント/チェリー・ピーチ/グレープ・ラベンダー
芯径 0.4mm(超極細)
マーカー (全6種)
蛍光マーカーによく使われている先端が斜めで平べったいペン先になっています。線を引くときや面を塗る時に便利です
価格:165円
色:ナイト・サクラ/オリーブ・ミモザ/セピア・ネモフィラ/エメラルド・ミント/チェリー・ピーチ/グレープ・ラベンダー
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文・構成/ふじいなおみ