小学生の自学サポートに使える! 【貼ってはがせる地図】【何度も書ける地図】で日本を学ぼう!《夏休みにおすすめ》

小学校4年生の社会では日本の地理を学びます。筆者の娘は社会が得意なようなので、2つの地図アイテムを使って、47都道府県の名称・都道府県庁所在地・特徴を自主学習として親子で取り組んでみました。学びをサポートするすぐれもののご紹介と遊び方をレポートします。夏休みにお子さんと楽しんでみてはいかがでしょうか。

Sticky Notes Study Tips 【日本地図】/紙季彩々

進学塾との共同開発で生まれた、日本全体と日本を7ブロックに分けた8つの付箋がコンパクトにまとめられています。付箋はそれぞれ20枚、合計160枚ついています。

写真にある全体の付箋+7つに分けた地域ごとの付箋の8種類ずつが入っています

社会で日本各地を学ぶ際、この付箋が時間短縮に役に立ちます。

授業中に複雑な都道府県の形を書くのはとても時間がかかります? かといって大ざっぱに書きすぎると見直したときにわかりづらくなってしまいます。そんなときに、Sticky Notes Study Tipsの【日本地図】があれば付箋をはがしてノートにペタッと貼るだけできれいな地図をノートに準備できるのです。

このシリーズには同様に「世界地図」もあります。こちらはインターネット通販を中心に文具イベントなどでもご購入することができます。

いろいろ書ける! 消せる! 日本地図/デビカ

続いてご紹介するのはプラスチックシートでできている日本地図。こちらは紙の地図とのいちばんの違いはなんといっても「書いて消せる」部分です。必要なときに書いて、不要になったら消すことができるんです。

使用可能な主な筆記具は、鉛筆(HB以上の柔らかさのもの)・色鉛筆、蛍光ペン・ホワイトボードマーカー。消しゴム(蛍光マーカー・ホワイトボードマーカーはウェットティッシュでも可)で消すことができます。

1:4種の筆記具で書き込み/2:ウェットティッシュで拭き取り/3:消しゴムで消す

筆者が試してみたところ、写真のようにホワイトボードマーカーの中でもウェットティッシュで消えづらいものがあったので、消しゴムがいちばん使いやすく感じました。

北から「旭川」「札幌」「函館」を穴埋めにしました

ホワイトボードマーカーは発色が良いだけでなく文字の上に塗ると透けて見えなくなるので、穴埋め問題を作ることもできました。

注意点としては、油性マーカーや硬い鉛筆、ボールペンなど推奨されていない筆記具を使うと消えなくなったり、跡が残ったりします。間違えて使わないように気をつけたいです。

このシリーズにも「世界地図」もあり、世界の国々を学ぶときに使うことができますね!

47都道府県全部わかるかな?

下準備

下準備は筆者が行いました。

【日本地図】の都道府県に番号を振りました

今回は「Sticky Notes Study Tips 【日本地図】」の地域ごとの地図7種の都道府県の形の中に01〜47の番号を振りました。

簡単な記入表を作りました

1枚の付箋に最大9個の都道府県が入っていたので、それに合うフォーマットの記入用紙を、エクセルで簡単に作って娘に渡しました。

さあ、やってみよう!

関東に住んでいるので、現在学校では関東の地理を学んでいるという娘。塾では少し早めに全国を習っているようです。わからなかったら調べる習慣をつけるためにも、学校で使用しているタブレット(学習用途で使用するのはOK)と「いろいろ書ける! 消せる! 日本地図」を近くに置いて進めました。

北から順に振られた番号順に進める娘。

「都道府県の名前、都道府県庁所在地の名前はわかるけれど、漢字が難しくて書けない」ということが多くありました。

地名の漢字を地図で調べる

最初に止まったのは「仙台」。漢字がわからず止まってしまいました。そこで、近くに置いていた「いろいろ書ける! 消せる! 日本地図」で宮城県を探し、「仙台」の文字を書き写しました。

地図とにらめっこしている娘です

ちなみに「いろいろ書ける! 消せる! 日本地図」には都道府県名と都道府県庁所在地が一覧になって右上にあるのですが、それは今回は使用しないことにしました。

特徴を調べるのにはタブレット

少しでもその地方ごとの特徴を覚えてほしいと思い「特徴(シートではとくちょう)」を記入するスペースを用意しました。ここでは、先日テレビで見て知った知識も活用。岩手県は「日本で2番目の面積の広さ」といったことが知識として身についているのはとてもいいことです。

東北地方を書き出しました。よくみると「盛」の字が間違ってました

本当に何も出てこなかった場合はタブレットで検索。「山形ってさくらんぼが有名なんだね」、「秋田はきりたんぽとなまはげが書いてあった」と少しずつその土地ごとの文化や名物などを覚えていきました。

2時間くらいで走破

47箇所も記入し調べることがあると時間がかかるもの。2時間を少し過ぎたくらいでゴールの沖縄までたどり着きました。

横浜の浜を間違え、横浜県という県を作ってしまったので×をつけて記入しました。

所々、名前の勘違い(ex.神奈川県→「横浜県」と勘違い)や漢字の間違い(ex.横浜市→横「兵」市と間違い)があったので地図で正しい文字を調べて娘は表に書き直し。また、地図には筆者がホワイトボードマーカーで大きく書くことで印象づけました。

意外と難しい文字が多い地名。いくつかひらがなで済ませた部分がありましたが、今回は初めてだったので完璧は求めず、楽しんで学ぶをゴールとしました。

学校に自主学習の成果として提出

成果物を自主学習ノートに貼り付けました

娘の学校では「小学4年生は1日50分の家庭学習を心がけよう」という目標が設定されています。普段は塾の宿題で目標時間を満たすのですが、提出するものがありません。ですが、今回は成果物として付箋と記入シートができたので、数字の小さいものから順に自主学習ノートへ貼り付けて学校に提出しました。

クラスのお友達から「すごいねって言われたんだよー」とうれしそうに話していました。

ちょっと失敗

今回は丸つけや採点はしませんでしたが、この記事のために撮影した写真をよく見てみると微妙な間違いがいくつかありました。間違えて覚えてしまう前に、しっかりと訂正しておかねばならないと反省しました。

様々な応用が効くアイテム

Sticky Notes Study Tips 【日本地図】は、付箋を貼るだけで、ノートに正しい形の地図ができるので、タイムパフォーマンスに優れているだけでなく、誤りも発生しづらくなると感じました。山地や平野・川などの自然を学んだり、日本の歴史の中でも地図が使われたりします。社会の授業の理解度が上がりそうです。

いろいろ書ける! 消せる! 日本地図は、日本列島を俯瞰してみることができます。広い視点で見る海流や気候帯など、書き込みながら学べるのも◎。ホワイトボードマーカーを2色ほど用意して、市の名前・県の名前をクイズにすると楽しみながら学ぶことができそうです。

Sticky Notes Study Tips 【日本地図】/紙季彩々 については こちら をご覧ください

いろいろ書ける! 消せる! 日本地図/デビカ については こちらをご覧ください

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文・構成:ふじいなおみ

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