自由研究リアル実例!トカゲの仲間「カナヘビ」飼育で命の大切さを学ぶ

皆さんは「カナヘビ」をご存知でしょうか。トカゲの仲間で、茶褐色の体に白いラインが入っており、かわいい手足があります。冬は冬眠をしていますが、春先や秋に日当たりの良い石のそばで遭遇します。夏でも日陰で休んでいることが多いので、石の下などを覗くと会えることも!

様々な変化を見せてくれるカナヘビ飼育に夢中

我が家も公園で見つけ、子どもに懇願されたため飼い始めました。最初はしぶしぶ飼い始めたカナヘビでしたが、日々様々な自然の営みを見せてくれることにビックリ! 命の学びや夏休みの自由研究にもおすすめですので、ご紹介させていただきます。

※爬虫類の写真が多数出てきますので、苦手な方はご注意ください。

何度も卵を産むカナヘビ

実は、我が家にはもう1匹「二ホントカゲ」もいるのですが(こちらも公園からお持ち帰り)、圧倒的に変化を見せてくれるのは、カナヘビです。一番の驚きは、飼い始めて数週間で卵を産んだこと!

1日に2~3個、卵を産むことが多いです

いつの間にか3つの卵があり、仰天しました!!
爬虫類ショップの店員さんに相談してみると、「孵化をさせるには、卵の上下を間違えないように別のケースに移し、霧吹きなどで水分を与える」とのこと。卵の上下は反転してしまうと孵化しないので、親のカナヘビがぶつからないように別のケースに移動させると良いそう。

月日の経過とともに、卵が膨れてきます

移動させた卵は、土の水分を吸って大きくなり、約40日間で孵化するそう。毎日土を湿らせてお世話をしています。その間も、カナヘビは2回も卵を産みました! 同じ母親として感心してしまいます……。かわいい赤ちゃんに会えるのを、子どもと共に楽しみにしながら観察中。

エサのコオロギも興味深い姿を見せてくれる

天敵の背中で休むエサのコオロギ

カナヘビのエサは、「クモ」などの小さな虫や、生きた「コオロギ」。コオロギは爬虫類ショップで10匹、約130円~購入可能。10匹放っても、一気に食べるわけではなく、しばらくカナヘビと同じケース内で生活をします。眺めていると、コオロギ用のエサをめぐって仲間同士で喧嘩したり、天敵であるはずのトカゲの背中に乗って休んだり。コオロギの暮らしもなかなか面白いんです。そして愛着が湧いてくる頃に、カナヘビに食べられてしまうという……。その様子を観察している子ども達は、命の連鎖を学びました。

カナヘビが脱皮!!

指がリアルすぎて、この写真は苦手です……

カナヘビは身体が大きくなると、脱皮をします!!
正直これにはゾッとしましたが、子ども達には新鮮だったようで、いまだに保存しています。

想像していた以上に短期間で色んな出来事が起こるので、長男の夏休みの自由研究は、カナヘビの飼育日記に決めました! スケッチブックに写真を貼り、子どものコメントを記載していきます。

横長のスケッチブックを選びました

飼育を通して、命の意味を子どもに伝えたい

様々な変化を見せてくれるカナヘビ。
エサとなる虫から命をもらって生きること、産卵することなどから、懸命に生きる様子が子どもにも伝わり、命の尊さを学んでいます。

飼育には、大きめの水槽と土、水飲み用のお皿の他、室内で飼う方は爬虫類用の紫外線ライトなどが必要です。興味を持ってくださった方、是非お子さんとチャレンジしてみてくださいね。※飼育される際は、詳しい飼育方法を爬虫類ショップの店員さんに確認してください。

 

文・構成/寒河江尚子 

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