コロナで外出も控えめだった今年も残りわずかとなってきました。芸術の秋・スポーツの秋に、フォトジェニックかつオープンエアーなおでかけ新スポットが登場!さっそくレポートします。
事前予約制・入場無料のスポーツパーク!
「TOKYO SPORT PLAYGROUND」は、三井不動産レジデンシャル株式会社とナイキジャパングループ合同会社がインクルーシブデザインを取り入れて開設された一年限定のスポーツパーク。ランニングトラック、バスケットボールコートや遊具などを備えています。
ロッカーやウォーターサーバー、シャワー設備もあるので、たっぷり汗をかいても安心です。
入場無料であるものの、事前予約は必須ですので、こちらの案内をチェックして予約してみてくださいね。
NIKEシューズからインスピレーションを得た6つのエリア
1960年代のCORTEZから始まり、各年代を代表する6つのシューズからインスピレーションを得たデザインを各エリアにグラフィックで表現されています。施設内の色彩豊かな空間で躍動感あふれる思い出の一枚も撮りたいですね。
NIKE CORTEZ ランニングエリア
最も歴史のあるアイコニックなシューズ「コルテッツ」のデザインがあしらわれたのは、「CORTEZ TRACK」。トラックの高低差や形まで、非日常感溢れる1周280mのNike Grindを使用したランニングトラックです。水辺を渡るそよ風を感じながら心地よいランニングを満喫できます。
WAFFLE TRAINER 遊具&スポーツ広場
ランニングに革新的なアイディアを生んだワッフルソールのシューズ。オレゴン州で生まれたアイディアは、1973年に日本の工場で初めて製造されました。ランニングシューズとして瞬く間に人気を博し、現在でもスポーツを超えたスタイルアイコンとしての地位をも獲得しています。そんなWAFFLE TRAINERからインスパイアを受けて登場したのが、自然からインスピレーションを得た遊び心溢れる遊具と、様々なスポーツを楽しむことが出来る広場です。ヨガやダンスなどスポーツのジャンルに捉われることなく、想像力を働かせて自由にアクティビティを楽しんで良い広場です。
NIKE LAVA HIGH ジャングルジムエリア
80年代に入ると、ナイキはランニングやスポーツ以外の分野にも拡大を始め、アウトドアのハイキングやくらいイング向けのラバハイのようなカラフルなシューズやアパレルのデザインを開始。そこからインスピレーションを得たのがこちらのエリア。
NIKE AIR RAID バスケットコート
1990年代に入ると、バスケットボールの人気が世界中に広がっていきました。野外のバスケットボールコートが世界にも増える中、日本でもナイキが原宿に3人制のゲーム用コート「NIKE HOOP TOWN」を作るなど、その流行の先端を走っていました。
その頃のエアレイドにインスパイアして登場したのがAIR RAID COURTです。色彩豊かなコートデザインが特徴的な3×3のバスケコートで、2面利用の場合フルコートの試合も可能です。
NIKE SB DUNKスケートプラザ
2000年頃には、スケートボードは、アウトサイダー達の趣味や子ども達の遊びという枠から、国際的にも認められるスポーツの地位を確保していました。
SB DUNK SKATE PLAZAは、ステア、バンク、ボックス、レールなどストリートのあらゆる要素が詰まった初心者にもオープンなスケートプラザです。車いすのままでも遊ぶことのできる回転遊具も設置されています。
※スケートプラザはスケートボード専用となります。BMXやインラインスケートではご利用頂けません。
NIKE AIR MAX ユニバーサルデザインエリア
ナイキ エアが初めて商品に搭載されたのが1978年。その後、エアバックは年々改善されていき、今となっては新しいモデルに欠かせないエアマックスに欠かせないアイコニックな特徴となりました。
AIR MAX TERRACEは、施設内で最も標高が高いユニバーサルデザインのエリアです。車いすでも乗り入れ可能で、パークの全てのエリアが一望出来るとっておきの場所です。
サスティナブルなポイントがたくさん!
脱プラスチックへの挑戦
環境へ配慮し、ペットボトルの持ち込みはNGになっています。
ウォーターサーバーの設置
マイボトル持参すれば、施設内のウォーターサーバーから無料で給水が可能。無印が2020年7月にスタートさせたウォーターサーバーサービスで、その取組みも注目です。
Nike Grind採用
ランニングトラック・バスケットボールコート・広場などの下地には、製造工程で発生する廃材や使われなくなったスニーカーを細かい粒状に分解したNike Grindを施設総面積の約35%に使用し、地球環境に配慮しています。
インクルーシブデザインを沢山発見しよう!
インクルーシブとは、ユーザーの多様性を理解し、潜在的なニーズから多くの人に対して魅力的なデザインを導き出す手法のこと。障がいをお持ちの方や有識者の声をもとに、「誰もが利用しやすい」をコンセプトに建設した施設で、緩勾配スロープや車いすの方も安心してご使用いただける低床ベンチ、電動車いす用充電器などを備えています。
また、誰もが使いやすいキッチンツールなどのユニバーサルグッズや最新式の車いすを体験できるコーナーを設置するとともに、建物の前面・背面には本施設のシンボルとして障がい者アートを採用し、ユニバーサル社会への理解促進を図る施設となっているので、家族でインクルーシブについて話し合うきっかけとなれれば良いですね。
車いすをご利用の方も快適に過ごせる場所
車いすのまま乗降し、グルグルと回転を楽しむことができる遊具をはじめ、施設内は全てのみなさまが体験でき、スムーズに移動できる環境を目指して設計しています。
ロッカールームやトイレのデザインへのこだわり
使いやすさにこだわったジェンダーレストイレや、車いすの方でも利用可能なシャワールームなどがクラブハウス内に完備されています。
子どもの好奇心・発想力をかきたてる自由な遊び場
滑り台や鉄棒など遊び方が決められた遊具に沿って、子ども達が遊ぶのではなく、子どもならではの自由な発想を活かして考え・楽しむ経験をやさしくサポートする遊具を採用しています。
施設概要
■入場料:無料
■営業時間:平日 15:00〜21:00/祝休日 10:00〜21:00
※イベント開催による貸切日や年末年始を除く
※いずれも最終受付は20時
■住所:東京都江東区豊洲6-4-1(MAP)
■開設期間:2020年10月10日(土)~2021年9月20日(月・祝)
教えてくれたのは、LITTLE ARTISTS LEAGUEのメンバー。
LITTLE ARTISTS LEAGUEは母になった、アーティストママが立ち上げた、
親子へ向けた、本気でアートをやっていく活動団体です。