子どもの「マネーリテラシー」を高める激推しボードゲームはこれ!金融プロがセレクト

こんにちは、みんなのマネーリテラシーを向上を目指し、情報を発信しているママカブ編集部です。前回は Nintendo Switchで遊びながら、お子さんのマネー力をアップできるソフト2本をご紹介しました。

今回は「テレビゲームは取り入れていないよ」というご家庭でも遊べる、アナログボードゲームを二つご紹介します。

交渉しながら不動産を独占『モノポリー』

ひとつ目は『モノポリー』。ボードゲームの定番で、Amazonで1900円(2020年12月23日時点)で購入することができます。モノポリーとは「独占」という意味で、不動産を購入し、独占したり相手を破産させるのがゲームの勝利条件となっています。

ゲームは、サイコロを振って周る双六タイプです。止まったマスで不動産を購入していくと、他のプレイヤーが自分の保有物件マスに止まったときに、賃料を得ることができます。こうしてお金を増やしながら物件を買い進め、不動産をエリアで独占すると、不動産のグレードを上げることができます。不動産のグレードを上げると、得られる賃料がさらに上がります。

ただし、マスの指示によっては、罰金を払ったり寄付したり、税金が課されることがあります。ときには、刑務所に入れられてしまうこともあります。

人生で出合うお金のあれこれと向き合える

『モノポリー』を通してまず得られるのは、これから人生で出合うことになるお金についての知識です。不動産の購入、賃料、罰金、寄付、税金などについて知る入り口となるでしょう。

また、このボードゲームのキモは、自分の欲しい不動産を交渉を通して手に入れていくという点です。どう伝えれば相手が受け入れてくれる提案になるのかーービジネスの世界で生きる先輩として、お子さんに「その交渉条件はいいね!」などアドバイスしてあげると、会話が弾みそうですね。

『モノポリー』にはクラシック版以外にも、さまざまなバージョンがあります。「ONE PIECE」や「マリオ」「ディズニー」版など、お子さんの好きな世界観で楽しむことができますよ。

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有名本の世界観を学べる『キャッシュフローゲーム』

次にご紹介するのが『キャッシュフローゲーム』です。こちらは、世界的ベストセラー『金持ち父さん 貧乏父さん』シリーズの著者ロバート・キヨサキ氏の考案したボードゲームで、「金融、財務、投資」について学べます。

キャッシュフローとは、現金の流れのこと。このゲームもサイコロを振ってコマを動かす双六タイプなのですが、キモは損益計算書(そんえきけいさんしょ)と貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)を作成して進めていくこと。そして、双六のコースが2つに別れているのも大きな特徴です。

お金持ちの見ている景色を追体験できる!?

内側のコースは「ラットレース」、外側は「ファーストトラック」です。このゲーム(本)で定義されている「ラットレース」とは、働いても働いても、一向に資産が貯まらない状態のこと(悲しいですね・・・)。「ラットレース」から抜け出す旅に出るのがこのゲームの第1段階です。

働いて得られる「賃金収入」以外の「不労所得」を増やすために、不動産物件を買ったり株式投資をしていきます。そして、不労所得が賃金収入を超えると、外側で展開される「ファーストトラック」という別コースへ移動することができます。

ファーストトラックでは、お金が増えるチャンスがたくさんあり、また得られる資産もケタ違い。なかなか実際に体験することはない(!)ので、「お金持ちが、よりお金持ちになるのはこういう仕組みなのか〜」と、覗き見的に追体験することができます(※筆者も遊んだことがあるのですが、お金持ちはいいな・・・こんな景色が見えるんだ・・・という気持ちになりました)。

ただお金を増やすだけでなく、株式投資をした際に株価が下がって資産が減ったり、また災害に遭うこともあります。そうしたリスクとも向き合いつつ、どうすれば勝てるのかを考えるうちに、マネー力の向上が期待できるというゲームです。

難点は値段と、ゲームシートの記入

学びが大きいこのボードゲームですが、Amazonでの販売価格が19800円(2020年12月23日時点)と高価なのが難点です。やってみたいと思った方は、メルカリなど中古で安く買えるタイミングを狙ってみてもいいかもしれませんね。

また、ゲームシート(損益計算書・貸借対照表)の記入についても、不慣れなうちは難儀すると思われます。ご両親のどちらかに経理などの知識があることが望ましいです。

慣れないうちは、『キャッシュフローforキッズ』という子供向けのバージョン(約1万円)もあるので、そちらから始めるのも手です。

ボードゲームで最も楽しいのは「対話」

以上、お金に強くなれるボードゲームを2つご紹介しました。ボードゲームは遊んだことがないものの場合、「どうすればいいのかわからない」と、お手上げ状態になりがちです。そんなときには、遊び方を解説してくれているYouTube動画などをチェックしてみてくださいね。

『モノポリー』や『キャッシュフローゲーム』を通して、お金を増やすにはさまざまな方法があること、どうすれば効率的なのか、またどう交渉すれば相手は乗ってくれるのか、そしてお金にまつわるリスクとの付き合い方など、さまざまなことを学ぶことができるでしょう。

学びが得られるとご紹介したボードゲームですが、ボードゲームを通して得られる一番のメリットは「一緒に遊ぶ人との対話の楽しさ」にあります。

コロナ禍で出かけられない中でも、ボードゲームを囲みながら、いろんな話をすることで楽しいひとときが流れれば、お子さんにとって何よりの思い出になるはずです。ご家族で素敵な時間をお過ごしくださいね。

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文/ママカブ編集部

「おカネについてのあれこれを楽しく語ろう!」をモットーとしている編集部。メンバーはビジネス系出版社の同期入社組の2人。AFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を持つライターC江、マネー情報誌&金融教育メディアの編集者・ライター歴10年超のS子。

URL:https://mama-kabu.net

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