【親子で観たい映画】娘がママを思う心に共感、感動!クリスマス前に『グリンチ』へ

街中にクリスマスソングが流れ、キラキラしたイルミネーションが美しいこの季節、親子観るのにピッタリな長編アニメ映画が、12月14日(金)より公開される『グリンチ』です。絵本作家ドクター・スースによって生み出された「グリンチ」といえば、本国アメリカではサンタクロースと並ぶほど、有名なキャラクター。今回、映画が公開されることで、日本でも人気を博しそうです!

ひねくれもののグリンチが引き起こす、とんでもない目的とは?

(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS                                     

北の洞窟で暮らすひねくれ者のグリンチ(声:大泉洋)は、いつも村人にイタズラや意地悪をしてばかり。しかも彼は、村人が幸せそうに過ごすクリスマスが大嫌い。

そこでグリンチは、クリスマスイブの晩に、町中からクリスマスツリーやプレゼントなど、クリスマスにまつわるものを盗み出すという悪事を思いつきます。

そんなグリンチと出会うのが、おてんばで母親思いの健気な女の子、シンディ・ルー(声:横溝菜帆)。果たして、グリンチの“クリスマスを盗む”というとんでもない目的は、成功するのでしょうか?

ママ的にぐっと来るポイントは?

実生活にシンクロする役がリアル!母親ドナを演じるのは、双子の女児と弟を育てる杏さん

(C)2018 UNIVERSAL STUDIOS

彼女の母ドナは、シンディと双子の弟を育てている、パワフルなシングルマザーです。日本語吹替版声優を務めているのは女優の杏ですが、過去にアニメ映画『百日紅 〜Miss HOKUSAI〜』(15)や、『それいけ!アンパンマン かがやけ!クルンといのちの星』(18)でも声優を務めただけのことはあり、アフレコのスキルが非常に高いです。

何よりも、実際に杏さん自身が双子の女児と、第3子の男児を子育て中のママでもあることが、役に説得力を与えています。

赤ちゃんの世話に大奮闘しているママの生活も非常にリアル。毎日、忙しいママを見ているシンディは、お手伝いすることもいとわないとてもいい子のようです。そんなシンディが、ある願いを叶えようと、サンタクロースに手紙を書くのですが、果たしてその内容とは?

大泉洋や杏など、『グリンチ』の声優陣たちがイベントに集合
大泉洋や杏など、『グリンチ』の声優陣たちがイベントに集合

明かされるグリンチの過去に、ちょっとしんみり……

やがてグリンチの人生に影を落とした、クリスマスの苦い思い出が明かされて、少ししんみり。その後、シンディがグリンチの固く閉ざされた心の扉をノックしたことで、彼の心が少しずつ開かれていきます。

しかし、グリンチによるイブの“とんでも大作戦”は決行されますが、最終的には、まさかの心揺さぶるクライマックスへと着地!このウルトラCの結末には、思わず感涙させられそうです。

まさに、クリスマス前に家族で観たい、笑って泣ける感動作『グリンチ』。

同時上映の『ミニオンのミニミニ脱走』も見逃せない!

さらに、同時上映の短編映画が、子どもたちの大好きな「ミニオン」の新作短編映画『ミニオンのミニミニ脱走』という嬉しいオマケつき。早速、親子で週末に映画館へ繰り出してみませんか?

 

『グリンチ』 12月14日 (金) 全国ロードショー
声の出演:ベネディクト・カンバーバッチ
日本語吹替版・声の出演:大泉洋、杏、秋山竜次(ロバート)、横溝菜帆、宮野真守
監督:ヤーロウ・チェイニー、スコット・モシャー
公式HP:http://grinch.jp/

文/山崎伸子

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