作者、カメントツが自身のTwitterで作品を発表後、すぐに人気に火が点き、単行本も発売され、累計50万部と人気沸騰中の『こぐまのケーキ屋さん』。
こぐま店長がケーキ屋さんを立ち上げ、ケーキ作りをしながら、お金の計算もはじめて…というお話。人間社会の常識に疎く、それを見ていられなくなって手伝い始めた店員さんとのやりとりにほのぼのし、クスッと笑える場面も満載です。こぐま店長のつたない言葉や、一生懸命さからの突飛な行動がほほえましく、かわいらしくて、今、若い女性だけでなく、パパやママ、そして小学生にもじわじわ人気が広がっているのです!
▲「こぐまのケーキ屋さん そのさん」の一コマより
「こぐまのケーキ屋さん」を小学2年生が読んでみたら?
表紙のかわいさに目が止まり、読書開始!
筆者の息子(小学2年生)も、テーブルに置いておいた私のマンガを「これ、知ってる!」と言ってさっそく手にとり、やがて熟読。
4コマで構成されたマンガが続くので、読みやすいようです。一般的なマンガでは文節で改行されるセリフが、こぐまのセリフだけ、文節を無視してランダムなところで改行されているのも特徴。大人目線ではちょっと読みづらい印象を受けますが、カタコトの言葉を話すこぐま店長に、子供は親近感をおぼえ、引き込まれていったようす。
▲「こぐまのケーキ屋さん そのさん」より
音読しながら読むので、小学2年生の読み方がちょうどこぐま店長の会話たどたどしさと重なって、聞いているこちらもほほえましく。すると、その声に5歳の弟も誘われてのぞき込みます。
▲感動したり、泣いたり笑ったり。人間味あふれる(?)こぐま店長、みんな夢中に!
クスクス笑いが、次第に爆笑へ…
始めは読むことに一生懸命になっていた2年生も、次第にこぐまのかわいらしさに気づくと、クスクス笑い出し、その声に年長の子もつられて笑うと、子供の笑いの爆発力はすごいもの。こぐまのちょっとした表情や動作がツボ!すぐに子供たちの爆笑が起こります。
すぐに始まるクイズ大会
一冊読み終えるとすぐに始まるのは、子供たちによるクイズ大会。
「こぐまのいちばん好きなお金は?」
「ケーキ屋さんの新しいメニューは?」
と、記憶に残ったおもしろエピソードを問題にして出し合います。また、こぐまが言い間違えた言葉を問題にしたり、モノマネをして笑い合い……。こぐまはすっかり子供たちの人気者になったようです。
子どもたちをも夢中にする「こぐま」ワールド。これでひらがなを覚えたり、ケーキの名称と国を結びつけて覚えたり、といった意外な知育要素も満載!?
まずは育児に家事に疲れたママが読んで、癒やされてくださいね!
▲「そのさん」にはこんな運動シーンも!
カメントツ著
大人気!「こぐまのケーキ屋さん」の最新刊! こぐまの店長と店員さんのやりとりに、
癒やされる人、続出中~☆ 単行本名物の書き下ろしはもちろん今回も収録♪ お子さんや、恋人、奥様など、大切な人へのクリスマスプレゼントにも!
HugKum読者の方に朗報!今週末から週に2回、「こぐまのケーキ屋さん」、過去に掲載された4コママンガを厳選した連載がこちらのウェブサイトでもスタートします!
構成/HugKum編集部