スニーカーの定番・コンバース。リーズナブルなうえにシンプルでどんなコーデとも相性がいいので、多色買いしている方も多いのでは?
黒や赤、チャコールなどといった定番色が揃うコンバースですが、周囲とかぶりまくるアイテムだからこそ差をつけたい…!そんな人におすすめしたいのがいまインスタグラムなどでも話題の【#脱色コンバース】。どの家庭にもある“アレ”を使って、簡単にカラーチェンジすることができるんです。
定番カラーがオシャレカラーへと生まれ変わる♡
【脱色コンバース】とは漂白剤を使ってコンバースの色を抜き、元々のカラーとは異なる色に変化させること。脱色後のカラーがとてもおしゃれでコーデの幅が広がることからSNSに載せる人が多く、数年前からブームになっています。
なかでも特に人気なのが、黒とチャコールの脱色。黒のコンバースは脱色するとブラウンに、チャコールはベージュへと変化します。その他にも赤→ピンク、ネイビー→紫に変わりますが、漬け置きする時間によっても色みを好きに調整できるので、まさに仕上がり後の色は無限!
こちらは黒→ブラウンに変身させたコンバース。黒は液に漬ける時間によってブラウン→ライトブラウン→オレンジ→オレンジベージュ→クリーム色へと変貌を遂げます。
本当に簡単なのか、実際に試してみた!
チャコールのコンバースを使って、筆者も脱色に挑戦してみました。
~用意するもの~
・コンバース
・キッチンハイター・衣料用ハイターなど、液体タイプの塩素系漂白剤
・スニーカーがすっぽりと入る容器
・水
~やり方~
水に適量の液体漂白剤を入れてかきまぜます。筆者の場合は洗面ボウルに水を9~10ℓほど溜めて、そこへキャップ8杯のキッチンハイターを投入しました。 手が荒れてしまうので、ゴム手袋必須です。
色ムラの原因になるためシワにならないよう注意をしながら、コンバース全体がきちんと液に浸かるように入れます。
2時間後の様子がこちら。小まめに様子を見つつ全体が茶色くなってきたなぁ、というところで漬け置き終了。
漂白剤が残らないように靴用ブラシでゴシゴシとよく洗い、あとは乾かすだけ。
簡単おしゃれな“ベーコン”ができた!
ベージュコンバース、通称“ベーコン”の完成! 濡れている時には乾いた後の色が想像つかず、どの時点で漬け置きを終了するか悩んだものの、理想通りの色に仕上がりました♫
参考になればと、こちらは左足のベロ部分のみドライヤーで乾かしてみて、濡れている状態(右)と比較した写真です。乾くとこんなに色が薄くなるので、少し濃いかなぁ…?と感じる時点で脱色を終了するとちょうど良さそうです。
新品の方がムラなくきれいに脱色できますが、元々愛用しているコンバースのカラーに飽きてしまった場合でもOK。多少のムラも味になり、自分だけのコンバースが完成します。その際は1度洗って汚れを落としてから漬けることをおすすめします。
自分で脱色して好みのカラーにした一足は、買って普通に履くよりも愛着が湧くこと間違いなし♪
誰でも気軽に挑戦できる【脱色コンバースで】、みなさんも春の足元を彩ってみてはいかがですか?
文/鈴木美奈子