目次
よこはま動物園ズーラシアとは？
まずは「よこはま動物園ズーラシア」の基本情報をおさえておきましょう。
よこはま動物園ズーラシアってどんなところ？
よこはま動物園ズーラシアは、神奈川県横浜市にある動物園です。生息環境展示や世界の気候帯・地域別にゾーンが分けられているのが特徴で、園内を回れば世界旅行をしている感覚を味わえます。動物はもちろん、植物や自然環境についても学べます。
歴史とコンセプト
「よこはま動物園ズーラシア」の歴史は次のとおりです。少しずつエリアが拡大しているのがわかります。
平成11年（1999年）4月 横浜動物の森公園の中に開園
平成14年（2002年）7月 わんぱくの森「ころころ広場」とアマゾンの密林ゾーン拡張エリアの「わくわく広場」が誕生
平成15年（2003年）4月 「アフリカの熱帯雨林」ゾーンの一部が公開
平成18年（2006年）4月 「わんぱくの森」内に「自然体験林」がオープン
平成19年（2007年）4月 「アフリカの熱帯雨林」ゾーンに「アカカワイノシシ」展示場、「わんぱくの森」内に「ぱかぱか広場」ができる
平成21年（2009年）4月 「アフリカの熱帯雨林」ゾーンに「チンパンジーの森」が誕生
平成25年（2013年）4月 「アフリカのサバンナ」ゾーンの一部ができる
平成27年（2015年）4月 「アフリカのサバンナ」ゾーンが全面オープンし、全エリアが開園
よこはま動物園ズーラシアのメインテーマは「生命の共生・自然との調和」です。このメインテーマがわかるような園内や展示になっています。
基本情報・アクセス
よこはま動物園ズーラシアの基本情報は次の通りです。
●入園料
大人(18歳以上) 800円
中人(高校生) 300円
小人(小・中学生) 200円
小学生未満 無料
※毎週土曜日は高校生以下 無料（要学生証等）
●開園／閉園時間
9:30～16:30（入園は16:00まで）
●休館日
毎週火曜日（祝日の場合は開園、翌日休園）、12/29～1/1
※臨時開園の場合あり
●交通アクセス
・相鉄線「鶴ヶ峰」駅北口／相鉄線「三ツ境」駅北口から「よこはま動物園行き」のバスで約15分／JR横浜線・横浜市営地下鉄「中山」駅南口から「よこはま動物園行き」のバスで約18分 終点下車すぐ
・各線「横浜」駅から「よこはま動物園行き」バスで約1時間
よこはま動物園ズーラシアで体験できること
よこはま動物園ズーラシアでは、動物とのふれあい体験や、イベント、教室などが体験できます。それぞれをご紹介していきましょう。
動物とのふれあい体験
よこはま動物園ズーラシアでは、鳥、馬、モルモットとふれあうことができます。
鳥とふれあえるのは「バードショー広場」です。猛禽類やインコが頭上を飛び交うバードショーをご覧いただけます。
馬とふれあえるのは「ぱかぱか広場」です。日本在来馬である木曽馬などを飼育しており、エサやり体験やひき馬体験ができます。
「ぱかぱか広場」内には「モルモット・ネズミのおうち」があります。ここではモルモットやパンダマウスとふれあえます。
イベント＆エンターテイメント
「よこはま動物園ズーラシア」では、以下のようなイベントがたくさん開催されています。詳細は公式ホームページをチェックしてから出かけましょう。
●ガイドツアー
毎週水曜日に開催されているのが「ガイドツアー」です。よこはま動物園ズーラシアに暮らす動物たちの見どころや動物と自然とのつながりなどを、専門のスタッフが案内してくれます。
●飼育員のとっておきタイム
毎日開催。飼育担当者による動物のお話です。
●ズーラシアどうぶつ教室
普段知ることのできない動物たちの裏話が聞けたり、動物に関連するクイズや工作などが楽しめたりする教室です。冬季以外の毎週日曜日に開催されています。
●イベント
そのほか、季節ごとにイベントや企画展が開催されているのもズーラシアの魅力のひとつです。
よこはま動物園ズーラシアの見どころセレクション
ここでは、よこはま動物園ズーラシアでははずせない見どころをご紹介します。
必見！人気の動物たち
よこはま動物園ズーラシアで絶対に見るべき動物のひとつが「オカピ」です。1997年から飼育をはじめて繁殖にも成功しています。 「アフリカの熱帯雨林」ゾーンで見ることができます。
押さえておきたい動物はオカピ以外にもたくさんいます。日本のなかで、ズーラシアだけでしか見られない動物たちがいるんです。それはセスジキノボリカンガルー、ドール、テングザルなど。ぜひ、どんな動物なのか会いに行ってみてくださいね。
季節の植物にも注目！
よこはま動物園ズーラシアでは、季節ごとのたくさんの植物を見ることができます。植物の見どころは次のとおりです。動物とともに植物も楽しみましょう。
●春
ヤマモモ、トウネズミモチ、ソメイヨシノ、ヤマボウシ、ウツギ、シャクナゲ、ユキヤナギ
●夏
アジサイ、サルスベリ、アメリカデイゴ
●秋
ヒイラギモクセイ、イロハモミジ、アキニレ、キンモクセイ
●冬
マンサク、ロウバイ
季節のおすすめイベント
例年、8月の毎週土曜日・日曜日・祝日に開催されるのが「ナイトズーラシア」です。通常の開園時間は16 : 30までですが、ナイトズーラシアが開催される日は、開園時間が延長されます。夜の動物たちの様子を見ることができます。
お得な利用のコツと計画の立て方
よこはま動物園ズーラシアにお得に入園するコツと、混雑を避けて入園する計画の立て方を解説していきます。
お得なチケットがある！
まずは、小・中・高校生がお得に入園できる情報です。なんと毎週土曜日は、小・中・高校生の入園料が無料！小・中・高校生の場合は、土曜日が狙い目です。（要学生証）
「よこはま動物園・金沢動物園共通年間パスポート」もお得です。年間パスポートの値段は、2,000円となっています。年3回入園すればもとが取れます。ただし年間パスポートを購入できる年齢は、18歳以上ですから注意してください。
そのほか「みんなの優待割引」「JAF会員割引」「アソビューチケット」などを活用すれば、入園料が割引になることがあります。使える割引がないか、確認するとよいでしょう。
混雑を避ける計画の立て方
よこはま動物園ズーラシアが混雑する時期は、ゴールデンウィークやシルバーウィーク、お盆、年末年始、春休みといった長期休みの時期です。
これらを避ければ、比較的混雑に合うことなくゆったり楽しめることでしょう。とくにおすすめなのは平日です。
とはいえ、休日や混雑する時期しか時間が取れないということもあるでしょう。そういった場合は、朝早く行くようにしましょう。
とくに車でよこはま動物園ズーラシアに行く場合は、駐車場が混雑することがあります。駐車場は、開園時間の1時間前である8:30から営業しています。この時間を目指して行けば、駐車するまでの待ち時間がほとんどなく、入り口の近くに車を停められるでしょう。また早く行けば、時間をかけてよこはま動物園ズーラシアを楽しめます。さらに電子チケットをあらかじめ購入しておくと、スムーズに入園できます。
【ポイント】
・混雑時期をなるべく避ける
・車で行く場合は8:30に到着するよう計画する
・車以外で行く場合は、開園時間の9:30を目指して行く
・電子チケットを購入しておく
子どもとの楽しい一日を安全に過ごすために
よこはま動物園ズーラシアを楽しむためには、安全に過ごすための対策と、持っていくとよいアイテムを知っておくといいでしょう。
よこはま動物園ズーラシアでの安全対策
よこはま動物園ズーラシアを安全に楽しむには、次のことに気をつけましょう。
●動物を見るときには、静かに見るようにしましょう。大きな声を出すと、驚いてしまう動物もいます。また近くで見たいからといって、柵によじ登ったり、柵の中に入ったりしないようにしてください。窓ガラスをたたくのもNGです。
●動物には、食べ物を与えないでください。
●動物の写真を撮ることは問題ありませんが、フラッシュ撮影はやめましょう。動物の目が傷つく原因になったり、動物が驚いたり、興奮したりすることがあります。
よこはま動物園ズーラシアに行くときのおすすめ持ち物
よこはま動物園ズーラシアをより楽しむために、持っていくといいおすすめのアイテムをご紹介します。
●双眼鏡や単眼鏡
展示場の中にいる動物は、遠くにいることもよくあります。「もっとよく見たい！」「動物を身近に感じたい」という人は、双眼鏡や単眼鏡を持って行きましょう。動物が間近にいるような感覚を味わえ、なおかつ自分が興味のある動物の個体や部分を見ることができます。
●虫除けスプレー
ズーラシアは植物が多いこともあり、虫もいます。蚊に刺されたくないという人は、虫除けスプレーを持って行くと快適に過ごせるでしょう。
●ウェットティッシュ
よこはま動物園ズーラシアでは、動物と触れ合うことができます。動物と触れ合った後に便利なアイテムが、ウェットティッシュです。動物と触れ合ったあとには、さっと手を拭きましょう。
家族でよこはま動物園ズーラシアに出かけよう！
よこはま動物園ズーラシアは、野生で動物が住んでいるような環境を整えて展示しているのが最大の特徴です。また動物と触れ合ったり、珍しい動物と出会うこともできます。いろいろな動物に会いに、家族でよこはま動物園ズーラシアに出かけてみてくださいね。
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文・構成／HugKum編集部