中村倫也も登場!実写版『アラジン』&『トイ・ストーリー4』を200%楽しむための過去作チェック!【親子で楽しむDVD】

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新作が公開される度に、心躍る映像体験を約束してくれるディズニー映画。ティム・バートン監督の実写版映画『ダンボ』のあとに控えているのは、同じく実写版の『アラジン』(6月7日公開)、さらに夏休み映画として、おもちゃの世界を舞台にしたディズニー/ピクサーの人気シリーズ最新作『トイ・ストーリー4』(7月12日公開)が待機中!

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『アラジン』は、日本語吹替版キャストにご注目。主人公アラジン役に、朝ドラ「半分、青い。」で大ブレイクした実力派俳優の中村倫也、自由に憧れる王女ジャスミン役に新進気鋭のミュージカル女優・木下晴香が決定。2人が名曲「ホール・ニュー・ワールド」を歌うシーンは映像と共に、その美声が最大の見どころになるのではないかと。

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また、『トイ・ストーリー4』では、ウッディとバズなどお馴染みのおもちゃたちに加え、自分のことをゴミだと思っているフォーキーや、ふわふわもふもふコンビのダッキー&バニーなど、新キャラクターたちがたくさん登場。今度はどんな感動の渦を巻き起こしてくれるのか、大いに期待したいところです。

折しも今年のGWは10連休! 今から公開が待ち遠しいこの2作ですが、より一層その世界観を楽しむために、GW中に関連する過去作を観直してみませんか? 時を越えて愛されてきた作品群は、今観ても新鮮な驚きがいっぱい。家族でゆったりとホームシアターを堪能しましょう。

人生を切り開く愛と勇気を教えてくれる『アラジン』

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身分違いのロマンスと、3つの願いを叶える魔法のランプを巡る冒険をドラマティックに描いたディズニーの名作アニメーション『アラジン』。名曲「ホール・ニュー・ワールド」や、愛嬌たっぷりなランプの魔人ジーニーのマシンガントークも、爆発的な人気を誇っています。

天涯孤独で身分も低かったアラジンが、ランプの魔法の力でアリ・アバブア王子に変身し、ジャスミン王女のハートを射止めようとしました。ところが、数々の冒険を経て、アラジンはジーニーとの友情に目覚め、人生における大切なことを学び取っていきます。

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そして、最終的には王女に自分の本当の姿を明かしたうえで、2人はめでたく結ばれる。まさに情操教育にはもってこいの秀作で、誰もが拍手喝采できるハッピーエンドの感動作です。きっと公開が控える実写版『アラジン』にもアニメーション映画へのオマージュが散りばめられていると思うので、ぜひGW中に家族みんなで映画鑑賞会を開いてみてください。


『アラジン』
ダイヤモンド・コレクション MovieNEX(4,000円+税)発売中、デジタル配信中

おもちゃと親の目線が重なる『トイ・ストーリー』

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おもちゃの世界という独創的な世界観と、友情、家族愛などをふんだんに盛り込んだストーリー展開も秀逸な「トイ・ストーリー」シリーズ。特筆すべき点は、おもちゃと共に子どもの成長をリアルに綴ってきた点です。おもちゃは、永遠にキャラクターの年齢や時代が変わらない「サザエさん」方式ですが、おもちゃの持ち主であるアンディたちは年を重ねていく。本シリーズでは、そこを見守るおもちゃの懐の深さと哀愁を丁寧にすくい上げてきました。

あどけない子どもだったアンディがだんだん大きくなっていき、『トイ・ストーリー3』では大学生となり、巣立ちの時を迎えます。大人たちはそこで「子どもはいつまでも子どものままではいてくれない」というシビアな現実をマイルドに突きつけられます。それでも、おもちゃたちは、常に彼らのことを思い、温かい目でその成長を慈しんでいる。それはまさに親の目線であり、このシリーズが大人の琴線をも振るわせてきたポイントだと思います。

さて、世界で初めての長編フル CG デジタルアニメーション映画『トイ・ストーリー』が日本公開されたのは、1996年のこと。当時としてはかなり画期的だった映像に、映画業界は色めき立ちました。

1作目の『トイ・ストーリー』では、昔ながらの木製のカウボーイ人形ウッディと、最新式のアクション人形バズ・ライトイヤーとの出会いを描きます。おもちゃのタイプも性格も異なる2人。旧型のおもちゃであるウッディは、バズにやきもちを焼きます。そんなバズは、自分のことを銀河の平和を守る本物のスペース・レンジャーだと思い込んでいるというところがご愛嬌。

やがて、2人がうっかり家の外に飛び出したことで、そこから彼らの冒険譚がスタート。本作では、たとえ価値観や性格が違った者同士でも、それぞれが深くお互いのことを知れば、かけがえのない友情を築けることを教えてくれます。


『トイ・ストーリー』MovieNEX(4,000円+税)発売中、デジタル配信中
『トイ・ストーリー4K UHD』6月19日(水)発売(5,800円+税)

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『トイ・ストーリー2』では、ウッディが、おもちゃ屋のアルにさらわれてしまいます。なんとウッディは、とても貴重なプレミアム人形で、カウガールのジェシーや炭坑夫プロスペクターらと共に、日本のオモチャ博物館へ送られるとのこと。バズとおもちゃの仲間たちは、ウッディを助けようと、アルのビルに忍び込みます。

一瞬、大切にされるのなら、博物館へ行ってもいいのかなと心揺らぐウッディ。そんな彼に、バズが「おもちゃは子どもに遊ばれるためのものだ」と説得するシーンが、なんとも味わい深い。ママ的には、子どもにおもちゃを大切にしてほしいことを、さりげなく伝えられる名シーンだと思います。


『トイ・ストーリー2』MovieNEX(4,000円+税)発売中、デジタル配信中
『トイ・ストーリー2 4K UHD』6月19日(水)発売(5,800円+税)

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そして、シリーズ屈指の感涙映画とされたのが『トイ・ストーリー3』です。前作でも、ウッディたちと、持ち主のアンディとの絆が描かれましたが、3作目ではさらにそこを深掘りし、17歳となったアンディが、おもちゃを卒業するという流れになります。

本作は、子どもたちはもちろん、大人たちの涙腺を刺激し、大ヒットを記録。公開当時は、この作品が「トイ・ストーリー」シリーズの完結編とされていましたが、シリーズの存続を待ち望む声が多く入ったことで、何本か短編のスピンオフ作品が制作され、待望の最新作『トイ・ストーリー4』へとつながりました。

『トイ・ストーリー4』ではウッディとバズが新しいおもちゃで自分のことをゴミだと思っているフォーキーと出会い、登場が『トイ・ストーリー2』以来となるボー・ピープと再会します。ワクワクの冒険はもちろん健在ですが、ウッディが最後に選ぶ驚くべき決断とは?想像を超える結末が待っています。

また、「トイ・ストーリー」3作のMovieNEX 3作のDVDは現在販売中で、デジタル配信もされていますが、なんと6月19日(水)には、さらにアップグレードされた4K UHD版も発売予定。保存版にしたいというファミリーはこちらもチェックして。


『トイ・ストーリー3 』MovieNEX(4,000円+税)発売中、デジタル配信中
『トイ・ストーリー3 4K UHD』6月19日(水)発売(5,800円+税)

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文/山崎伸子

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