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意外にもほぼ初対面!? な、19歳と20歳のフレッシュ同学年トーク
今日のイベントの舞台挨拶(先行上映会)はいかがでしたか?
本島さん:めちゃくちゃ楽しかったです! 仮面ライダーガッチャード の集大成の映画をいち早く観てくれた方にお会いできて。しかも親子限定ということで、小さいお子さんも多かったので、お子さんの素直なリアクションだったり、声を聞いたりして、すごく嬉しかったです。
お子さんたちからの生質問コーナーで、難しい質問はありましたか?
井内さん:ありました! でも子どもたちの夢を守るため一生懸命考えてこたえました。
お二人はこれまでに、こうやって会って話す機会は結構あったんですか?
本島さん:実はちゃんと会うのは、今日が2回目なんです。
井内さん:すれ違うとかはありましたが、それも本当に2〜3回とか。
本島さん:多分撮影時間のタイミングとかが、あまりかぶらなかったんですよね。1回イベントでご一緒したんですが、話す時間があったわけではなくて。
じゃあちゃんと話すのはもしかして今日がほぼ初めてみたいな感じですか? 話してみてお互いの印象はどうですか?
本島さん:僕はクールな印象が強かったんですけど、今日お話してすごく明るい方だなって思いました。
井内さん:よかった(笑) 僕はそのまんまの印象。明るいし、爽やかだし、良い印象のままです。
映画はそれぞれ豪華ゲストが登場!
今回のそれぞれの映画で、印象に残ったシーンと大変だったシーンはありますか?
本島さん:予告にもあったんですが、未来の自分であるガッチャードデイブレイク(DAIGO)に「あきらめるな、一ノ瀬宝太郎!」っていうシーンが難しくて印象に残ってます。
強すぎちゃうと宝太郎の優しさが出ないし、弱すぎちゃうと20年間苦しんできたデイブレイクの気持ちを変えることができないから、その塩梅がすごく難しくて。
そこを田﨑監督と現場で何回も擦り合わせて、何回も葛藤を重ねてやっとOKが出たカットだったので、すごく印象に残っているし、僕自身もすごく好きなシーンになりました。
井内さん:印象に残っているシーンは、終盤の6人での同時ブンブンチェンジですね。撮影も公開のタイミング的にも揃うのが初めてだったので。今までは2人変身して後から合流とかそういう感じだったので、やっとブンブンジャーがそろった!ということで印象に残っています。
大変だったのは冒頭のHIKAKINさんとのシーンで、なんかすごく不思議な気持ちになりました。
緊張したんですね。何かお話はできましたか?
井内さん:はい! ずっと観ていた方なのでお会いできて嬉しいって伝えました。HIKAKINさんは小学生の頃からYouTubeで観ていた画面の向こうの方だったので、ずっとそわそわして、大変でした(笑)
『爆上戦隊ブンブンジャー』の中で軸になる「自分のハンドルは自分で握る」。今の自分はどれくらい「ハンドルを自分で握る」ことはできていると思いますか?
井内さん:大事ですね、これは! ん~3割かな。
3割ですか? 意外に少なめですね。
井内さん:でも意識的にそうするようにしています。昔から自分はすごく頑固な性格で、自分がこれって思ったら周りの意見を取り入れずに突き進むタイプだったので、それを変えようと思ったんです。人の意見も聞いてみるようになってから、よかったって思うことが多かったので。最終的には自分で握るけど、最初は緩くして周りの人の意見をたくさん聞いてという部分を意識しているので、3割くらいかなって思います。
本島さん:僕はもう、好き勝手にぶんぶん回してる感じでやらせていただいてます(笑) 自分の行きたい道にぐーっとハンドルを回して、毎日頑張って。でもそこに支えてくださる方たちがいるおかげで、毎日「本島純政」としてやっていけています。周りの方々には感謝しかないです。
未来の自分も俳優を続けていたい
映画 『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』で、宝太郎は未来の自分と行動をともにしますが、実際の未来の自分はどんな風になっている、またはなっていたいと思いますか?
本島さん:僕の小さい頃からの目標である「誰かに目標とされる、パワーを与えることができる人物」になっていたいです。俳優として活躍して、多くの方に作品を通じて明日の生きる活力を与えることができる俳優に成長できていたらいいなと思っています。
井内さん:僕もお芝居が大好きで俳優になりたいと思ったので、ずっとこの先もお芝居を大好きでいたいし、いろんな人に自分を知ってもらってたくさんの作品に出て、様々なキャラクターになっていけたらなと思っています。
本島さんは『爆上戦隊ブンブンジャー』、井内さんは『仮面ライダーガッチャード』 にもし出るなら、どの役をやってみたいと思いますか?
本島さん:僕はブンバイオレットです。ブンバイオレットを演じる宮澤佑さんは、ガッチャード 32話で敵であるハンドレッドのアルファとして実は登場しています。だから僕も彼のようにブンブンジャーの世界に輪廻転生したいという意味合いを込めて、ブンバイオレットで!
井内さん:ブンブンジャー で登場するのが早かったよね(笑)
本島さん:ガッチャードがアルファを倒した! と思ったら、すぐブンブンジャーでブンバイオレットになって出てらっしゃったよね。早かったな〜(笑)
※『仮面ライダーガッチャード』 32話が4/21に放送され、ブンバイオレットが初登場した『爆上戦隊ブンブンジャー』 16話は約2か月後の6/16に放送されました。
井内さん:僕は黒鋼スパナです。スパナの「笑えないジョークだ」っていう決め台詞を初めて聞いたときに、「あれ言いたい!」って思ったんです。なんかかっこいいですよね! ブンブンジャーでいうとシャーシロ(ブンブルー)が似ているんですけど、最近シャーシロが「クールにいこうか」ってセリフを言っていたんです。そういった、アツいけどクールキャラは守っているみたいなさらっとしたセリフの印象が良くて、やってみたいなって。
長い時間一緒にいるキャストたち。どんなことをしているのかというと…?
撮影の待ち時間などはどうやって過ごしていますか? キャスト同士で流行ってることなどあれば教えてください。
本島さん:『仮面ライダーガッチャード』の撮影が全部終わったら、みんなで出かけようかって遊びに行く予定をたてる話をよくしてます。8月にバーベキュー行こうか! みたいな話とかですね。
井内さん:全員で集まって話すこともありますけど、各々が台本を読んだり、寝ていたり、ドラマを見ていたり…。みんなそれぞれ自由な感じですけど、唯一撮影が始まってからキャスト同士の連絡グループに「寝顔」ってアルバムがあって、誰かが寝ていたら絶対に写真を撮るっていう。
本島さん:わ〜、本当に?(笑)
井内さん:寝ている人の後ろにみんなで集まって撮るみたいな。もう絶対外には出せないような写真がいっぱい入ったアルバムで、それはずっとやっていて、もうすごいことになっています(笑)
それは、これまでSNSとかにアップしたりは…
井内さん:ないです! 口が開いていたり白目だったり色々あって。僕はだいたい口が開いてますね(笑)
本島さん:えーそれ見てみたいですね!
ヒーローを演じたことで学んだり気づいたこと、人として成長したなと思う事などありますか?
本島さん:僕は宝太郎から「諦めない心」を学んだかなって思います。仮面ライダーの撮影はスケジュールがハードだったり、シリアスな展開があったりしますが、そんな少し辛い時に「諦めない心」を学んで、宝太郎と一緒に成長できた1年間だったなって思います。
井内さん:下を向いて歩かない、ですかね。もともとイヤホンをして下を向いて歩く癖がありました。でも今の役をやっていてもし僕を見かけた子どもたちが、ブンレッド/範道大也だってわかった時に「大也、すっごい落ち込んでるのかな?」って不安にさせると良くないなって。それからちゃんと前を見て歩くようにしています。
今の自分にとっての「ヒーロー」は誰でしょうか?
本島さん:今はファンの方が僕にとってのヒーローです。毎日支えになっていて、ファンの皆さんの声があって乗り越えられている部分もあります。辛かったり大変なことがあっても、インスタとかで「宝太郎のあのシーンかっこよかった」「元気もらえた」ってコメントをもらったり、事務所に送ってもらった手紙を読んだりすることで、毎日頑張れているんです。
井内さん:僕はここまで導いてくれた両親です。僕、プロテニスプレーヤーになりたいと思ってずっとテニスをやっていたんですが、その間ずっと送り迎えをしてくれていました。でも色々考えて急にテニスを辞めたんです。その後俳優を目指したいって話したら、どういった道があるのかを一緒に考えたり探したりしてくれて…。今こうやって好きなことをやれているのは、両親のおかげですね。
最近ハマっていることや、好きなことは何かありますか?
本島さん:僕はずっと料理ですね。
以前、撮影にお弁当を毎日作って持っていっていると話してましたよね。
本島さん:お弁当はなんだかんだ1年間ずっと続けましたね。基本は3食自炊して、プラスロケ弁も食べてたり(笑) 筋トレもしてるし(体型維持は)まあ大丈夫かなって。
あとはギターですかね。小学生の頃にやってたんですけど、最近「Dream Hopper」(『仮面ライダーガッチャード』キャラクターソング)でギターを弾いていて、それの練習も兼ねてやっていたら自分の好きな曲を弾きたくなって練習したりしてます。
井内さんもインスタでギターの弾き語りをアップしたりしていますよね。
井内さん:アコースティックギターやったり、本を読んだりもするのですが、最近新しくハマったのが、小さい頃に10年くらい習っていた水泳なんです。
僕ラーメンが大好きで、東京に来てから美味しいラーメン屋さんをたくさん知ってすごく食べちゃっています。それで太らないように有酸素運動しようと思ったんですが、短距離は好きだけど長距離を走るのはすごく嫌いで。筋トレとは別に何かいい運動ないかなって考えた時に、前にやっていたし水泳いいなって思ったんです。そしたら楽しく体型維持できる方法を見つけた!とすごくハマっています。
最後にそれぞれの映画の見どころを含めたメッセージをお願いします。
本島さん:映画は『仮面ライダーガッチャード』の集大成にふさわしい作品になっています。現在の宝太郎が20年後の宝太郎を説得するっていう熱いシーンなんかもあったりするので注目して欲しいですし、DAIGOさんとの共演シーンにも注目していただきたいなって思います。
井内さん:豪華ゲストの登場に加え、今まで倒してきた苦魔獣が復活するというストーリーなんです。今までのテレビシリーズを観ていなくても楽しめるし、テレビシリーズを観ている方なら、あの時の苦魔獣だ! と思い出して楽しめる作品にもなっています。この約30分の中にみどころがてんこ盛りで、本当に観ていて爆上がる作品になっているので、楽しんでいただけるのではないかと思っています。
『仮面ライダーガッチャード』『爆上戦隊ブンブンジャー 』が同時に楽しめる夏休み映画は必見!
映画 『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』は、20年後の宝太郎=仮面ライダーガッチャードデイブレイクを助けるために、現在の宝太郎は”ギガントライナー”で時空を超え、未来へ出発! 映画にはゲストとしてDAIGO、小島よしお、さらには仮面ライダーレジェンド/鳳桜・カグヤ・クォーツ(永田聖一朗)や、ズキュンパイア(山中柔太朗)も登場します!
『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット 』は、大也が購入したサーキットに冒頭からゲストのHIKAKINが登場! そして地球に逃げ込んだ、惑星トリクルの王女(伊礼姫奈)と地球を守る、ブンブンジャーの壮大なお届けミッションが始まります。
映画 『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』
<キャスト>
本島純政 松本麗世 藤林泰也 安倍 乙 富園力也 熊木陸斗 福田沙紀 加部亜門
小島よしお / 石丸幹二 / DAIGO
原作:石ノ森章太郎 脚本:長谷川圭一
音楽:高木 洋 アクション監督:福沢博文 特撮監督:佛田洋
監督:田﨑竜太
主題歌:「THE FUTURE DAYBREAK」BACK-ON × FLOW
『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット 』
<キャスト>
井内悠陽 葉山侑樹 鈴木美羽 齋藤璃佑 相馬 理 宮澤 佑 ハシヤスメ・アツコ 伊礼姫奈 HIKAKIN 松本梨香(声)
原作:八手三郎 脚本:冨岡淳広
音楽:池田善哉 横関公太 アクション監督:渡辺 淳
監督:中澤祥次郎
ⓒ2024 映画「ガッチャード・ブンブンジャー」製作委員会
©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 ©テレビ朝日・東映AG・東映
取材・文/苗代みほ 撮影/黒石あみ(小学館)