子どもが成長するとともにどんどん増えていくおもちゃ。種類も形もバラバラで収納にもだんだん困ってきますよね。さらにまだ使えるものなら、お友達や施設に譲るなどの方法もありますが、壊れてしまったものをどうするかは意外と悩みのタネ。
そこで壊れてしまったおもちゃについて、子育てママたちはどうしているのかアンケートをとってみました。
壊れたおもちゃはどうする?
子どもが幼いほど、乱暴に扱ってしまい、動かない・パーツが取れるなど日常茶飯事ですよね。
結果は、約半数が捨ててしまう。忙しい中、お店でもらったおもちゃや、年齢的にももういいかなと思えるおもちゃは捨ててしまうというママが大半のよう。次に多いのは自力で修理!子どもの愛着があるおもちゃはなかなか簡単には捨てられないですよね。そして、壊れたまま保管、という方が1割程度。この気持ちもとってもよくわかります!笑 忙しい日々の中、どうしようと悩みながらとりあえず置いておく、ということも多々あります。
自宅でできるおもちゃの修理方法
ぬいぐるみのほつれや中身が出てしまった
ほつれたり手が取れた〜、なんていう程度であれば、家で縫ったり接着剤でつけ直したりということもできます。またワッペンなどをつけてもいいですよね。中身が出てしまった場合は綿を入れなおしたり、いらないタオルなどを入れてもいいですよね。
プラレール・ラジコンなど電池回路が動かなくなった
男の子のおもちゃに多い電池で動くものは、突然動かなくなった!といって大騒ぎになることが多いですよね。でも意外と、電池をきちんと入入っていなかったり、接続部がずれていたりということも多く、ママでも直せるもの多数。パパであれば自分も遊んだ経験から、ドライバーでネジを外し、少し中をいじる、ということで解決することもあるようです。(※あまりやりすぎるのは危険なので注意が必要です)
ミニカーやミニカーを遊ばせる道路セットが動かなくなった
ミニカーなどを遊ばせる道路や駐車場セットなども、子どもが夢中になって動かして遊ぶので壊れがち。ボタンスイッチやレバーの隙間にほこりやゴミなどが詰まっている場合には綿棒や爪楊枝で掻き出すと解決します。またパーツが斜めにずれていることも。子どもと一緒にどこが動かないのか探ってみましょう。
またトミカのサイトには、自宅でのメンテナンス方法が詳しく書かれています。定期的にきれいにすれば長く愛用できますね。
人形の洋服が破けてしまった
破けた部分を縫い直すのも手ですが、ワンピースだったらスカートにしてしまうなどのリメイクもいいですよね。新しい服を手作りするなどの遊びにも広がりそうです。また髪の毛が縮れてしまった場合には、あえてショートヘアにするなどの手もありますね。
おうちで直す場合には、ぜひ子どもも一緒に参加させて、おもちゃを大切にしようという気持ちが芽生えるいい機会にしたいですね。
おすすめ!おもちゃの修理屋さん
冒頭のアンケートで修理店に持ち込む、という回答はわずか2%程度でした。でも、家で直せないという時にはメーカーや修理専門店に連絡するのも手です。保証期間外でも有償で直してくれる場合もあります。また意外と知られていないのがおもちゃ専門の修理屋さん。ご自分が一番都合のいい方法で一度問い合わせてみると、簡単に解決することもありそうです。
各おもちゃメーカー
ウェブサイトで検索するだけで、簡単に修理窓口が見つかるので、積極的に相談に乗ってくれると言えそうです。大手なので安心して任せられるという声が多数ありました。
「間違いなし!」(40代・大阪府・子ども1人)
▪️タカラトミー https://www.takaratomy.co.jp/support/syuri
修理窓口だけでなく、おもちゃの不具合に関するキーワード選択で対処方法も教えてくれます
▪️バンダイ https://support.bandai.co.jp/s/ (Q&Aを探す→目的から探す→修理・故障のQ&Aへ)
Q&Aでトラブルに対する細かい対処方法があるのに加えて、解決できない場合にはチャットでの問い合わせもあります
▪️セガトイズ https://www.segatoys.co.jp/support/
最初に商品をセレクトし、トラブルシューティングという流れになっているので、使いやすいサイトです
トイザらスのおもちゃ病院
トイザらスは普段でも、店舗で購入した商品が壊れた場合には随時修理の相談は受け付けてくれます。さらに、意外と知らないのが年に数回、一部店舗では、おもちゃドクターが修理を受けつてけてくれるおもちゃ病院が開かれるそう!これはうれしいですよね。先着順でもあるようなので、マメに各店舗のキャンペーンページをチェックしてみて。
▪️トイザらス店舗検索 http://www2.toysrus.co.jp/store/
おもちゃの病院(日本おもちゃ病院協会)
そして、実はかなり頼れるのが、全国で展開している「おもちゃの病院」。原則無料(部品の実費などがかかる部場合も)なのが嬉しく、またおもちゃの修理講習を受けた専門のドクターがみてくれるので安心です。開設日や場所などはウェブサイトに掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
▪️おもちゃの病院 https://www.toyhospital.org/list
壊れたおもちゃは修理して大切にしよう
誕生日やクリスマスなど、節目節目で思い入れのあるおもちゃを買う場合が多いと思いますが、長年使っていると壊れたら仕方ないか、となりがちですよね。でも買ったときの気持ちなどを子どもと一緒に思い出し、本当に捨てていいのか、時間や手間がかかっても修理したいのか、考えてみるとよいですね。子どもにとってもおもちゃを大切にしようといういい機会になりそうです。
文・構成/HugKum編集部