【親子で観たい映画】『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』はシリーズ初のフル3DCGアニメ映画！舞台挨拶も大盛況

いよいよ夏休み映画の季節がやってまいりました。「ポケモン」映画最新作『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』が7月12日より公開され、土日2日間で動員45万4000人、興収5億5300万円を挙げました。こちらは、最終興収30.9億円を記録した前作『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』の興収比110.6％という数字で、前作を上回る大ヒットとなりそうです。

 『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』は、タイトルからもわかるように、1998年に公開された記念すべきポケモン映画の第1作『ミュウツーの逆襲』を、初のフル3DCGアニメ映画としてリメイクした注目作です。ポケモンファンの方から非常に支持された第1作が、最先端の映像美で甦ったということで、ママ世代の方々も期待を胸に劇場へ足を運ばれた方も多いのでは！？

 7月13日には、TOHOシネマズ日比谷で公開記念舞台挨拶が開催され、市村正親、小林幸子、山寺宏一、中川翔子、松本梨香、湯山邦彦監督、榊原幹典監督が登壇しました。シークレットゲストとして、両作に声優として参加し、山寺さんと共に子ども向けバラエティ番組「おはスタ」に出演していたレイモンド・ジョンソンも登場し、2人で舞台挨拶のMCを務め、大いに盛り上がりました！ 

山寺宏一、レイモンドとの「おはスタ」コンビでMCに挑戦

山寺さんは、本作のキャンペーンで、18年ぶりにレイモンドと「おはスタ」の生放送も務めたそうで「2人でジャックしたんだよね。また一緒に司会をできてすごくうれしかったです」と2人で顔を見合わせて大喜びしてました。

両作でゲスト声優を務めた市村正親さんは、本日2人の息子さんを会場に連れてこられたそうで「私が“伝説の声”の市村正親です」とノリノリに挨拶。「21年前にミュウツーという最強のポケモンを演じ、僕も最強の俳優になったなと」とおちゃめなビッグマウスで、会場の笑いを取っていました。 

また、市村さんたちと同じく2作に参加し、主題歌「風といっしょ」を中川と歌った小林幸子さんは「本当に幸せです。21年前に観に来てくれた人から、今回『必ず観に行きます』と言われて」と感無量の様子でした。

また、子ども時代に1作目を観に行った思い出や、小林さん、市村さんとの共演など、ポケモン愛をマシンガントークで炸裂させた中川翔子さんは「語りたいことだらけで、名乗るのを忘れてました。中川翔子です！」と締めて、会場を爆笑の渦に包み込んだ。 

サトシ役の声優を務める松本さんは「一生懸命頑張っていると、こういういすてきなことが起こるんだなと。テレビアニメの放送も明日(7月14日)で1081回目で、私はずっとポケモンという作品に寄り添って、一生懸命やってきたなと本当に思っています」と万感の思いを口にされました。

『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』はもちろん、同日公開された『トイ・ストーリー4』や『天気の子』(7月19日公開)、『ペット2』(7月26日公開)など、たくさんの話題作が公開されるこの夏。ぜひファミリーでお出かけして、梅雨のうさ晴らしをして、楽しんでください！

文／山崎伸子