長引く自粛生活とマンネリ化しつつあるおうち時間に頭を悩ませていた休校7週目。
おうち時間にできることをいろいろとやり尽くしてしまった雰囲気が漂っていたなか、UNESCO(ユネスコ)が世界中の子供たちに向けて『Little Artists Exhibition』を開催することを発見!6~12歳の子供たちを対象に世界遺産をテーマにした絵画を現在募集しているそうで、休校中の我が家の娘もさっそく応募してみることにしました!
ユネスコが世界中のキッズに向けて世界遺産の絵画を募集中!
休校で学校に行けない子供たちがたくさんいる中、ユネスコが世界中の子供たちに向けて『Little Artists Exhibition』を開催。6~12歳の子供たちからお気に入りの世界遺産の絵を募集しています。
選ばれた作品はユネスコのウェブサイトに掲載されるチャンス!
家族旅行で訪れた世界遺産や本やテレビ、映画で見た世界遺産などお気に入りのユネスコ世界遺産を絵に描いてインスタグラムに投稿して応募ができます。芸術性、独自性、多様性の選考基準をもと、選ばれた作品はユネスコのウェブサイトに掲載される予定だそうです。(詳しくはこちら。)
休校中でも子供たちの創造力は無限大!我が家の娘も挑戦してみました。
もう一度行ってみたい厳島神社を描いてみた!
休校となってから絵を描くことが多くなった小学1年生の娘。ちょうどいいタイミングでもあり、課題の合間の息抜きに世界遺産でもある娘お気に入りの厳島神社を描いてみることにしました。
1996年に世界遺産登録された広島県にある厳島神社
瀬戸内海の宮島にある厳島神社は、世界中から多くの観光客が訪れる有名な世界遺産観光スポットのひとつです。島中のあちこちに鹿がいて、子供たちはいつもおおはしゃぎ。海の上にそびえたつ色鮮やかな朱色の寝殿造りの社殿と大鳥居は何度訪れても感動します。干潮の時には鳥居の近くまで歩いて行けて間近でその迫力を感じることも。海から鳥居越しに見る厳島神社の社殿の美しさはまさに神秘的です!
家にあるものだけを使って描いてみることに
絵を描く紙が家になくネットで注文してもいつ届くかわからないので、お家にあった梱包用の紙を代用することに。この際だから家あるものだけを使って描いてみるのも楽しそう!ということで、梱包材の紙、絵具、筆、色鉛筆、飾付用の紙、ペンキ用の刷毛、キッチン用スポンジで描いてみることに。
何度か訪れたことがある宮島にもう一度行ってみたいが口癖の娘は、インターネットで厳島神社の写真を検索して、細かい部分はグーグルマップで調べるなどしながら描いていました。
休校期間中でも子供は成長を続けていることを実感
課題の合間の空き時間に少しずつ毎日描き続け1週間が過ぎたころ、世界遺産の絵がついに完成。こんなに大きな絵を何日もかけて描いたのは初めてでもあり、本人はとっても満足そうです。
何かを始めても途中でなげだすことがちょっと前まではよくあったのに、毎日コツコツと描き続けて最後までやり遂げるようになったことに子供の成長を感じることができました。それだけでなく、コンピュータを使うことが増えたこの休校期間中、調べたいことをインターネットで自分で検索できるようにもなっているのには驚きました。
ついでに自粛期間中に溜まった廃材で大鳥居を作ってみた!
どうせ作るならこの長い自粛期間中にネットショップでたまりにたまった段ボールや箱を使って立体的な大鳥居を作ってみることに。実物の構造に少しでも近づけられるように、大鳥居の造りをさっそく調べてみることにしました。
娘:「厳島神社の大鳥居ってなんで海の中で倒れないだろうね~」
母:「鳥居自体は海に埋められていなくて、鳥居の上の部分に重りがのせられていて、木と重りの重さだけでたっているんだって~!」
娘:「へぇ~、不思議!昔の人ってすごいね!いつ作られたの?」
などと子供たちも海に浮かぶ大鳥居の構造や歴史に興味津々。世界遺産の絵を描くことから始まったお絵描きプロジェクトが、世界遺産の建築様式や歴史、文化まで親子で学ぶいい機会にもなりました。
子供たちと世界遺産について考えてみる
ユネスコのウェブサイトでは、世界中にある世界遺産のリストが掲載されています。各国の世界遺産を眺めながら、子供たちといつか行ってみたいねと話しながら親子で世界遺産について学ぶきっかけにもなりました。
こんな時だからこそ何か新しいことに挑戦してみたり、今までやりたくてもできなかったことに挑戦して休校中も有意義に過ごしていきたいですよね。ユネスコのキャンペーンは17日まで応募を受け付けていますので、課題の合間の貴重なおうち時間におすすめです!
文・構成/ss
出品中の絵はこちらのインスタにアップ中です!@aliselilara