色が浮かびあがる、まほうペーパー
まほうペーパーをターメリック液にひたすと、文字が出現! そんなふしぎなペーパーをつくってみよう。
<実験をするときの注意!> 始める前にチェックしよう!
□材料を切るときは、刃物に注意しよう。
□薬品(ここでは無水エタノール)を使うときは、必ずおうちの人といっしょにやろう。
□弟や妹がいる場合は、小さい子の手の届かないところでやろう。
□実験する前に作業場所の周りを整理して、終わったらきちんと片付けよう。
□材料がないときは、おうちの人に相談してそろえよう。
用意するもの
●無水エタノール(ドラッグストアなどで 売っているよ)
●ターメリック(カレー粉)
●重そう
●画用紙
●筆
●クリップ
●コップ2つ
●少し深めの皿
やり方
1 ターメリック液を作る。
必ず大人にやってもらおう!
コップに無水エタノールを4分の1くらい入れ、次にターメリックを少し入れて混ぜる。
2 まほうペーパーを作る。
①少量の水に重そうを入れてかき混ぜ、これ以上はとけないくらい、こい重そう水を作る。
②重そう水を筆につけて、画用紙に文字を書く。文字は透明だよ。
③画用紙をよくかわかす。かわいたら、まほうペーパーのできあがり!
3 まほうペーパーをターメリック液にひたす。
まほうペーパーをクリップでつかみ、お皿に入れたターメリック液にひたすと、文字が出現!
無水エタノールは、引火しやすいので、火のある場所では絶対に実験しないこと!
目や口に入れないこと!
画用紙をひたすときはクリップなどを使おう!
どうしてこうなるの?
重そうを水にとかした液は、弱いアルカリ性。ターメリックにふくまれる黄色い色素は、アルカリ性では赤茶色に変化する性質があるんだ。
レッツ!トライ
ターメリック液にひたした画用紙に、重そう水で文字を書いてみよう。
『小学8年生』2019年8・9月号 実験指導/山田ふしぎ 構成/桧貝卓哉 撮影/岡本好明 モデル/岡村圭将 デザイン/堀中亜理+ベイブリッジ・スタジオ
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