家族愛や恋愛、友情など人が人を思う大切な気持ちに気づかせてくれる「泣ける映画」。海外、日本の作品の中から、名作の呼び声高い映画をセレクトしてご紹介します!
最近の話題作も!海外の泣ける映画
【1】『I am Sam』
知的障がいにより7歳と同等の知能しか持たないサムは、コーヒーショップで働きながら娘のルーシーを育てていました。しかし娘の成長とともに養育能力が足りないと判断されたサムはルーシーを取りあげられてしまい……。父親と娘の心温まる交流が繊細なタッチで描かれます。
【2】『ラ・ラ・ランド』
女優の卵であるミアと、古き良きジャズを演奏するピアニスト・セブが恋に落ち、それぞれの夢を追いかけていくストーリー。「もし、あのときこうしていたら…」という、誰もが経験するような人生の分岐点のシーンは、何度観ても泣けます!
【3】『最強のふたり』
パラグライダーの事故により障がいを負ったパリの富豪フィリップと、刑務所から出所したばかりの住み込みの介護役・ドリス。住む世界の違う二人が衝突しながらも互いに友情を深めていく、笑って泣ける最強の友情映画。
【4】『ボヘミアンラプソディ』
全世界にクイーン旋風を巻き起こした大ヒットミュージカル映画。伝説的ボーカリスト、フレディ・マーキュリーの栄光と挫折、孤独や悲しみの描写に胸が熱くなります。
【5】『Life is beautiful』
1939年のイタリアを舞台に、ナチス・ドイツによって強制収容所に送られてしまった家族の姿を描きます。過酷な収容所にあっても愛する息子に人生の素晴らしさを教え続ける父親の姿に涙が止まりません。
家族や子どもの愛に涙!日本の泣ける映画
【6】『八日目の蝉』
父親の不倫相手である希和子に誘拐され、約4年間育てられた恵里菜。消し去れない過去の記憶に苦しみながら成長しますが…。子供ができない希和子が、犯罪行為と分かっていても恵里菜に愛情を注ぐ描写は見ていて切なくなります。
【7】『余命一か月の花嫁』
実話を基にしたヒューマンラブストーリー。乳がんに冒され、わずか24歳でこの世を去った長島千恵さんが、結婚式を挙げ、亡くなるまでの余命1か月を夫婦として過ごした軌跡を描いています。千恵さんと恋人の太郎さんの健気でまっすぐな優しさに号泣必至。
【8】『万引き家族』
父は日雇い生活で母はパート、母の妹は風俗店で働き、息子は学校に通わず、祖母の年金が主な収入源、足りないものは万引きでまかなうという東京下町に暮らす5人家族。軽犯罪を重ねる一家の姿を通して描かれる人と人とのつながりや家族愛に泣かされます。
【9】『湯を沸かすほどの熱い愛』
銭湯を営む幸野家だが、父親は1年前に出かけたまま帰らず銭湯は休業状態。母親の双葉はパートで働きながら娘を育てていますが、ある日医師から余命2ヶ月の宣告を受け…。双葉が残された時間を懸命に生き、家族の絆を深めていく様子に涙がこみ上げてきます。
【10】『火垂るの墓』
1945年の神戸大空襲で母と家を失った14歳の少年・清太と4歳の妹・節子が、2人でなんとか生きのびようとする姿を描く。戦争の悲惨さや救われない幼い2人の姿に「辛すぎて観れない」という声も多いほどですが、戦争の悲惨さを子どもたちに伝えるためにも語り継ぐべき名作です。
おわりに
日常生活で人目をはばからず号泣できる機会はなかなかありませんが、たくさん涙を流した後はなぜかすっきりして、いつもの日常にも新鮮な気持ちで向きあえるものですよね。映画に没頭して好きなだけ涙を流すことは、心のデトックスにもいいかもしれません。ここにご紹介した以外にも「泣ける映画」はたくさんありますので、ぜひ楽しんでみてくださいね。