<前回までのあらすじ>
原因不明の不妊により、「体外受精」に挑戦している夫婦のノンフィクション漫画。
初めての体外受精は失敗してしまいますが、諦めずに2回目の体外受精に挑戦し、排卵誘発剤を使って卵子を3つも取ることに成功。(9話で報告)
今回は、初回の体外受精よりも確率をアップさせた体外受精についてレポします。
体外受精体験談マンガVol.10
2回目の採卵を終えたのは、1月3日のお昼前。
安産・子授けでとても有名なパワースポット、東京の水天宮に初詣に行きました。お守りを買い、ご祈祷もしてもらいました。
今まさに頑張っている受精卵に、祈りが通じますようにー!
3つもあった卵子の行方は
2回目の体外受精では、採卵でクロミッド(※)の効果が出て、3つも卵子が採れました!
※クロミッド…副作用の少ない、弱めの排卵誘発剤
3つもあった卵子は、あっという間に1つになってしまいました……。1つは、多核受精という受精の失敗。もう1つは、胚盤胞になる手前でなぜか成長がストップしました。
万全に見える卵子と精子でも、受精後に染色体異常が起きるなどして、胚がダメになることが多々あるのです。
培養士さんによると、原因はわからないけれど、ダメになる確率は年齢と比例するとのことでした。