子供が喜ぶ里芋のレシピ6品を、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)に掲載されたものの中から厳選!コロッケやグラタン、ポタージュなどの洋風アレンジ、お祝いの席にもぴったりなかわいい煮物、いももちなど、様々なレシピで里芋の独特の食感を楽しみましょう。
子どもが喜ぶ!里芋のレシピ
【1】里芋コロッケ
里芋のぬめり成分には滋養強壮、免疫力UPの効果あり!子どもの大好きなコロッケで。
◆材料
(8個分)
里芋 正味300g(皮付きで400g・1個約100g×4個)
塩 小さじ1/4
ちりめんじゃこ 30g
青のり 大さじ1
ピザ用チーズ 40g
小麦粉、溶き卵、パン粉、揚げ油 各適量
サラダ菜 6枚
◆作り方
【1】里芋はよく洗って半分に切る。クッキングペーパーを敷いた耐熱皿に切り口を下にして並べ、ラップをかけて電子レンジで6~7分(600Wの場合)加熱する。
【2】【1】の皮をむき、熱いうちに塩をふってつぶす。ちりめんじゃこ、青のり、チーズを加えて混ぜ合わせ、8等分して丸める。
【3】【2】に小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣をまぶし、170℃に熱した油で揚げる。
【4】皿に盛り付け、サラダ菜を添える。
教えてくれたのは
牛尾理恵さん
料理研究家。フードコーディネーター。栄養士の資格ももつ。病院での食事指導、料理研究家の助手、料理専門の制作会社を経て独立。おいしく、作りやすく、体にやさしい家庭料理が人気。
『めばえ』2018年2月号
【2】里いももち
のりに挟んで手で食べましょう。みたらしだんご風のおやつもち。
◆材料
(8~10個分)
里いも 300g
片栗粉 大さじ2
塩 少々
サラダ油 大さじ2
しょうゆ、砂糖 各大さじ1
焼きのり 適宜
◆作り方
【1】里いもはよく洗い、皮つきのまま耐熱皿にのせてラップをかけ、電子レンジで3~4分(600Wの場合)加熱する。柔らかくなったら皮をむき、つぶしてなめらかにする。片栗粉、塩を混ぜてこね、8~10等分にして平らな円形に整える。
【2】フライパンにサラダ油を熱して【1】を並べ、中火で両面を2~3分ずつこんがりと焼いて取り出す。
【3】フライパンにしょうゆ、砂糖を入れてひと煮立ちさせ、【2】に塗る。焼きのりを添える。
教えてくれたのは
コウ ケンテツさん
料理研究家。旬の素材を生かした簡単&おいしい&ヘルシーな家庭料理が人気。テレビや雑誌、講演会など幅広く活躍し、著書も多数。1男2女のパパでもあり、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。
『めばえ』2018年3月号
【3】花煮しめ
お祝い料理の「煮しめ」を花型に抜いてかわいくアレンジ。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
れんこん 1/2節
にんじん 1/2本
里いも 3個
しいたけ 3個
絹さや 6枚
サラダ油 小さじ2
【A】
だし汁 2カップ
酒 大さじ1
みりん 大さじ2
砂糖 小さじ2
しょうゆ 大さじ1と1/2
◆作り方
【1】れんこんは厚さ1cmの輪切りにし、外周に切り込みを入れて花形にする。にんじんも厚さ1cmの輪切りにし、里いもは横半分に切り、ともに花型で抜く。しいたけは半分に切る。
【2】鍋にサラダ油を熱して【1】を炒め、【A】を加える。煮立ったら弱火にしてやわらかくなるまで煮、中火にして煮汁を半分量までとばす。
【3】ゆでた絹さやを添える。
※盛りつけに串を使っていますが、子どもに食べさせるときは必ず抜いてください。
教えてくれたのは
神みよ子さん
フードコーディネーター。編集プロダクション勤務、フリーランス編集者を経て、料理の世界へ。おいしく、楽しく、簡単なオリジナル料理をはじめ、キャラクターメニューの精巧さにも定評がある。
『ベビーブック』2011年1月号
鶏肉と合わせた里芋のレシピ
【1】鶏の里芋クリームみそグラタン
体が温まる食材づくめで、ぽっかぽか!みそとクリームが合うんです。
◆材料
(大人2人+子ども1人分)
里芋 6個
無調整豆乳 1/2カップ
みそ 小さじ2
鶏もも肉 1枚
マッシュルーム 6個
サラダ油 大さじ1
塩 少々
小ねぎの小口切り 大さじ2
◆作り方
【1】里芋は皮をむいて塩少々(分量外)でもみ洗い、耐熱皿に並べてラップをかけ、電子レンジ(600Wの目安)で5~6分加熱。柔らかくなったらつぶしてみそを混ぜ、豆乳を少しずつ加えながらのばす。鶏肉は一口大に切り、塩を振る。マッシュルームは4つ割りにする。
【2】フライパンにサラダ油を熱し、鶏肉、マッシュルームを並べて中火でこんがりと焼く。耐熱皿に移して里芋のソースをかけてオーブントースターで7~8分、表面がこんがりするまで焼き、小ねぎをのせる。
教えてくれたのは
コウ ケンテツさん
料理研究家。旬の素材を生かした簡単&ヘルシー&おいしいメニューが評判で、テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍。1男1女のパパとして、食育や食を通してのコミュニケーション活動にも力を入れている。
『めばえ』2017年2月号
【2】小松菜と里いものチキン丼
たれにとろみをつけて「あんかけ」に。ほくほくした里芋の食感がたまりません。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
鶏ささみ肉 4本
里いも 6個
小松菜 1/4束
【A】
だし 160ml
しょうゆ 大さじ1
砂糖 大さじ1
【B】
片栗粉 大さじ1
水 大さじ1
ご飯 茶碗3杯
サラダ油 小さじ2
◆作り方
【1】里いもは乱切りにして、ゆでる。ささみは2cm角に、小松菜は2cm幅に切 る。
【2】鍋にサラダ油を熱してささみを炒め、色が変わったら、里いもと小松菜を加 えて炒める。【A】を加えて沸騰したら、 混ぜ合わせた【B】を加えてとろみをつける。
【3】器にご飯を盛り、【2】をのせ、汁を適宜かける。
教えてくれたのは
尾田衣子さん
「ル・コルドン・ブルー」 やイタリアにて料理を学び、料理研究家に。「料理教室Assiette de KINU」を主宰。親子で楽しむクッキングも人気。男の子のママ。
『ベビーブック』2016年1月号
里芋の洋風アレンジレシピ
【1】里いもとりんごのポタージュ
意外な食材も組み合わせをポタージュに!コクと甘みがあって、のど越し抜群。
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
里いも 2~3個
りんご 1/2個
長ねぎ 1/2本
バター 大さじ1
【A】
固形スープの素 1個
水 200cc
塩 小さじ1
牛乳 150cc
塩 少々
◆作り方
【1】里いもとりんごは皮をむいて、薄いいちょう切りにする。長ねぎは薄い小口切りにする。
【2】鍋にバターを熱して【1】を炒め、しんなりしたら【A】を加えて10分ほど煮る。
【3】【2】をミキサーにかけてペースト状にし、鍋に戻して牛乳を加え、火にかけて温まったら塩で味を調える。
*りんごの皮をハート形に切って浮かせても。
教えてくれたのは
シンプルで、おいしくて、センスのいいレシピが人気。双子の女の子と男の子のママ。今回は、盛りつけのポイントも伺いました。
『めばえ』2013年11月号