入学式の髪色はどこまでが許容範囲?
まずは髪色がどこまで許されるのかのアンケートを実施。
Q.子供の入学式に参加する親の髪色で問題ない範囲はどこまでだと思いますか?
結果は暗めの茶色、やや明るめの茶色がほぼ同数。普通の範囲の茶色であれば気にされないようですね。次は黒髪が基本と考える人たちも。逆にかなり明るい茶色や、金髪、何色でもOKという自由な考えの人もいるようですね。その理由を具体的に教えてもらいました。地域差や年齢による違いもあるようです。
黒髪・暗めの茶色
「暗めの茶色くらいなら問題ないとは思うが、それより明るい色だと派手で目立つし、何より感じ悪く思われそう」(40代・山口県・子ども2人)
やや明るい茶色
「服装がふさわしい服装であれば髪色はそこまで奇抜でなければ良いのではないかと思う」(30代・長野県・子ども2人)
かなり明るい茶色・金髪
「何色でも良いとは思いますが、水色やピンクだと目立ってしまうので周りの目や自分自身の子どもの目も気になるので」(40代・東京都・子ども3人)
何色でもOK
「職業によって髪色が自由な方が良いものもあるだろうし、服装と礼節がきちんとしていれば、問題ない」(40代・群馬県・子ども3人)
入学式の髪色・髪型のマナー
体験談からも、入学式での髪色やヘアスタイルについてマナーを押さえていればOKという回答もありました。おめかしするのと同時に、ついつい張り切ってしまうこともあるかもしれません。どんなマナーを押さえればいいのかまとめてみました。
髪色はほぼ自由でOK
髪色については、アンケートからも基本的な茶色までは特に気にしない人が多かったですね。また、地域によっては外国人が多い学校もあり、そうなると髪色はさらに気にならないようです。でも、赤や青など、あまりに派手な色は変に目立ってしまうので避けるのが無難。
ヘアアクセサリーはシンプルに
子どもの入学を祝う場なので、やりすぎはNG。まずは子どものお祝いの場なので、ヘアアクセは控えめにしましょう。
髪型は最低限に
ヘアアレンジが得意な人や、ヘアサロンでセットする場合には、いろいろなヘアスタイルを楽しみたいですよね。でも、子どもでなく親ばかり目がいってしまうのは避けたいもの。ヘアアレンジをしない髪型の人も多いはず。
レングス別ヘアアレンジのポイント
ヘアアレンジをする前に考えるべきは、まず長さによってどんなスタイルができるのかということ。したいアレンジも長さによってはできないことも。入学式にふさわしい、派手すぎない華やかヘアアレンジのポイントをご紹介します。
ショート
パールなどちょっと華やかさのあるピンでサイドを留めたり、全体のヘアを後頭部にまとめ、バレッタで留めたりと、ヘアアクセを上手にあしらうことで、難しそうなショートのアレンジも華やかになります。ヘアオイルを上手に使って、ツヤ感のあるヘアにするのもオススメ。
ミディアム
毛先が顔にかかりやすいので、サイドから編み込みにしたりと、髪が顔にかからないようにするのがすっきりさせるコツ。また、飾り付きのヘアピンでサイドを留めるのも可愛いですね。
セミロング
肩下くらいまでのセミロングは編み込みにしたり、くるりんぱでハーフアップにしたりとアレンジの幅が広いのがいいところ。耳くらいの高さでまとめ髪にしたら、バレッタなどのヘアアクセでアレンジするのがポイント。
ロング
しっかりまとめないと、ばさばさとだらしなくなってしまうのがロングヘア。崩れて来ないようにワックスをもみ込んで、シニヨンにしたり、巻き髪をひとつにまとめたりとコンパクトになるように工夫しましょう。
入学式におすすめのヘアアレンジ
入学式は意外と時間がかかるもの。体育館やホールでの式に撮影、教室に移動しての担任の先生のお話、外の入学式の看板前での撮影と動く機会が多いので、しっかりまとめておきつつ、写真を撮る機会も多いので華やかにしておきたいですよね。オススメのアレンジをご紹介します。
ゆるくるりんぱですっきりなアレンジ
かなり長いロングヘアは、ゆるゆると巻いた髪をくるりんぱとねじり編みですっきりまとめます。華やかながらきちんとした印象に。カラーリングしたヘアも、うまくなじんでいますよね。最初にワックスをもみ込むことで崩れないヘアスタイルに。
髪色とアレンジはマナーを押さえることで自由に
入学式でのヘアスタイルが指定されることはないですよね。行事に見合ったマナーをきちんと押さえていれば、いつもの自分のヘアを生かしたスタイルができるはず。ぜひ、子どもの晴れの日をお祝いムードで彩ってあげましょう。
文/松川麗 構成/HugKum編集部