食事改善法「瞬食ダイエット」
先ごろ、松田さんが上梓した『ずぼら瞬食ダイエット』(小学館刊)から、松田さんが推奨する食事改善法「瞬食ダイエット」で成功した体験者の方々をご紹介します。いかがですか? 驚くほど変身を遂げ、自信を取り戻した姿には目を見張りますね。
食べてやせる「瞬食レシピ」の基本ポイントとは?
さぁ、それでは私たちもすぐ実践できる瞬食ダイエットを、松田さんに伝授していただきましょう。ずぼらさんでも、忙しい人でも、とにかく簡単ですぐできるやせレシピのことを、松田さんは「瞬食レシピ」と呼んでいます。手間をかけずに「食べやせ」できるのが魅力です。
料理をするときは以下のポイントを意識してみましょう。
1 たんぱく質×ビタミンB6を組み合わせて代謝アップ
女性のダイエットのポイントは、これ以上筋肉を落とさない食事で基礎代謝を上げること! 筋肉を作るたんぱく質と、代謝をサポートするビタミンB6を組み合わせましょう。肉だけ、魚だけ、野菜だけ、炭水化物だけに偏らないようにしましょう。
2 「やせ調味料」&トッピングの工夫で、おいしくやせる
市販のドレッシングやソースなどは、甘味料(糖質)が多く含まれているので注意! 塩、しょうゆ、酢、本みりん、塩麹、みその「やせ調味料」を基本に、ねぎ、レモン、ごま、塩昆布、干しえび、梅干しなどのトッピングで味つけに工夫しましょう。
3 缶詰を活用してさらに時短!
魚料理ではさば缶、ツナ缶、さけ缶を活用するのがおすすめ。たんぱく質や良質な油をとることができる上、調理時間の短縮になります。
4 良質な油を使って細胞の老化を防止
酸化した油は細胞の老化を引き起こし、代謝ダウンやコレステロールが増える原因なりますに。加熱料理をするときはサラダ油の代わりにオリーブオイル、ごま油、米油を使いましょう。
5 発酵食品を足してお通じサポート
ヨーグルトや納豆、キムチなどの発酵食品は便秘解消が期待できる、ダイエットの強い味方! お通じがスムーズになって腸内環境が整えば、栄養の吸収がよくなり、さらにやせ体質に近づけます。
家族で食べられる! 簡単すぎる「瞬食レシピ」3品
それでは同書籍『ずぼら瞬食ダイエット』から、松田さん考案の瞬食レシピを披露しましょう。
1 良質なたんぱく質で脂肪を燃やす! お手軽鶏豆腐しゅうまい
鶏ひき肉&豆腐でふわふわ食感に。皮を包む手間もありません。筋力アップ、デトックス、代謝アップにおすすめです。
材料(2人分)
鶏ひき肉 100g
木綿豆腐 1/2丁(150g)
長ねぎ 3cm
しいたけ 1個
卵 1/2個
【A】
酒・しょうゆ・みりん・ごま油各小さじ1/2
塩ひとつまみ)
レタス 適量
作り方
①豆腐はペーパータオルにつつみ、電子レンジ(600W)で2分加熱して水きりする。長ねぎ、しいたけはみじん切りにする。
②ボウルにひき肉、①、卵、Aを入れてよく混ぜる。
③耐熱皿にレタスを細かくちぎって敷き、②をスプーンで丸めてのせる。ふんわりラップをして電子レンジ(600W)で3分加熱する。
- 調理時間10分
- エネルギー:179kcal たんぱく質:16.2g(1人分)
2 缶詰で! さっぱりヘルシー、さけ缶と玉ねぎのレモン蒸し
缶詰を使って時短レシピは、缶汁ごと加えることでうま味アップ! レモンのビタミンCもプラスできて、美肌にもうれしい一品です。
材料(2人分)
さけ缶(水煮) 小2缶(180g)
玉ねぎ 1個
しめじ 60g
レモン(あれば国産) 1個
【A】
酒・オリーブオイル各大さじ2
塩・こしょう各少々
作り方
①玉ねぎは薄切り、レモンは輪切りにし、しめじはほぐす。
②耐熱容器にさけ缶を缶汁ごと、玉ねぎ、しめじ、レモンを順に入れ、Aを加える。ふんわりラップをして電子レンジ(600W)で4分加熱する。
- 調理時間7分
- エネルギー:305kcal たんぱく質:20.2g(1人分)
3 発酵食品のパワーでデトックスにも! ねばねばサラダ
納豆&卵をドレッシング代わりにして、たんぱく質たっぷりのサラダに。代謝アップのほか、便秘解消にもおすすめ。
材料(2人分)
ベビーリーフ、水菜(好みの葉野菜) 計30g
長いも 8cm(150g)
ミニトマト 3個
納豆 1<パック(50g)
温泉卵 1個
【A】
オリーブオイル大さじ2
しょうゆ適量
作り方
①長いもはさいの目に、ミニトマトは半分に切る。
②器に葉野菜を盛り、長いも、納豆をのせ流。ミニトマトを散らし、温泉卵をの背、Aを回しかける。
- 調理時間7分
- エネルギー:283kcal たんぱく質:10.2g(1人分)
3色食べて痩せ体質になろう!
3食おいしく食べるだけで、みるみるやせ体質に! 「瞬食レシピ」をぜひ試してみてくださいね。
撮影/武井メグミ
文・構成/宮崎由美
運動なし!コンビニ飯よし!缶詰料理OK! 自身も-12kgのダイエットに成功、35歳で体内年齢18歳をキープする著者が、食べる“ほど”にやせるコツを大公開。女性がすぐ身につく毎日の「やせる食習慣」(=瞬食習慣)と、時短&ほったらかしの「簡単すぎるやせレシピ」(=瞬食レシピ)をたっぷりと紹介しています。
記事監修
https://hugkum.sho.jp/336870