ホットサンドの簡単レシピを、幼児誌『ベビーブック』『めばえ』(小学館)掲載の中から5品厳選しました!黄金コンビ・ハムとチーズのクロックムッシュや、野菜をたくさん摂れるセルフサンド、出来たて卵料理を挟んでいただく一品など、子どもが喜ぶ人気レシピばかりです。
子どもが喜ぶホットサンドのレシピ
【1】焼き鮭・チーズサンド
鮭はご飯だけでなくパンにも合う優秀食材。チーズやマヨケチャップソースをつけて食べやすく。
◆材料
(1枚分)
鮭 3切れ
スライスチーズ 3枚
レタス 3枚
食パン(8枚切り) 6枚
塩・こしょう 各少々
小麦粉・バター 各適量
サラダ油 小さじ2
【A】
マヨネーズ 大さじ1と1/2
トマトケチャップ 大さじ1と1/2
◆作り方
【1】鮭は骨を除いて塩、こしょうをふり、小麦粉を薄くまぶす。フライパンにサラダ油を熱して並べ、両面をこんがり焼く。
【2】食パンはトーストしてバターを塗り、ちぎったレタス、チーズ、【1】をのせ、混ぜ合わせた【A】をかけて挟む。ラップに包み、ラップの上から食べやすく切る。
教えてくれたのは
山本ゆりさん
学生時代から料理ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」をスタート。『syunkonカフェごはん』などの著書は計350万部の大ヒット中。二人の女の子の母。
『めばえ』2015年9月号
ハムとチーズのホットサンドレシピ
【1】クロックムッシュ
忙しい朝も、栄養満点なクロックムッシュで朝ご飯を一品で完結して。
◆材料
(大人2人+子ども2人分)
サンドイッチ用食パン 6枚
ロースハム 3枚
ピザ用チーズ 30g
【A】
バター 20g
小麦粉 大さじ2
牛乳 1カップ
塩 少々
◆作り方
【1】耐熱容器に【A】を入れてラップをかけ、電子レンジ(600Wの場合)で約30秒加熱し、泡立て器で混ぜる。牛乳1/2カップを少しずつ加え混ぜ、1分ほど加熱。よく混ぜてさらに1分加熱する。残りの牛乳を同様に加え混ぜ、1分加熱する。さらに混ぜて1分加熱し、塩で調味する。
【2】ハムは半分に切る。
【3】食パンを半分に切り、6切れは周囲を1cm残してくりぬく。くりぬいたパンと、そうでないパンとで【2】の1切れをはさみ、くりぬいた部分に【1】のソースを流し入れ、チーズを散らす。トースターで2~3分焼く。
*パンのくりぬいた部分はスープのクルトンにしても。
◆ポイント
教えてくれたのは
コウケンテツさん
料理研究家である母・李映林さんのアシスタント後、独立。韓国料理を中心に、素材の味を生かしたヘルシーなメニューが人気。一男一女の父。
『ベビーブック』2013年9月号
卵を使ったホットサンドレシピ
【1】スクランブルエッグサンド
ハム、きゅうり、具を細かく刻んで卵と合わせてスクランブルに。炒めた具のおいしさがパンに染みて食べ応え十分なサンドイッチ。
◆材料
(子ども1人分)
食パン(6枚切り) 1枚
溶き卵 1/2個分
【A】
塩 少々
牛乳 小さじ1/2
ハム 1/2枚
きゅうり 1/4本
サラダ油 適量
塩 ひとつまみ
◆作り方
【1】食パンは半分に切り、切り口に包丁で切り込みを入 れてポケットにする。
【2】溶き卵に【A】を混ぜ、油を熱 したフライパンで炒めてスクランブルエッグにする。
【3】ハムときゅうりは5mm角に切る。きゅうりは塩もみし て汁けを絞る。
【4】【2】に【3】を混ぜて【1】のポケッ トに詰め、お好みで耳をカ ットし、半分に切る。
教えてくれたのは
ほりえさちこさん
栄養士、フードコーディネー ター、飾り巻き寿司インストラクター1級。男の子のママ。育児経験を生かした簡単で栄養バランスのとれた料理やかわいい レシピが人気。
『ベビーブック』2017年4月号
野菜をたっぷり摂れるホットサンドレシピ
【1】クロックムッシュ
忙しい朝の強い味方!野菜がたっぷり入ったサンドで食べ応えも栄養も大満足!
◆材料
(大人2人分+子ども2人分)
ゆでたほうれん草 1.5カップ(150g)
食パン(8枚切り) 6枚
【A】
ツナ缶(油をきる) 1缶(80g)
しょうゆ 少々
スライスチーズ 3枚
バター 大さじ1.5
※子ども用は手で持ちやすく切る。
◆作り方
【1】ほうれん草は再び水けをしぼって短く切り、【A】を加えて混ぜる。
【2】食パン2枚で【1】の1/3量とスライスチーズ1枚をサンドする。同様にもう2セット作る。
【3】フライパンにバターを熱して溶かし、【2】を入れてバターをすべて吸わないうちに、すぐに返す。中火でこんがり焼けたら再び返してヘラで押しながら裏側もこんがり焼く。
◆ポイント
ほうれん草は加熱してストックしておくと便利!ペーパーを敷いておくと傷みにくい。
■下ごしらえのやり方
ほうれん草2束は3㎝の長さに切る。たっぷりの熱湯に軸から入れ、ひと混ぜして葉を入れて1分ゆでる。水にとってよく冷まし、ギュッとしぼってキッチンペーパーを敷いた密閉容器にほぐしながら入れる。
教えてくれたのは
ほりえさわこさん
祖母の故・堀江泰子先生、母のひろ子先生と3代にわたって料理研究家。明るいお人柄と、ラクしておいしく作るアイディア豊富なレシピが人気。幼い姪っ子から祖父まで、みんないっしょに食卓を囲んでいる。
『ベビーブック』2017年12月号
【2】カレーチキンのセルフサンド
彩が良くピクニックやパーティーのもてなし料理としても喜ばれそうな一品。自分でパンにくるっと巻いて、オリジナルサンドを召し上がれ♪
◆材料
(6人分目安)
鶏もも肉 小2枚(400g)
【A】
塩、粗びき黒こしょう 各少々
カレー粉 小さじ1/2
オリーブオイル 小さじ1
【B】
しょうゆ 大さじ1と1/2
はちみつ 大さじ1と1/2
サンドイッチ用食パン 18枚
きゅうり 1本
サラダ菜 7~8枚
トレビス(なければレタス) 2~3枚
トマト 小1個(80g)
ゆで卵 3個
プロセスチ ーズ(ポーションタイプ) 6個
パクチー 適量(なくても可)
◆作り方
【1】鶏肉は筋を切って【A】をまぶす。フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、肉の皮面を下にして3分ほど焼く。こんがりしたら返し、フタをして弱火で7分ほど蒸し焼きにする。フライパンの余分な油をペーパータオルで拭き取り、【B】を混ぜて加え、よく絡める。粗熱が取れたら食べやすく切る。
【2】食パンは麺棒で薄くのばす。
【3】きゅうりは斜め切り、サラダ菜、トレビスは食べやすくちぎる。トマトは薄いくし形切り、ゆで卵は縦に4等分に、チ ーズは半分に切る。パクチーは3~4cmに切る。
【4】【2】に【1】と【3】を好みでのせ、巻きながら食べる。
教えてくれたのは
市瀬悦子さん
フードコーディネーター。料理研究家。「おいしくて、作りやすい家庭料理」をテーマに、書籍、雑誌、テレビ、企業のメニュー開発など幅広く活躍。NHK(Eテレ)の食育番組の料理監修など、子ども向けの料理提案も多数行っている。
『めばえ』2016年8月号