薬の収納方法、ズボラでもできるやり方はある?
薬は、専用のボックスに収納していても、いつしかぐちゃぐちゃになってしまうことが多く、必要な時にすぐに取り出せないのが難点。しかし、アイデア次第ですっきり収納することができますよ。さっそく薬の収納方法を見ていきましょう!
薬の収納場所と注意点
薬の収納場所は、いざというときにすぐに取り出せる場所がベスト。どんな場所がよいのか、また注意点もあわせて解説していきます。
リビング
リビングは、家族みんなが集う場所です。ここに薬を収納しておけば、必要なときにすぐに取り出せて便利です。注意したいのは、小さなお子さんがいる場合、いたずらされてしまうこと。なるべく子どもの手の届かない場所や扉の中などに薬を置くようにしてください。
キッチン
キッチンも家族の共有スペース。そのため、薬の置き場所としてもおすすめです。キッチンの引き出しや、食器棚などに収納するとよいでしょう。
寝室
寝室の薬を置くと、使いたいときに取り出しにくく、家族と共有しにくいです。ただし、小さなお子さんがいる家庭なら、寝室での収納もあり! 子どもが誤って薬を口に入れたり、いたずらすることが少ないでしょう。
薬の収納方法と注意点
病院でもらう薬や市販薬など、薬別に収納方法と注意点を解説していきます。
病院でもらう薬は処方箋袋のままで
病院でもらう薬は、処方箋袋のまま収納するほうがよいでしょう。処方箋袋には、いつ、何錠飲むのか記載されているからです。かごやふたのないボックスなどに収納すれば、取り出しやすくなりますよ。
市販薬は箱から出すと◎
市販薬は箱が大きく、取り出しにくいのが難点です。収納するにもかさばってしまいます。そんなときには、箱から薬を出し、ジッパーバッグなどに詰め替えるのがおすすめ。説明書もいっしょに入れておきましょう。
詰め替えないなら仕切りを活用
ピルケースや小さな収納ケースなどに詰め替えるのは意外と面倒なもの。そんなときには、高さ・幅のある箱に、仕切りを使ってそのまま収納するのが吉。楽かつ、きれいに収納できます。
毎日飲む薬は見える収納を
毎日飲む薬は、飲み忘れを防ぐために、見える収納のほうがよいでしょう。たとえば、カレンダー式の収納ポケットを使ったり、「朝」「夜」など飲む時間で分けて収納します。また、1回分ずつに切り離したり、飲む分量ごとにピルケースに入れるのもおすすめです。
アイテム別・薬の収納アイデア
薬を収納するときには、アイテムを使うとグンと収納しやすくなります。ここでは、SNSで見つけたアイテム別の収納アイデアをご紹介しましょう。
引き出しは小物ケースを使って整理
引き出しを開けたら、パッと見てどこになにがあるかわかるように、きれいに収納されています。収納のコツは、小物ケースを使って、種類別に分けること。これなら、必要なときにすぐに取り出せますね。
棚の扉裏にケースをつけて
棚の扉裏に、スポンジポケットを粘着テープで貼り付けるアイデア。このスポンジポケットは、薬の収納にぴったりなのだとか。
自分専用お薬トレイ
家族全員にトレイを用意し、そこに自分の薬を入れて管理しています。これなら、ほかの人の薬を誤って飲むこともなく、必要な薬をすぐに取り出せますね。
人気メーカー&100均・薬の収納アイデア
無印、ニトリ、イケアなどの人気メーカーや、100均ショップにも薬の収納にぴったりのアイテムが! どんなアイテムに収納しているのか、見てみましょう。
無印「evaケース」
無印良品のevaケースに薬やマスク、お薬手帳を収納するアイデアです。ケースにラベリングすることで、何が入っているか見やすくなっています。
イケア「リーサトルプ」
イケアのおしゃれなバスケットに、薬を収納。お部屋のインテリアにもなじんでいます。
山崎実業「Tower」
山崎実業の人気シリーズ「tower」の救急箱。取っ手がついているから、持ち運びもしやすい! 薬は説明書といっしょにジッパー袋に入れて、コンパクトに収納されています。
カインズ「skitto」
カインズオリジナルの整理収納小物ケース「skitto」を使って薬を収納しています。ポイントは、市販薬の箱の上部分を斜めにカットして、そのまま収納していること。こうすることで、取り出しやすくしています。
100均「くつした整理カップ」
引き出しに薬を収納するときにおすすめのアイテムが「くつした整理カップ」。チューブタイプの薬なども倒れることなく立てて収納でき、便利です。
アイテムを使ってすっきり薬収納!
薬は、必要なときにさっと取り出せるよう、収納しておくことが大切です。さまざまなアイテムを上手に使って、きれいに収納しましょう。
文・構成/HugKum編集部