今回はDAISO(ダイソー)「わたぐも」をピックアップ!
商品名と、ふわふわの綿菓子や雲のような見た目から、どんなものかすぐには想像がつきませんよね。実はこれ、油吸収シートなんです。ぐんぐん油を吸ってくれて、面倒くさい油汚れの掃除に便利な「わたぐも」を紹介します。
DAISOの「わたぐも」がかなり使える!
揚げ物をした後や、焼き肉で油ハネした後のキッチン用具やコンロ周りの掃除って面倒ですよね。それがネックで、揚げ物を家ではしないという人も…。
「わたぐも」はふわふわのかわいい見た目なのに、少量でたくさんの油を吸ってくれる油吸収シートで、ささっと油汚れを掃除するのにぴったりなんです。そんな「わたぐも」の便利な使い方を紹介します!
「わたぐも」の特徴と使い方
まずは「わたぐも」の特徴や便利な使い方を見ていきましょう。
特徴
「わたぐも」は黄色が特徴のパッケージに、ふわふわのわたが12g入っています。お店ではキッチン掃除用品のコーナーに置いてあります。材質はポリプロピレンで、ナノ技術で極細繊維に加工してあります。触った感じはふわふわしているものの密度が高く、荒れた手で触るとささくれに繊維が引っかかるくらいきめが細かいのが特徴です。この特殊構造が油をぐんぐん吸ってくれるんです!「わたぐも」は12gで50倍の約600mlの油を吸収することができます。必要な分だけちぎって使えるので、少量でもささっと使えて便利ですよ。
「わたぐも」にはいくつか注意事項があります。耐熱温度が80℃なので使ったばかりの熱い油には使用できません。少し冷ましてから使用してください。ポリプロピレンの粉末は吸い込みすぎると健康を害する可能性があるため、「わたぐも」をたたいて粉を舞わせたり、匂いをかいだりするのは控えてください。
その他、パッケージの裏面の注意書きを読んで安全に使いましょう。
「わたぐも」で調理後のギトギト油をぐんぐん吸収!
揚げ物や炒め物の後のフライパンに残った油の掃除って、本当にたいへんですよね。吸い取ったつもりでも、油が残っていると洗剤で洗ってもベトベトが落ちずに、結局二度洗いなんてことも。
残った油は「わたぐも」を使って吸い取りましょう! 油の量に合わせて「わたぐも」を適当にちぎって吸い取ればフライパンを洗うのも楽チンに! ポイントはちぎった「わたぐも」を軽くほぐしてから使うことです。ほぐすことでより油を吸収しやすくなります。白かった「わたぐも」が透明になったら、油を吸った合図です。吸い取った後も油が垂れることがないので、そのまま処理が簡単。可燃ゴミで捨てて処理できますよ。(各自治体の指示に従って処分しましょう)
アウトドアも「わたぐも」でらくらく掃除!
キャンプ人気が続いていますが、キャンプで面倒なことのひとつが後片付けですよね。肉料理やおしゃれキャンプの定番アヒージョなど、アウトドアメニューには油がつきものです。自然の中にゴミを残さないためにも、終わった後はきちんと片付けたいもの。アウトドアでも「わたぐも」を使って楽に油汚れを片付けましょう。軽くて少量でたくさん油を吸う「わたぐも」なら、アウトドアでも荷物にもならずに使い勝手バツグンです!
「わたぐも」でキッチン周りの油ハネもらくらく掃除
焼き肉や揚げ物料理の後、後片付けが面倒なのはフライパンだけではありません。コンロ周りの油ハネが、実は一番やっかいだったりします。そんな時は「わたぐも」をちょっとちぎって拭くだけで油っぽさがなくなりますよ。「わたぐも」で拭いた後ダスターで仕上げ拭きすれば、何度も拭かなくて済みます。ホットプレートを使って焼き肉をした後のダイニングテーブルやホットプレートのふち、フライパンのふたのベトベトも「わたぐも」で油を軽く拭き取ると、億劫な片付けがちょっと楽になりますね!
「わたぐも」ケースに入れてかわいく活用
「わたぐも」は袋に入って販売されています。そのまま保管していると、取り出すときに袋のシール部分にふわふわが引っかかったりして、出すのに手間がかかることも。
「わたぐも」はかわいいふわふわの見た目を活かしてぜひ、見せる収納で保管しましょう!100円ショップのケースや瓶に入れてキッチンの隅に置いておけば、見せる収納に! 必要なときに片手でスッと取り出すことができます。あらかじめ適当な大きさにちぎって軽く丸めておくと、さらに取り出しやすいですよ。使うときにちょっとほぐせば大丈夫。コンロ周りに置く際は、熱くなりすぎない場所を選ぶなど注意しましょう。
「わたぐも」の意外な使い方
「わたぐも」はご紹介した他にも、便利な使い方があるんです!
意外と思いつかない使い方を紹介します。
「わたぐも」で皮脂汚れもスッキリ
料理中、キッチン周りにタブレットやスマホを置いていたら、油ハネでベタベタに。他にも、気づいたら子どもの手の跡がべっとり画面についていた、なんてことありますよね。ベタベタすぎると、マイクロファイバータオルなどで拭いても汚れが逆に広がって、キレイになるまで時間がかかってしまうことも。そんな時は「わたぐも」をほんの少しちぎって、軽く油汚れを拭き取ってみてください。その後で仕上げ拭きをすれば、画面がピカピカになります。
拭くときに細かい繊維が画面に残ることがありますが、仕上げ拭きをすれば問題ありません。油汚れの掃除に便利な「わたぐも」は、皮脂汚れの掃除にも大活躍なんです!画面にフィルムを貼っていないなど、「わたぐも」を使う前には画面に傷がつかないか隅などで試し拭きをして、確認してから使ってください。
「わたぐも」でめんどうな油の後処理を楽に!
少しの量で驚くほど油を吸ってくれる「わたぐも」。見た目もお菓子や雲みたいでかわいいので、使うのも楽しくなりますよね!
後処理がめんどうで敬遠したくなる揚げ物や焼き肉も、「わたぐも」で楽に掃除できるならもっと気軽にできる気がしてきます。「わたぐも」を上手に使って掃除を楽に!おうちで揚げ物料理のレパートリーを増やしましょう!
文・写真/松本亜希子