主婦の間で話題になった「吸水スポンジ」。ホームセンターなどで買うと300円〜600円ほどしますが、サイズによっては安くないので、水を拭くだけと思うと買うのを迷う人もいるのでは? 100円ショップなら色や形も様々、もちろん100円で買えるので、気軽に使い始めることができるんです。そんな「吸水スポンジ」の便利な使い方についてご紹介します!
100円ショップの「吸水スポンジ」がかなり使える!
ササっと水を吸収して、めんどうな水回り掃除の救世主といえるほど便利なんです! きちんとさんからズボラさんまで楽しく掃除ができる使い方や、意外な使い方まで紹介します。「吸水スポンジ」で、めんどくさい家事を楽しい家事に変えちゃいましょう!
「吸水スポンジ」の特徴と使い方の手順
まずは「吸水スポンジ」の特徴や、便利な使い方を見ていきましょう。
特徴
「吸水スポンジ」はPVAという樹脂でできていて、吸水性に優れています。ダイソーやセリア、キャンドゥなどで買うことができます。
セリアは長いサイズや小さめのサイズで3個入りのもの、ダイソーは女性の手にちょうどいいサイズのもので200ml水を吸うもの、キャンドゥは雲の形のものなど、ショップごとにサイズやカラーが異なります。
キャンドゥの「吸水スポンジ」は色や形がかわいいので洗面台やキッチンにそのまま置いても見た目が気にならず、いちいちしまう必要がないためズボラさんにもおすすめです。
ドリンクをこぼしてもササっと拭き取れる!
吸水スポンジの使い道でまず頭に浮かぶのは、飲み物や水をこぼした時の拭き取りではないでしょうか?大体の商品が、200mlほどなら一度に吸い取ることができます。吸い取って絞るという作業の回数が、雑巾よりも少なくて済むのがいいところ。サッと吸い取るので、コーヒーのような色の濃いものもカーペットに着色する前に大部分が吸い取れます。牛乳やコーヒーを吸い取ったあとの手入れも、水ですすぐだけ。臭いが気になる方は、食器洗剤を薄く溶いた水ですすげば気になりません。
窓拭きを時短!結露も吸い取る吸水スポンジ
窓掃除を雑巾でしたとき、きちんと絞れていないと水跡が残ってしまうことありますよね。その後、さらに乾拭きをしたりとめんどうな作業も、「吸水スポンジ」を使えば、水の跡も残らずきれいに拭き取れます。結露も吸水スポンジでサッと拭くことができますよ。
我が家には1歳の子どもがいるのですが、子どもの背丈の高さには指紋がべったり! そんなときはよく絞った吸水スポンジで窓を拭くと、きれいに指紋を取ることもできちゃいます! 力を入れずに簡単に拭き取れるので、ぜひ試してみてください。
スポンジの角を使ってサッシの水も全吸収!
角に水が残って、布だと拭き取りにめんどうなサッシの掃除も「吸水スポンジ」で拭き取れば簡単!スポンジの角をサッシの角にピッタリと沿わせれば、1回滑らせるだけで角に水が残ることもなくきれいに拭き取れます。一度で拭きとれるのが楽しくて、めんどうだと後回しにしていたサッシの掃除が嫌じゃなくなりますよ。
手順4:洗車の拭き上げにも使おう!
家で洗車してもガソリンスタンドの洗車機で洗車しても、めんどうくさいのが拭き上げ作業です。「吸水スポンジ」なら水滴の部分に置くだけで水を吸い取るので、拭き上げるときの摩擦で車に細かい傷がつくのが気になる、という繊細な方にもおすすめです。
筆者はトランクに”置き吸水スポンジ”をしていて、洗車機での洗車後、残った水滴を拭き取るのに重宝しています。
お風呂やキッチンの水アカ、カビ対策に!
水回りの水アカ、カビを防ぐには湿気を残さないこと。お風呂やキッチン、洗面所を毎回拭き上げている方には「吸水スポンジ」がとってもおすすめ。
我が家はお風呂場の水切りに、普段スクレイパーを使っています。スクレイパーではうまく水が切れなかった細かい部分を「吸水スポンジ」で拭き上げるようになってから、水アカやウロコ汚れが減ってストレスがなくなりました。できてしまうと厄介な水アカやカビも、「吸水スポンジ」ならお風呂を上がる前にササっと、洗い物終わりにササっと、ついでに簡単に使えるのでおすすめです。
「吸水スポンジ」の意外な使い方
掃除だけじゃない!「吸水スポンジ」の便利な活用法、意外な使い方を紹介します。
お好みサイズがないならカットしよう
水回りに置いておきたいけどサイズがちょっと大きい、もう少し小さいサイズがいいな、と思っている方は、好みのサイズに切って使うのもアリです。市販のものはサイズにあまりバリエーションがないので、自分好みに切って使いましょう。弾力があるのでカッターよりハサミで切るのがおすすめです。
細かく切ったものを蛇口の脇にちょこっと置けば、水滴を拭き取るのに便利です。内側を丸くくりぬいて蛇口にはめれば、蛇口を伝う水滴を吸いとるのにも使えます。
子どものおもちゃに
密度の高い「吸水スポンジ」は手触りがスクイーズにも似ているので、子どものおもちゃにもなっちゃいます。水遊びが大好きな我が子は、カットした吸水スポンジに水を吸わせて握って絞って、と水遊びのアイテムとして楽しんでいます。遊び終わったあとには、おもちゃの水滴を吸い取るのにも使えて便利ですよ。
気軽に取り入れられる、100円ショップの吸水スポンジ
気持ちいいくらい水を吸い取るので、水回りの掃除が楽しくできる「吸水スポンジ」。使い込んで汚れが落ちなくなっても、100円なら罪悪感なく新しいものに交換できるのもメリットのひとつです。「吸水スポンジ」をうまく使って、敬遠していた家事を楽しいものに変えちゃいましょう!
文・写真/松本亜希子 構成/HugKum編集部